【初心者向け】C#のreturnステートメントの使い方を徹底解説!
returnステートメントとは?
returnステートメントは、メソッドから値を返すために使用されます。プログラムがメソッドを呼び出すと、プログラムの制御はそのメソッドへと移ります。呼び出されたメソッドは定義された処理を実行し、returnステートメントが実行された時点、またはメソッド本体の末尾にある閉じ波括弧「}」に到達した時点で、制御は呼び出し元のメインプログラムへと戻されます。
以下は、C#におけるreturnステートメントの基本的な使い方を示すコード断片です。この例では、数値の階乗を計算し、その結果をreturnステートメントで呼び出し元に返しています。
while (n != 1) {
res = res * n;
n = n - 1;
}
return res;完全なサンプルコード
それでは、returnステートメントを使用した完全なプログラム例を見てみましょう。MainメソッドからFactorialクラスのdisplayメソッドを呼び出し、戻り値を受け取ってコンソールに出力します。
コード例
using System;
namespace Demo {
class Factorial {
public int display(int n) {
int res = 1;
while (n != 1) {
res = res * n;
n = n - 1;
}
return res;
}
static void Main(string[] args) {
int value = 5;
int ret;
Factorial fact = new Factorial();
ret = fact.display(value);
Console.WriteLine("Value is : {0}", ret);
Console.ReadLine();
}
}
}実行結果
Value is : 120
ポイントまとめ
・returnステートメントは、メソッドの処理結果を呼び出し元に渡すために使います。
・returnが実行されると、その時点でメソッドの処理は終了し、制御が呼び出し元に戻ります。
・戻り値を持つメソッドでは、メソッドの宣言時に指定した型(上記の例ではint)と一致する値を返す必要があります。
・戻り値がないvoidメソッドの場合は、「return;」のように値なしで記述するか、省略することも可能です。
このように、returnステートメントを正しく理解することで、メソッド間でのデータ受け渡しがスムーズになり、より柔軟で再利用性の高いプログラムを書けるようになります。
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