JavaScriptのthrowステートメントの使い方と例外処理の基本
throwステートメントとは
JavaScriptでは、throwステートメントを使用することで、組み込みの例外や独自に定義したカスタム例外を意図的に発生させることができます。投げられた(スローされた)例外は、後からtry...catch構文で捕捉でき、エラーの内容に応じた適切な処理を実行できます。
基本的な構文
throw 式;throwで投げられるのは文字列だけではなく、数値・真偽値・オブジェクトなど任意の式を指定できます。ただし実務では、エラーメッセージやスタックトレースなどの詳細情報を持たせられるErrorオブジェクト(例:throw new Error("メッセージ"))を使用するのが推奨されています。
サンプルコード
以下のコードでは、除算を実行する前に除数が0かどうかをチェックし、0であればthrowによって例外を発生させています。発生した例外はcatchブロックで捕捉され、アラートとしてエラーメッセージが表示されます。実際にブラウザで実行して動作を確認してみてください。
<html>
<head>
<script>
<!--
function myFunc()
{
var a = 100;
var b = 0;
try {
if ( b == 0 ){
throw( "ゼロによる除算エラーです。" );
} else {
var c = a / b;
}
}
catch ( e ) {
alert("エラー: " + e );
}
}
//-->
</script>
</head>
<body>
<p>次のボタンをクリックすると結果が表示されます:</p>
<form>
<input type = "button" value = "クリックしてください" onclick = "myFunc();" />
</form>
</body>
</html>
押さえておきたいポイント
throwは文字列・数値・オブジェクトなど、任意の値を例外として投げることができます。- 投げられた例外を
try...catchで捕捉しなかった場合、プログラムはその時点で中断されます。 - デバッグやログ出力を考慮すると、単純な文字列ではなく
Errorオブジェクトを投げるのがベストプラクティスです。 - 必ず実行したい後処理がある場合は、
finallyブロックを併用すると便利です。
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