HTMLのnovalidate属性とformnovalidate属性の違いを徹底解説!使い分けのポイントとは?
HTMLには、フォーム送信時に入力内容の検証(バリデーション)をスキップするための属性が2つ用意されています。それがnovalidate属性とformnovalidate属性です。どちらも「検証を回避する」という目的は同じですが、適用対象と動作のタイミングが異なります。
novalidate属性は<form>要素自体に指定し、フォーム全体の入力チェックを無効化します。一方、formnovalidate属性はtype="submit"のボタンに指定する属性で、そのボタンが押された場合のみ検証を行わずにフォームを送信できます。
HTML novalidate属性とは
novalidate属性は、フォーム送信時に入力値の検証を行わないことを示すための属性です。真偽値(Boolean)属性なので、記述するだけで有効になります。
この属性が特に役立つのは、「ユーザーに入力途中の状態を保存させたい」ケースです。バリデーションが無効になっていれば、未入力や形式不正の項目があってもフォームデータを保存でき、後で入力を再開してから改めて送信することが可能になります。
novalidate属性のコード例
以下のコードを実行すると、novalidate属性の動作を確認できます。<input type="number">フィールドに数値以外のテキストを入力しても、エラーが表示されずにそのまま送信される点に注目してください。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>HTML novalidate attribute</title> </head> <body> <form action = "" method = "get" novalidate> Team Name<br><input type = "name" name = "tname"><br> Team Rank<br><input type = "number" name = "trank"><br> <input type = "submit" value = "Submit"> </form> </body> </html>
HTML formnovalidate属性とは
formnovalidate属性は、1つのフォームに複数の送信ボタンがある場合に特に便利です。この属性を持つボタンがクリックされたときだけ、検証をスキップしてフォームが送信されます。
また、<form>>要素側でnovalidateが指定されていない通常のフォームでも、特定の送信ボタンにformnovalidateを付けることで、そのボタン経由の送信時に限り検証を無効化できます。つまり、ボタン単位で検証のON/OFFを制御できるのが大きな特徴です。
注意:formnovalidate属性はInternet ExplorerおよびSafariではサポートされていません。利用する際は対応ブラウザを確認しましょう。
formnovalidate属性のコード例
以下の例では、通常の「Submit」ボタンでは検証が行われますが、「Submit with no validation」ボタンを選択した場合は検証されずにフォームが送信されます。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>HTML formnovalidate attribute</title> </head> <body> <form action = "" method = "get"> Rank <input type="number" name="rank"><br> <input type="submit" value="Submit"><br> <input type="submit" formnovalidate="formnovalidate" value="Submit with no validation”> </form> </body> </html>
まとめ:2つの属性の違い
| 属性名 | 適用対象 | 主な用途 |
|---|---|---|
| novalidate | <form>要素 | フォーム全体の検証を常時無効化する(下書き保存など) |
| formnovalidate | type="submit"のボタン | 特定のボタンでのみ検証をスキップする |
このように、novalidateはフォームレベルで恒久的に検証をオフにしたい場合、formnovalidateは「下書きとして送信」「キャンセル扱いで送信」など、ボタンごとに挙動を変えたい場合に使うのが基本です。用途に応じて正しく使い分けましょう。
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