Googleフォトで人物に手動でタグを付ける方法|スマホ・PC対応ガイド
デジタル時代の写真管理と「タグ付け」の重要性
写真のデジタル化によって、世界中で撮影される写真の枚数は爆発的に増加しました。フィルムカメラの時代は1ロール36枚が限界でしたが、デジタル画像なら撮影コストは実質ゼロ。データとして保存できるため、物理的な保管スペースも必要ありません。
しかし、利便性が高まった反面、深刻な課題も生まれています。それが「目的の写真を探すのに時間がかかりすぎる」という点です。フィルム時代ならアルバムを数冊めくれば済みましたが、数千枚・数万枚に及ぶデジタル写真の中から、特定の人物が写った1枚を見つけ出すのは至難の業です。Googleはこの課題に着目し、AIによる顔認識で自動的にタグを付ける機能を導入しました。
新アップデートで可能になった「人物の手動タグ付け」

とはいえ、AIによる自動認識は完璧ではありませんでした。すべての顔が正確にタグ付けされるとは限らず、まったく認識されないケースもありました。そこでGoogleは、ユーザーが手動で人物にタグを付けられる機能をGoogleフォトに追加しました。この新機能はすでに順次展開されており、数百万人規模のユーザーが利用できるようになっています。
これまでのGoogleフォトでは、新しいタグの追加も、既存タグの編集もできませんでした。照明の加減などの理由で顔がうまく認識されなかった場合、タグを追加する手段が一切なかったのです。今回のアップデートにより、その不満がようやく解消されました。
さらに、アルゴリズムの改良により、犬や猫といったペットの顔まで認識できるようになりました。写っている人物の顔は手動でタグ付けでき、誤って付けられたタグの編集も可能です。
ただし、注意点もあります。Facebookのように、写真内の任意の場所に枠を付けてタグを付けることはできません。GoogleのAIが「顔」と認識しなかった部分にはタグを付けられず、顔以外の物体にもタグは付けられないのです。
事前準備:顔グループ機能をオンにする(PC編)
パソコンでGoogleフォトを使用している場合は、まず「顔グループ」機能を有効にしておきましょう。手順は以下の通りです。
ステップ1. ブラウザを開き、Googleフォトにログインします。
ステップ2. 画面左上のハンバーガーメニュー(三本線アイコン)をクリックします。
ステップ3. メニュー一覧から「設定」を選択します。

ステップ4. 下にスクロールして「類似する顔をグループ化」という項目を探します。
ステップ5. 「顔グループ」の横にあるスイッチをオンに切り替えます。

補足: ペットとの顔グループ化を無効にしたい場合は、「ペットを人と一緒に表示」の横にあるスイッチをオフにしてください。
スマートフォンアプリで人物にタグを付ける方法
顔グループ機能をオンにすると、新しいタグの追加や、Google AIが設定した既存タグの編集が簡単に行えるようになります。以下がスマートフォンでの基本の手順です。
基本のタグ付け手順
ステップ1. スマートフォンでGoogleフォトアプリを開きます。
ステップ2. 写真をスクロールし、タグを付けたい画像を選択します。
ステップ3. 画像を開いた状態で下から上にスワイプすると、Googleがすでに追加したタグ付きの人物情報が表示されます。
ステップ4. Google AIが認識した顔はサムネイル形式で表示され、タグ付け済みの顔には名前が、未登録の顔は空白で示されます。サムネイルを右へスクロールし、タグを付けたい人物を選びましょう。
ステップ5. 目的のサムネイルをタップすると、別画面が開きます。
ステップ6. 「名前を追加」をタップして、その人物の名前を入力します。
以上の手順で、写真内の人物に手動でタグを付けられます。ただし、集合写真などでサムネイル一覧に表示されない人物がいる場合は、その人物を手動で追加する必要があります。手順は以下の通りです。
サムネイルに表示されない人物を追加する方法
ステップ7. サムネイルを右にスクロールしても該当する顔が見つからない場合は、サムネイルの右上にある鉛筆アイコンをクリックします。

ステップ8. 下部の「追加可能」セクションまでスクロールし、追加したい人物を探します。各サムネイルには青いプラスマークが付いています。

ステップ9. 追加したいサムネイルを先にタップし、次に右上のプラスアイコンを押して、最後に「作成」をタップします。

ステップ10. その顔が他のサムネイルと一緒に表示されます。ステップ1〜6と同じ手順で、この人物の顔にタグを付けましょう。
PC(ブラウザ)で人物にタグを付ける方法
ステップ1. ブラウザでGoogleフォトを開きます。
ステップ2. タグを付けたい写真を見つけてクリックします。
ステップ3. 画像が開いたら、右上のメニューオプションにある丸で囲まれた小さな「i」(情報)アイコンをクリックします。

ステップ4. 「i」をクリックすると、画像の右側にオプションが表示されます。その写真に写っている人物の一覧がサムネイル形式で現れ、上部には「追加できる人数」を知らせる通知も表示されます。
ステップ5. 鉛筆アイコンまたは通知をクリックすると、写真内で認識されているものの、まだタグ付けされていない顔がすべて表示されます。

ステップ6. 追加したいサムネイルをクリックし、右上のプラスアイコンを押します。
ステップ7. 「作成」をクリックし、続いて右上の「完了」をクリックします。

ステップ8. 人物が説明欄の他の顔と一緒に追加されます。それをクリックして名前を入力すれば、タグ付けは完了です。
まとめ:Googleフォトのタグ付けを活用しよう
Googleフォトの手動タグ付け機能は、新しいタグの追加にも既存タグの編集にも活用できる、非常に便利な機能です。一度タグを付けておけば、検索ボックスに名前を入力するだけで、その人物が写ったすべての写真を瞬時に呼び出せます。
Google AIによる自動タグ付けは驚くほど精度が高く、成長して数年が経った幼児の写真まで賢く認識することもあります。唯一できないのは、画像内の任意の範囲を指定してタグを付けることだけです。それでも、膨大な写真ライブラリを整理するうえで、この機能は十分に価値のあるものといえるでしょう。
ぜひ本記事の手順を参考に、あなたのGoogleフォトでもタグ付けを試してみてください。
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