HTML DOMスタイルのbackfaceVisibilityプロパティとは?使い方を徹底解説
backfaceVisibilityプロパティとは
backfaceVisibilityプロパティは、要素がユーザーに対して反転した際に、その裏面(背面)を表示するかどうかを指定するためのプロパティです。このプロパティは主に3D変換(transform)と組み合わせて使用され、要素を回転させたときに裏面を見せるか、それとも非表示にするかを制御します。
例えば、カードをめくるようなアニメーション効果を実装する際に、表面と裏面で異なるコンテンツを表示したいケースなどで、このプロパティが重要な役割を果たします。
構文(Syntax)
backfaceVisibilityプロパティを設定するための構文は以下の通りです。
object.style.backfaceVisibility = "visible|hidden|initial|inherit"
設定できる値
backfaceVisibilityプロパティには、以下の4つの値を指定できます。
| 番号 | 値と説明 |
|---|---|
| 1 | visible 要素の裏面を表示します。これがデフォルト値です。 |
| 2 | hidden 要素の裏面を非表示にします。 |
| 3 | initial このプロパティを初期値に設定します。 |
| 4 | inherit 親要素のプロパティ値を継承します。 |
サンプルコード
backfaceVisibilityプロパティを使用した具体的な例を見てみましょう。以下のコードでは、180度回転したdiv要素に対して、ボタンクリック時に裏面の表示状態を切り替えています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
position: relative;
height: 80px;
width: 80px;
background-color: lightgreen;
float: left;
text-align: center;
letter-spacing: 0.8px;
margin-bottom:10px;
}
#one {
transform: rotateY(180deg);
backface-visibility: visible;
}
p{
clear:both;
}
</style>
<script>
function visibilityChange(){
document.getElementById("one").style.backfaceVisibility="hidden";
document.getElementById("Sample").innerHTML="裏面の表示が非表示(hidden)に設定されました。";
}
</script>
</head>
<body>
<div id="one">Lateral Inversion</div>
<div>Lateral inversion</div>
<br>
<p>下のボタンをクリックすると、上のdiv要素の裏面の表示状態が変更されます</p>
<button onclick="visibilityChange()">CHANGE VISIBILITY</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

「CHANGE VISIBILITY」ボタンをクリックすると、backfaceVisibilityの値が「hidden」に変更され、要素の裏面が非表示になります。

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