Java 9のJShellで配列を初期化・操作する方法を徹底解説
JShellは、Java 9から導入されたコマンドラインツールであり、簡単な文や式、クラス、メソッド、変数などを入力すると、その評価結果を即座に出力してくれる便利な機能です。
Javaにおける配列もまたオブジェクトの一種です。配列を使用するには、まず宣言を行い、その後に生成(インスタンス化)する必要があります。整数型の配列を格納する変数を宣言する場合は、「int[] array」のように記述します。なお、配列のインデックスは「0」から「配列の長さ - 1」までの範囲となる点に注意しましょう。
以下のコードスニペットでは、インデックスを使って配列から特定の要素を取得する方法を示しています。要素へのアクセスにはインデックス演算子「[]」を使用します。例えば、式「marks[0]」は、配列marksのインデックス0に格納されている最初の要素を参照することになります。
スニペット1:配列の宣言と要素へのアクセス
jshell> int[] marks = {80, 75, 95};
marks ==> int[3] { 80, 75, 95 }
jshell> marks[0]
$2 ==> 80
jshell> marks[1]
$3 ==> 75
jshell> marks[2]
$4 ==> 95
jshell> int sum = 0;
sum ==> 0
jshell> for(int mark:marks) {
...> sum = sum + mark;
...> }
jshell> sum
sum ==> 250
この例では、拡張for文(for-each文)を使って配列内のすべての要素を合計し、結果として250が出力されています。
次のコードスニペットでは、8つのint値を格納できる配列を作成し、forループを使って配列を反復処理しながら、各要素の値を出力する方法を示しています。
スニペット2:forループによる配列の反復処理
jshell> int[] marks = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8};
marks ==> int[8] { 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 }
jshell> marks.length
$1 ==> 8
jshell> for(int i=0; i < marks.length; i++) {
...> System.out.println(marks[i]);
...> }
1
2
3
4
5
6
7
8
ここでは「marks.length」で配列の長さを取得し、それを条件にループ処理を行うことで、すべての要素を順番に表示しています。
最後のコードスニペットでは、異なる型の配列が初期化される際のデフォルト値を確認できます。int型は「0」、double型は「0.0」、boolean型は「false」、オブジェクト型は「null」でそれぞれ自動的に初期化されます。
スニペット3:型ごとのデフォルト初期値の確認
jshell> int[] marks = new int[5];
marks ==> int[5] { 0, 0, 0, 0, 0 }
jshell> double[] values = new double[5];
values ==> double[5] { 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0 }
jshell> boolean[] tests = new boolean[5];
tests ==> boolean[5] { false, false, false, false, false }
jshell> class Person {
...> }
| created class Person
jshell> Person[] persons = new Person[5];
persons ==> Person[5] { null, null, null, null, null }
このようにJShellを活用すれば、配列の宣言・初期化・要素アクセス・反復処理といった基本操作を、コンパイルや実行環境を整えることなく手軽に試すことができます。Javaの学習や動作確認にぜひ活用してみてください。
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