HTML DOM スタイルの counterIncrement プロパティの使い方を徹底解説
HTML DOM の counterIncrement プロパティは、1つ以上の CSS カウンターの値を増加または減少させるために使用されます。通常は counterReset プロパティや content プロパティと組み合わせて使われます。
counterIncrement プロパティの構文
counterIncrement プロパティを設定する際の基本的な構文は以下の通りです。
object.style.counterIncrement = "none|id|initial|inherit";
プロパティ値の一覧
設定できる各プロパティ値の意味は次の通りです。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| none | デフォルト値です。カウンターは増加しません。 |
| id number | 指定した id のカウンターを、与えられた数値だけ増加させます。デフォルトの増加値は 1 で、0 や負の値も指定可能です。 |
| initial | このプロパティを初期値に設定します。 |
| inherit | 親要素のプロパティ値を継承します。 |
counterIncrement プロパティの使用例
それでは、実際に counterIncrement プロパティを使ったサンプルコードを見てみましょう。この例では、リスト項目ごとにカウンターを 10 ずつ増加させて表示し、ボタンをクリックすると JavaScript によって増加値が 2 に変更される仕組みです。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
ul {
counter-reset: demo_var;
}
li::after {
counter-increment: demo_var 10;
content: " " counter(demo_var) ".";
}
</style>
<script>
function incrementCounterVal(){
document.getElementsByTagName("li")[0].style.counterIncrement="demo_var 2";
document.getElementById("Sample").innerHTML="カウンターの増加値が2に変更されました";
}
</script>
</head>
<body>
<ul>
<li>Demo =</li>
<li>Demo =</li>
<li>Demo =</li>
<li>Demo =</li>
<li>Demo =</li>
<li>Demo =</li>
</ul>
<p>下のボタンをクリックすると、上のリストのカウンター増加値が変更されます</p>
<button onclick="incrementCounterVal()">Increase Counter Value</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>
実行結果
ページを表示すると、各リスト項目の後ろにカウンターの値が付加されて表示されます。

「Increase Counter Value」ボタンをクリックすると、JavaScript によって最初の li 要素の counterIncrement 値が「demo_var 2」に変更され、メッセージが表示されます。

まとめ
counterIncrement プロパティを使うことで、CSS カウンターの増加値を動的に制御できます。連番の採番処理や独自のナンバリングを実装したい場合に非常に便利なプロパティなので、counterReset および content プロパティとあわせてぜひ活用してみてください。
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