HTMLのttタグとは?非推奨になった理由とkbdタグへの代替方法を解説
ttタグとは
HTMLの<tt>要素は、テレタイプ(等幅フォント)スタイルのテキストを表示するために使用されていた要素です。かつてはキーボード入力や端末操作などを表現する場面で利用されてきましたが、現在では非推奨(deprecated)の扱いとなっており、HTML5ではサポートされていません。
そのため、新しくWebページを作成する際には、代わりに<kbd>タグを使用することが推奨されています。
注意点
<tt>タグは最新のHTML規格ではサポートされていないため、新規コードでの使用は避けましょう。既存のソースコードに<tt>が含まれている場合は、<kbd>・<code>・<samp>など、意味的に適切なタグへ置き換えるのがベストプラクティスです。
ttタグの記述例
参考までに、ショートカットキーを<tt>要素で表示していた従来の記述例を紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>ショートカットキー</h2>
<p>以下のショートカットキーを使用できます:</p>
<p><strong>切り取り</strong>:<tt>CTRL</tt>+<tt>X</tt></p>
<p><strong>コピー</strong>:<tt>CTRL</tt>+<tt>C</tt></p>
<p><strong>貼り付け</strong>:<tt>CTRL</tt>+<tt>V</tt></p>
<p><strong>元に戻す</strong>:<tt>CTRL</tt>+<tt>Z</tt></p>
</body>
</html>
出力結果
ブラウザで表示すると、各ショートカットキーが等幅フォントで描画されます。たとえば「貼り付け」の部分は次のように表示されます。
CTRL + V
代替手段:kbdタグを使った書き方
HTML5以降では、キーボード入力を表すには<kbd>タグが適切です。先ほどの例を<kbd>に置き換えると、次のようになります。
<p><strong>切り取り</strong>:<kbd>CTRL</kbd>+<kbd>X</kbd></p>
<p><strong>コピー</strong>:<kbd>CTRL</kbd>+<kbd>C</kbd></p>
<p><strong>貼り付け</strong>:<kbd>CTRL</kbd>+<kbd>V</kbd></p>
<p><strong>元に戻す</strong>:<kbd>CTRL</kbd>+<kbd>Z</kbd></p>
用途別のおすすめタグ一覧
- <kbd>:ユーザーのキーボード入力を表す
- <code>:プログラムのソースコードを表す
- <samp>:プログラムやコンピュータの出力結果を表す
- <var>:プログラム中の変数を表す
また、単純に等幅フォントで表示したいだけであれば、CSSのfont-family: monospace;を指定する方法もあります。
まとめ
<tt>タグはかつて等幅テキストを表示するために使われていましたが、現在は非推奨であり、HTML5では利用できません。キーボード入力の表示には<kbd>タグ、コードの表示には<code>タグなど、目的に応じた適切な要素を使い分けるようにしましょう。
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