C#のStackクラスとは?使い方と基本操作をわかりやすく解説
C#のStackクラスは、要素を「後入れ先出し(LIFO:Last-In, First-Out)」の形式で管理するためのコレクションです。最後に追加した要素が最初に取り出されるという特性を持つため、履歴管理や元に戻す(Undo)処理など、特定の順序でデータを扱いたい場面で活用されます。
Stackの基本操作:Push と Pop
Stackでは、要素を追加することを「プッシュ(Push)」、要素を取り出すことを「ポップ(Pop)」と呼びます。
- Push:スタックの一番上に新しい要素を追加する
- Pop:スタックの一番上から要素を取り出して削除する
Stackクラスの使用例
まず、Stackに要素を追加するコードを見てみましょう。
Stack st = new Stack();
st.Push('H');
st.Push('I');
st.Push('J');
st.Push('K');
st.Push('L');
この例では、文字 'H' から 'L' までの5つの要素を順番にPushしています。StackはLIFO構造のため、後に追加した要素ほど先に取り出されます。
要素数を取得する
Stack内の現在の要素数は、Countプロパティを使って確認できます。
Console.WriteLine("Count: " + st.Count);
完全なサンプルコード
ここまでの内容をまとめた完全なコードが以下です。
using System;
using System.Collections;
namespace Demo {
class Program {
static void Main(string[] args) {
Stack st = new Stack();
st.Push('H');
st.Push('I');
st.Push('J');
st.Push('K');
st.Push('L');
Console.WriteLine("Count: " + st.Count);
}
}
}
実行結果
Count: 5
5つの要素をPushしたため、Countプロパティの出力は「5」となります。なお、この例では非ジェネリックの System.Collections.Stack を使用していますが、型安全なコードを書く場合は Stack<char> のようなジェネリック版(System.Collections.Generic 名前空間)の利用も検討するとよいでしょう。
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