C#でTask(タスク)を開始するさまざまな方法
C#で非同期処理を実装する際に欠かせないのが Task クラスです。タスクの開始方法は1つに限らず、状況や好みに応じて複数の記述方法から選択できます。この記事では、代表的な3つの方法をコード例とともにわかりやすく解説します。
1. デリゲートを使ってタスクを開始する
Task のコンストラクタにデリゲートを渡してインスタンスを生成し、Start() メソッドを呼び出して実行する方法です。処理の内容を明示的に分けて書きたい場合に有効です。
Task t = new Task(delegate { PrintMessage(); });
t.Start();
2. Task.Factory を使ってタスクを開始する
Task.Factory.StartNew() メソッドを使用すると、タスクの生成と開始を1行で同時に行えます。コードが簡潔になるのが大きなメリットで、従来からよく使われている定番の手法です。
Task.Factory.StartNew(() => {Console.WriteLine("Welcome!"); });
3. ラムダ式を使ってタスクを開始する
コンストラクタの引数としてラムダ式を直接渡す書き方も可能です。匿名メソッドよりも記述が短く、可読性の高いコードになります。
Task t = new Task( () => PrintMessage() ); t.Start();
補足:Task.Run という選択肢も
.NET Framework 4.5 以降では、さらにシンプルに記述できる Task.Run() メソッドが推奨される場面も多くなっています。
Task t = Task.Run(() => PrintMessage());
プロジェクトで使用している .NET のバージョンやコーディング規約に応じて、最適な方法を選択しましょう。いずれの方法でも、タスク内で実行したい処理を指定するという基本的な考え方は共通しています。
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