C#でジャグ配列(配列の配列)を初期化する方法を解説
ジャグ配列とは
ジャグ配列(Jagged Array)とは、「配列の配列」のことです。通常の多次元配列と異なり、各要素となる配列の長さを個別に設定できるのが特徴です。
int型のジャグ配列「marks」を宣言するには、次のように記述します。
int[][] marks;
宣言したジャグ配列は、以下のように初期化できます。
int[][] marks = new int[2][]{new int[]{92,93,94},new int[]{85,66,87,88}};この例では、marks は「整数型の配列を2つ持つ配列」となります。各内部配列の構成は次のとおりです。
- marks[0] … 3つの整数を持つ配列
- marks[1] … 4つの整数を持つ配列
このように、ジャグ配列では各行(内部配列)ごとに異なる要素数を持たせることが可能です。
サンプルコード
以下は、3つの整数型配列からなるジャグ配列を作成し、その要素を順番に出力するサンプルプログラムです。
using System;
namespace Demo {
class Program {
static void Main(string[] args) {
/* 整数型配列3つからなるジャグ配列 */
int[][] a = new int[][]{new int[]{0,0},new int[]{1,2},new int[]{2,4} };
int i, j;
/* 各配列要素の値を出力する */
for (i = 0; i < 3; i++) {
for (j = 0; j < 2; j++) {
Console.WriteLine("a[{0}][{1}] = {2}", i, j, a[i][j]);
}
}
Console.ReadKey();
}
}
}実行結果
a[0][0] = 0 a[0][1] = 0 a[1][0] = 1 a[1][1] = 2 a[2][0] = 2 a[2][1] = 4
ポイントまとめ
- ジャグ配列は
int[][]のように、角括弧を重ねて宣言します。 - 初期化時には各内部配列のサイズや要素を個別に指定できます。
- 要素へのアクセスは
a[i][j]の形式で行います。
-
C#で配列を宣言する方法とは?基本構文とサンプルコードを解説
C#で配列を宣言するには、次の構文を使用します。 datatype[ ] 配列名; それぞれの構成要素の意味は以下のとおりです。 datatype … 配列に格納する要素のデータ型を指定します。 [ ] … この変数が配列であることを示します。 配列名 … 配列につける名前を指定します。 たとえば、double型の配列「balance」を宣言する場合は次のように書きます。 double[ ] balance; なお、この段階では配列の実体(メモリ領域)はまだ確保されていません。実際に要素を格納するには、new演算子を使って配列をインスタンス化し、要素数を指定する必要があります。 続いて、
-
Java 9のJShellで配列を初期化・操作する方法を徹底解説
JShellは、Java 9から導入されたコマンドラインツールであり、簡単な文や式、クラス、メソッド、変数などを入力すると、その評価結果を即座に出力してくれる便利な機能です。 Javaにおける配列もまたオブジェクトの一種です。配列を使用するには、まず宣言を行い、その後に生成(インスタンス化)する必要があります。整数型の配列を格納する変数を宣言する場合は、「int[] array」のように記述します。なお、配列のインデックスは「0」から「配列の長さ - 1」までの範囲となる点に注意しましょう。 以下のコードスニペットでは、インデックスを使って配列から特定の要素を取得する方法を示しています。要素へ