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SVGとHTML5 Canvasの違いとは?特徴・パフォーマンス・使い分けを徹底解説

SVGとは?

HTMLの<svg>要素は、SVGグラフィックを格納するためのコンテナです。SVGは「Scalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)」の略称で、ボックスや円、テキストなどの図形を定義するのに適しています。

SVGは、XMLを使用して2Dグラフィックスやグラフィカルなアプリケーションを記述するための言語であり、記述されたXMLはSVGビューアによって描画されます。現在では、主要なWebブラウザのほとんどが、PNGやGIF、JPGといった画像形式と同じようにSVGを表示できます。

HTML5 Canvasとは?

HTMLの<canvas>要素は、JavaScriptを使ってグラフィックを描画するために使用される要素で、こちらもグラフィックを格納するコンテナとして機能します。Canvasはピクセル単位で描画を行うため、動的でインタラクティブなグラフィックの生成に向いています。

SVGとHTML Canvasの比較

両者の主な違いを、以下の表にまとめました。

SVGHTML Canvas
拡張性(スケーラビリティ)に優れており、どの解像度でも高品質な印刷が可能拡張性が低く、高解像度での印刷には適さない
オブジェクト数が少ない場合や、描画領域が大きい場合に高いパフォーマンスを発揮描画領域が小さい場合や、オブジェクト数が多い場合に高いパフォーマンスを発揮
スクリプトとCSSの両方で修正・操作が可能スクリプト(JavaScript)のみで修正が可能
ベクターベースで、図形(シェイプ)の集合で構成されるラスターベースで、ピクセルの集合で構成される

SVGの実装例

次のコードを実行すると、WebページにSVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)を追加できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <style>
            #svgelem {
                position: relative;
                left: 50%;
                -webkit-transform: translateX(-20%);
                -ms-transform: translateX(-20%);
                transform: translateX(-20%);
            }
        </style>
        <title>HTML5 SVG</title>
    </head>
    <body>
        <h2 align = "center">HTML5 SVG Circle</h2>
        <svg id = "svgelem" height = "200" xmlns = "https://www.w3.org/2000/svg">
            <circle id = "bluecircle" cx = "60" cy="60" r = "50" fill = "blue" />
        </svg>
    </body>
</html>

このコードでは、<svg>要素の中に<circle>要素を配置し、中心座標(cx, cy)と半径(r)、塗りつぶし色(fill)を指定して青い円を描画しています。

Canvasの実装例

次のコードを実行すると、HTML5 Canvasを使って四角形を描画する方法を確認できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <title>HTML5 Canvas Tag</title>
    </head>
    <body>
        <canvas id = "newCanvas" width = "200" height = "100" style = "border:1px solid #000000;"></canvas>
        <script>
            var c = document.getElementById('newCanvas');
            var ctx = c.getContext('2d');
            ctx.fillStyle = '#7cce2b';
            ctx.fillRect(0,0,300,100);
        </script>
    </body>
</html>

このコードでは、getContext('2d')で2D描画コンテキストを取得し、fillRect()メソッドを使って緑色の四角形を描画しています。

まとめ:使い分けのポイント

SVGは拡張性が高く、CSSでのスタイリングやDOM操作が可能なため、ロゴ、アイコン、図表など、拡大縮小されても品質が落ちない画像に最適です。一方、Canvasはピクセルベースで高速な描画が可能なため、ゲーム、アニメーション、大量のオブジェクトを扱う動的なコンテンツに向いています。プロジェクトの要件に応じて、適切な技術を選択することが重要です。

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