HTMLのdata-*属性を使ってページ・アプリ専用のカスタムデータを保存する方法
HTMLでは data-* 属性を使用することで、そのページやアプリケーションに固有のカスタムデータ(プライベートな情報)を要素に保存できます。JavaScriptなどからアクセスする必要のある補足的な値を、マークアップ上に直接埋め込める便利な仕組みです。
data-*属性の命名ルール
data-* 属性にはいくつかの決まりがあります。
- 必ず「data-」という接頭辞から始めること
- 属性名に大文字(A〜Z)は使用できないこと(すべて小文字で記述)
- 接頭辞の後に続ける名前は自由に設定できる(例:data-rank-type、data-user-id など)
実装例
以下のコードでは、リスト項目に data-rank-type 属性でポイント数を持たせ、クリックするとその値を取得して表示します。実際にブラウザで実行して動作を確認してみてください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<script>
function display(rank) {
var myRank = rank.getAttribute("data-rank-type");
alert("Rank " + rank.innerHTML + " has " + myRank + " points.");
}
</script>
</head>
<body>
<h1>Rank and Points</h1>
<p>Click on any rank to generate the details.:</p>
<ul>
<li onclick = "display(this)" id = "fifth" data-rank-type = "500">Fifth</li>
<li onclick = "display(this)" id = "sixth" data-rank-type = "600">Sixth</li>
</ul>
</body>
</html>
コードのポイント
この例では、JavaScript の getAttribute("data-rank-type") メソッドを使って、クリックされた要素からカスタムデータの値を取り出しています。モダンな書き方としては、より簡潔にアクセスできる dataset プロパティ(例: rank.dataset.rankType)も利用できます。
data-*属性を使うメリット
- HTMLの標準仕様に準拠した形で独自データを保持できる
- CSSの属性セレクタ(例: [data-rank-type="500"])と組み合わせてスタイリングにも活用できる
- 表示内容とデータを分離でき、JavaScriptとの連携がしやすくなる
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