HTMLのnavigator.geolocationプロパティとは?使い方とサンプルコードを解説
HTMLの navigator.geolocation プロパティは、ユーザーの現在位置情報を取得するための Geolocation オブジェクト を返します。このオブジェクトを利用することで、JavaScriptからユーザーの緯度・経度などの位置情報にアクセスできます。
基本構文
navigator.geolocation プロパティの書き方は以下のとおりです。
navigator.geolocation
Geolocationオブジェクトの主なメソッド
- getCurrentPosition():ユーザーの現在位置を1回だけ取得します。
- watchPosition():位置の変化を継続的に監視し、更新があるたびにコールバックを実行します。
- clearWatch():watchPosition() による監視を停止します。
なお、位置情報の取得にはユーザーの許可が必要です。ブラウザは初回アクセス時に許可を求めるダイアログを表示します。また、セキュリティ上の理由から、このAPIは HTTPS環境でのみ動作 することに注意してください。
サンプルコード
次の例では、「現在地を表示」ボタンをクリックすると、navigator.geolocation プロパティを使ってユーザーの緯度・経度を取得し、画面に表示します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<style>
body {
color: #000;
height: 100vh;
background: linear-gradient(62deg, #FBAB7E 0%, #F7CE68 100%) no-repeat;
text-align: center;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 20px;
width: 330px;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
margin: 1rem auto;
}
.show {
font-size: 1.2rem;
color: #fff;
}
</style>
<body>
<h1>HTML navigator geolocation デモ</h1>
<button class="btn" onclick="display()">現在地を表示</button>
<div class="show"></div>
<script>
function display() {
var userLocation = navigator.geolocation;
userLocation.getCurrentPosition(displayPosition);
}
function displayPosition(pos) {
document.querySelector(".show").innerHTML = "<p>緯度: " + pos.coords.latitude + "</p>" + "<p>経度: " + pos.coords.longitude + "</p>";
}
</script>
</body>
</html>
実行結果

ページ上の 「現在地を表示」 ボタンをクリックすると、ブラウザが位置情報の使用許可を求めます。許可すると、ユーザーの位置座標(緯度・経度)が画面に表示されます。

まとめ
navigator.geolocation プロパティを使えば、数行のコードでユーザーの位置情報を取得できます。地図アプリや店舗検索、天気情報サービスなど、位置情報を活用したWebアプリケーション開発の基礎として、ぜひ覚えておきましょう。エラー処理を行う場合は、getCurrentPosition() の第2引数にエラー時のコールバック関数を指定することも可能です。
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