Googleドライブが同期されないときの対処法|主な原因と簡単にできる解決策を徹底解説
Googleドライブが同期されないというトラブルは非常によくある問題で、特にこのクラウドサービスに業務で依存している企業にとっては大きな支障となります。同期エラーの症状はさまざまで、一見わかりにくいこともあります。
特定のフォルダだけしか同期されないケースもあれば、階層の深いファイルが同期されないケースもあります。「同期が完了しました」と表示されているのに、実は一部のファイルが同期されていなかったり、同期完了後にファイルが消えてしまったりすることもあります。
どのような状況であっても、問題を解決する第一歩は「考えられる原因を理解すること」です。
本記事では、Googleドライブの同期トラブルでよくある原因を整理し、実際に試せる具体的な解決策を詳しくご紹介します。それでは早速見ていきましょう。
Googleドライブが同期されない主な原因
Googleドライブが同期されない理由は数多くあります。インターネット接続の不調からストレージ容量の上限超過まで、さまざまな要因が考えられます。最も多い原因は以下の通りです。
- インターネット接続不良:不安定または低速なネットワーク環境では、Googleドライブの同期が停止することがあります。
- 設定ミス:Googleドライブの同期設定やプロキシ設定が誤っていると、同期が正常に行われません。
- ウイルス対策ソフト・ファイアウォールによるブロック:システムのファイアウォールやセキュリティソフトが、同期プロセスを妨げている場合があります。
- ストレージ容量不足:Googleドライブの保存容量の上限に達している可能性があります。一部のファイルだけが同期されない場合は、この原因が疑われます。
- ファイルバージョンの競合・アプリのバージョンが古い:古いバージョンのGoogleドライブでは、サーバーと正しく同期できないことがあります。
このように原因は多岐にわたるため、すぐに正確な原因を特定するのは難しいものです。そのため、以下の解決策を順番に試して、どれが有効かを確認していくのがおすすめです。
まずはデバイスの再起動から始めましょう。再起動は多くのソフトウェアトラブルに対して効果的な基本の対処法です。それでも改善しない場合は、以下の方法を順に試してみてください。
1. インターネット接続を確認する
まず、インターネットが正常に動作しているかを確認しましょう。ルーターやモデムのケーブルを抜き差ししたり、電源をオフ→オンに切り替えたりしてみてください。その後、問題が解消されたかどうかを確認します。
2. Googleドライブを最新版に更新する
パソコン版のGoogleドライブが同期されない場合、アプリのバージョンが古すぎることが原因かもしれません。ドライブを更新して、ファイルやフォルダが同期されるか確認してみましょう。
会社のPCの場合は管理者に依頼して更新してもらうこともできます。コントロールパネルからGoogleドライブを右クリックして更新するか、公式サイトから最新版をダウンロードする方法もあります。
なお、アプリを更新する前に、「バックアップと同期」機能を正しく動作させるには、PCに同期したいフォルダを選択しておく必要があります。同期設定を確認し、必要に応じて修正しましょう。手順は以下の通りです。
- パソコンでGoogleドライブアプリを開きます。
- 設定(歯車アイコン)をクリックし、「環境設定」→「バックアップと同期」に進みます。
- すべてのフォルダが同期対象になっているかを確認します。
3. desktop.iniファイルを削除する
同期に失敗すると、Googleドライブはそのエラー情報をdesktop.iniファイルに記録します。このファイルはデフォルトで非表示になっています。一度このファイルが生成されると、エラーを解消しない限り、それ以降に追加したファイルは同期されません。
以下の手順でファイルを削除し、パソコン版Googleドライブの同期問題を解決しましょう。
- 同期されていないファイルがあるフォルダを見つけます。
- 「表示」タブの「オプション」→「フォルダーおよび検索のオプションの変更」を開きます。
- 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択し、「OK」をクリックします。
- フォルダに戻り、desktop.iniファイルが表示されていれば削除します。
- 同期を再開して、Windows 10での同期問題が解決したかを確認します。
4. 同期を一時停止して再開する
処理が止まったファイルが残っていると、デバイス間の同期がうまくいかないことがあります。同期を一時停止してから再開すると改善する場合があります。手順は以下の通りです。
- Googleドライブアプリを開き、歯車アイコンをクリックします。
- 「同期を一時停止」をクリックして、同期処理を止めます。
- 少し待ってから、「同期を再開」をクリックします。
5. Googleドライブを再起動する
