C#で整数を文字列に変換するさまざまな方法を徹底解説
C#プログラミングにおいて、整数(int型)の値を文字列(string型)に変換する場面は非常によくあります。コンソールへの出力、ファイルへの書き込み、UIへの表示など、さまざまなシーンで必要となる基本的な操作です。
C#には整数から文字列への変換方法が複数用意されており、それぞれに特徴があります。この記事では、代表的な3つの方法をコード例とともにわかりやすく解説します。
1. ToString()メソッドを使う方法
最もシンプルで一般的なのが、int型が標準で持っているToString()メソッドを使用する方法です。
int a = 100; string str = a.ToString();
変数に対して直接呼び出せるため、コードが簡潔になり可読性も高いのが魅力です。数値を書式指定して変換したい場合にも対応できます。
int price = 12345;
string formatted = price.ToString("N0"); // "12,345" という形式になる
2. Convert.ToString()メソッドを使う方法
次に挙げられるのが、Convert.ToString()を使用する方法です。
int b = 50; string str2 = Convert.ToString(b); Console.WriteLine(str2);
Convertクラスは文字列以外にも、数値型同士の変換など幅広い型変換を提供するユーティリティクラスです。null許容型(int?など)を扱う場合、値がnullでも例外をスローせず空文字列を返すという点が、ToString()との大きな違いになります。
3. string.Format()メソッドを使う方法
string.Format()を使えば、書式指定しながら文字列へ変換できます。複数の値を組み合わせたメッセージを作成したい場合に便利です。
int c = 100;
string str3 = string.Format("{0}", c);
Console.WriteLine(str3);
プレースホルダー「{0}」に整数cが埋め込まれ、文字列として出力されます。
すべての方法をまとめたサンプルコード
以下は、3つの変換方法をひとつのプログラムにまとめた完全なサンプルです。
using System;
class Program {
static void Main() {
int a, b, c;
// 方法1: ToString()
a = 10;
string str = a.ToString();
Console.WriteLine(str);
// 方法2: Convert.ToString()
b = 50;
string str2 = Convert.ToString(b);
Console.WriteLine(str2);
// 方法3: string.Format()
c = 100;
string str3 = string.Format("{0}", c);
Console.WriteLine(str3);
}
}
実行結果
10 50 100
どの方法を選ぶべきか?
- ToString():単純な変換ならこれ一択。書式指定も柔軟に行えるため、最もよく使われます。
- Convert.ToString():null許容型を安全に扱いたい場合に有効です。
- string.Format():複数の値を1つの文字列に整形したい場合に便利です。
なお、C# 6.0以降では文字列補間($"")を使うことで、string.Format()よりもさらに直感的に記述できるようになりました。
int c = 100;
string message = $"値は {c} です";
Console.WriteLine(message); // 値は 100 です
用途に応じてこれらの方法を使い分けることで、より安全で読みやすいC#コードを書くことができます。
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