HTML DOM の flexDirection プロパティとは?構文と使い方を実例付きで解説
HTML DOM の flexDirection プロパティは、フレックスコンテナ内の子要素(フレックスアイテム)をどの方向に配置するかを設定・取得するためのスタイルプロパティです。CSS の flex-direction プロパティに対応しており、JavaScript から動的にレイアウトの向きを変更したい場合に活用できます。
flexDirection プロパティの構文
flexDirection プロパティを設定する際の基本的な構文は以下のとおりです。
object.style.flexDirection = "row | row-reverse | column | column-reverse | initial | inherit"
指定できる値の一覧
flexDirection プロパティには、以下の値を指定できます。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| row | フレックスアイテムを水平方向(左から右)に並べて表示します。デフォルト値です。 |
| row-reverse | フレックスアイテムを水平方向に並べますが、row とは逆の順序(右から左)で表示します。 |
| column | フレックスアイテムを垂直方向(上から下)に並べて表示します。 |
| column-reverse | フレックスアイテムを垂直方向に並べますが、column とは逆の順序(下から上)で表示します。 |
| initial | このプロパティを初期値(row)に戻します。 |
| inherit | 親要素のプロパティ値を継承します。 |
flexDirection プロパティの使用例
ここでは、ボタンをクリックすると JavaScript によってフレックスの方向が「column-reverse」から「row-reverse」に切り替わるサンプルを紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
#demo {
box-shadow: 0 0 0 3px #a323c3;
display: flex;
flex-direction: column-reverse;
}
#demo div {
margin: auto;
border: thin solid green;
}
</style>
<script>
function changeFlexDirection() {
document.getElementById("demo").style.flexDirection = "row-reverse";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "コンテナ div のフレックス方向が row-reverse に変更されました";
}
</script>
</head>
<body>
<div id="demo">
<div>1 <img src="https://www.tutorialspoint.com/images/3d.png"></div>
<div>2 <img src="https://www.tutorialspoint.com/images/blockchain.png"></div>
<div>3 <img src="https://www.tutorialspoint.com/images/css.png"></div>
<div>4 <img src="https://www.tutorialspoint.com/images/reactjs.png"></div>
</div>
<p>下のボタンをクリックすると、上のコンテナ div のフレックス方向が変更されます</p>
<button onclick="changeFlexDirection()">Change Flex Direction</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>
実行結果
ページを開いた直後は、フレックスアイテムが「column-reverse」の指定により垂直方向に逆順で並んで表示されます。

続いて、「Change Flex Direction」ボタンをクリックすると、次のように表示が変化します。

ボタンクリック後は flexDirection プロパティが「row-reverse」に変更され、フレックスアイテムが水平方向に逆順で並び直されます。このように、flexDirection プロパティを使えばユーザーの操作に応じて柔軟にレイアウトを切り替えることが可能です。
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