Googleドライブの再起動も、Windowsでの同期トラブルに有効です。この操作により、未同期のファイルが強制的に検出・同期されます。手順は以下の通りです。
- タスクバーの空いている部分を右クリックし、メニューから「タスクマネージャー」を選択します。
- タスクマネージャーの「プロセス」タブでGoogleドライブのタスクを見つけてクリックし、「タスクの終了」を押します。
- Googleドライブを再度開き、ファイルの同期を試みます。
6. 管理者としてGoogleドライブを実行する
再起動しても問題が解決しない場合は、アプリにシステム上の同期権限がない可能性があります。その場合は、管理者としてGoogleドライブを実行してみましょう。
- Googleドライブを右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。管理者権限でドライブが起動し、目的のファイルを同期できるようになります。
また、適切な権限のない共有ファイルを同期しようとしている場合は、「アクセスをリクエスト」をクリックして、ファイルの所有者に承認を求める必要があります。
自分が所有者である場合は、トラブルシューティングとしてGoogleドライブのストリーミングフォルダを変更してみてください。「Googleドライブの環境設定」を開き、「Googleドライブのストリーミング先」の項目から「フォルダ」を選択します。
ポップアップが表示されたら「今すぐ再起動」をクリックし、変更を確実に反映させましょう。
7. Googleアカウントを再接続する
アカウント自体に問題がある場合は、再接続を試みましょう。これは、GoogleドライブアプリからGoogleアカウントを一度切断し、再度接続し直す作業です。手順は以下の通りです。
- Googleドライブを開き、歯車アイコンをクリックします。次の画面で「環境設定」を選択します。
- 歯車ボタンをクリックして設定を開き、「アカウントを切断」をタップし、「切断」で確定します。
- Googleドライブを開き直し、「ブラウザでログイン」をクリックしてアカウントを再接続します。
8. Googleドライブのプロキシ設定を変更する
MacでGoogleドライブが同期されない場合、プロキシ設定の変更で解決することがあります。設定ミスが原因である場合に有効です。手順は以下の通りです。
- Googleドライブの環境設定を開き、歯車アイコンをクリックして設定画面を表示します。
- 下にスクロールして「プロキシ設定」を見つけます。「自動検出」から「直接接続」に変更し、問題が解決したかを確認します。
9. Googleドライブのストレージを追加購入する
ファイルが同期されない原因がストレージ容量の上限到達であれば、容量を増やす必要があります。Googleではニーズに合わせて複数のプランが用意されています。追加購入の手順は以下の通りです。
- Googleドライブを起動し、左サイドバー下部の「ストレージ」をクリックします。
- 「ストレージを追加」をクリックします。新しいタブが開くので、適切なプランを選択してください。
10. Googleドライブを再インストールする
再インストールによって、Windowsでの同期問題が解決することもあります。Googleドライブアプリを一度削除してから再インストールしてみましょう。同期を妨げているシステム上の不具合を取り除けます。手順は以下の通りです。
- Googleドライブを開き、設定(歯車アイコン)からドロップダウンメニュー内の「環境設定」を選択します。
- 環境設定ウィンドウの「設定」タブに移動し、「アカウントを切断」をクリックします。「切断」で確定してください。アカウントを切断すると、Googleドライブフォルダは同期されなくなります。
- クラウド上のデータに影響を与えることなく、PCからドライブアプリを削除できます。再度「Googleドライブ」→「設定」と進み、「終了」を選択します。
- Windowsのホーム画面に戻り、「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- 「プログラムのアンインストールまたは変更」ウィンドウが開きます。ここでGoogleドライブを見つけて「アンインストール/変更」をクリックします。
- 画面の指示に従ってGoogleドライブをアンインストールします。完了したら、パソコンを再起動してください。
- 公式サイトからGoogleドライブをダウンロードし、パソコンにインストールします。
Macをお使いの場合は、上記の手順1〜3でGoogleドライブをGoogleアカウントから切断してから、以下の手順でアンインストールしてください。
- 「アプリケーション」フォルダを開き、Googleドライブアプリを見つけます。
- アプリをゴミ箱にドラッグします。その後、ゴミ箱を開いて「空にする」をクリックします。
- ドライブを再度ダウンロードしてインストールします。
11. Windowsファイアウォールを無効化し、ウイルス対策ソフトをオフにする
Windowsファイアウォールやウイルス対策ソフトは、マルウェアなどのサイバー攻撃からシステムを守る重要な存在です。しかし、ファイアウォールがGoogleドライブの「バックアップと同期」機能を妨げていることがあります。Windowsファイアウォールを無効化して同期問題を解決する手順は以下の通りです。
- Windows 10の検索ボックスで「ファイアウォール」と検索し、結果から「Windows Defender ファイアウォール」をクリックします。
- ポップアップウィンドウで「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」を選択します。
- 「Windows Defender ファイアウォールを無効にする」にチェックを入れ、「OK」をクリックして変更を保存します。

注意:Windows Defender ファイアウォールを無効にすることは推奨されません。マルウェアやウイルス攻撃にコンピュータがさらされるため、あくまで一時的な措置にとどめてください。ファイアウォールが同期問題の原因でないと判明した場合は、必ず元に戻しましょう。
同様に、ウイルス対策ソフトが同期プロセスをブロックしている場合もあります。セキュリティソフトを使用している場合は、設定を開いて「バックアップと同期」やGoogleドライブがホワイトリスト(許可リスト)に登録されているか確認してください。原因がそのソフトにあるなら、別のソフトへの乗り換えも検討しましょう。
[おまけ] パソコンへのデータバックアップをワンクリックで実現
Googleドライブはクラウドストレージとして人気の選択肢で、スムーズな共同作業を可能にする優れたツールです。しかし、時にはデータへのアクセスを妨げるような問題が発生することもあります。
その代表例が、本記事で取り上げた同期トラブルです。毎日のようにこの問題の解決に追われるのは大変ですよね。もしGoogleドライブを使う主な目的が重要なファイルの保存とアクセスであれば、もう一つの選択肢があります。それが「Wondershare MobileTrans - バックアップ&復元」です。
Wondershare MobileTrans - バックアップ&復元を使えば、スマートフォンのデータを簡単にパソコンへバックアップできます。誰でも直感的に使えるソフトで、連絡先、メッセージ、写真など、ほとんどのデータタイプに対応しています。
突然のデータ消失が起こっても、大切なデータは安全に守られます。MobileTransはMacとWindowsの両方に対応しており、さらに嬉しいことに、バックアップ時に既存のデータを上書きすることはありません。
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MobileTransでスマートフォンの重要なファイルをパソコンにバックアップする手順は以下の通りです。
- Wondershare MobileTransをMacまたはWindows PCにインストールします。その後、USBケーブルでスマートフォンをパソコンに接続します。
- MobileTransを起動し、ホーム画面で「バックアップ&復元」モードをクリックします。「電話のバックアップ&復元」の下にある「バックアップ」を選択します。
- パソコンにバックアップしたい動画などのデータを選択し、「開始」をクリックします。
- スマートフォンを接続したまま、バックアップが完了するのを待ちます。
これで完了です!データはパソコンに安全にバックアップされ、アクセスできるのはあなた自身だけです。同じスマートフォンや別の端末にデータを復元したい場合も、簡単に行えます。
MobileTransでバックアップを復元する手順は以下の通りです。
- バックアップが保存されているパソコンにスマートフォンを接続します。
- MobileTransを起動し、「バックアップ&復元」に進みます。「電話のバックアップ&復元」の下にある「復元」を選択します。
- 左側のパネルでMobileTransのバックアップファイルを選択し、復元したいファイルタイプを選びます。
- スマートフォンの現在のデータを消去したい場合は、「コピー前にデータを消去」にチェックを入れます。その後、「開始」をクリックして復元を開始します。処理が完了するまで、スマートフォンを接続したままにしてください。
まとめ
Googleドライブが同期されない問題に遭遇すると、ついイライラしてしまうものです。しかし、適切な知識があれば心配いりません。本記事を読めば、問題の引き金となり得る要因と、その解決策を把握できたはずです。紹介した対処法を活用して、ファイルを正しく同期させましょう。
あるいは、MobileTransの力を借りるのもおすすめです。数回のクリックだけでスマートフォンのデータをパソコンにバックアップでき、万が一スマホが故障してもデータは安全だと安心できます。
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