Android版Google電話アプリで使える8つの便利機能
Googleの「電話」アプリはシンプルな作りですが、通話をもっと快適にしてくれる便利な機能が数多く搭載されています。無料で利用でき、Google Pixelシリーズをはじめ一部の端末にはプリインストールされていますが、PlayストアからほぼすべてのAndroid端末にインストールすることも可能です。
ここでは、Google電話アプリをプロのように使いこなすための8つの活用テクニックを紹介します。なお、ここで取り上げるのは発信用のダイヤラーアプリであり、「Google Voice」ではない点にご注意ください。
1. 特定の番号や非通知からの着信をブロックする
迷惑電話に悩まされた経験はありませんか?Google電話アプリなら、特定の番号だけでなく、非通知の着信もまとめてブロックできます。最近の着信履歴から番号をブロックするには、電話アプリを開いて下部の「履歴」タブをタップします。
次に、ブロックしたい番号を長押しするとポップアップメニューが表示されます。「迷惑としてブロック/報告」を選択し、必要に応じて「迷惑な通話として報告」にチェックを入れて「ブロック」をタップしましょう。
非通知の着信をまとめて拒否したい場合は、右上の三点メニューから「設定」→「ブロック済みの番号」と進み、「非通知」の横にあるトグルをオンにします。この設定を有効にすると、非通知での発信がすべてブロックされます。ただし、連絡先に登録されていない番号からの着信まではブロックされないので注意してください。
また、この画面では着信履歴にない番号も手動で追加できます。ブロックリスト上部の「番号を追加」をタップし、ブロックしたい番号を入力して「ブロック」を押すだけです。
2. クイック返信メッセージをカスタマイズする
Google電話アプリには、電話に出られないときに使えるクイック返信が4種類用意されています。しかし、デフォルトの文言が自分に合っていないと感じることもあるでしょう。
メッセージは自由に編集可能です。右上の三点メニューから「設定」→「クイック返信」を選択してください。
任意のメッセージをタップして内容を編集し、「OK」をタップすれば保存完了です。多くのAndroid機能と同様に、端末メーカーによって画面構成が異なる場合があります。
3. 通話を録音する
通話録音は、重要なやり取りの記録を残したいときに役立ちます。Google電話アプリには標準で録音機能が備わっているため、サードパーティ製アプリを使わずに録音できます。ただし、いくつかの制限がある点には注意が必要です。
まず、通話録音は対応地域・対応端末・キャリアに限られます。また、地域の法律によっては、相手側に録音中であることが通知される場合があります。さらに、この機能を使うにはAndroid 9以降が必要です。
加えて、三者間通話(会議通話)時や、通話がミュート・保留の状態では録音できません。
録音方法は2通りあります。未登録の番号からの通話を常に録音するか、特定の相手だけを録音するかを選べます。
自動録音を設定するには、電話アプリの「設定」メニューから「通話録音」を選択します。項目が表示されない場合は、お使いの環境では利用できないことを意味します。
「常に録音」の下にある「連絡先に登録されていない番号」をオンにすると、未登録の相手からの通話を自動的に録音できます。ポップアップで「常に録音」をタップして確定しましょう。
特定の連絡先だけを録音したい場合は、「常に録音」の下の「選択した番号」をタップします。「選択した番号を常に録音」をオンにし、右上の「+」ボタンから対象の連絡先を選んで「常に録音」で確定します。これを繰り返せば、何人でも登録できます。
また、通話中の画面で「録音」ボタンをタップすれば、その場で録音を開始することも可能です。
4. 連絡先の表示オプションをカスタマイズする
Google電話アプリでは、保存済み連絡先の並び順を「名」基準か「姓」基準かで選べます。デフォルトは「名」順ですが、姓の順に変更することもできます。
変更するには、電話アプリを起動して三点メニューから「設定」→「表示オプション」と進みます。「並べ替え」で希望の順序を選択し、「名前の形式」では姓名どちらを先に表示するかを設定できます。
5. 電話に自動応答する
手を触れずに着信へ自動で応答できる機能も、Google電話アプリには搭載されています。ただし、すべての端末で使えるわけではありません。
利用できるかどうかは、電話アプリの「設定」ページから「通話アカウント」を選び、「通話設定」内の「自動応答」を確認してみてください。
「自動応答」をオンにすると、どんな場面で自動応答するかを選択できます。選択肢は「常時」「ヘッドセット接続時のみ」「Bluetooth接続時のみ」「ヘッドセットまたはBluetooth接続時のみ」などです。こちらも端末によって画面が異なる場合があります。
6. お気に入りをカスタマイズする
電話アプリの「お気に入り」セクションも自由にカスタマイズできます。アプリを開き、下部の「お気に入り」タブをタップしましょう(最初からこの画面が表示される場合もあります)。右上の「追加」から連絡先を選ぶと、お気に入りに新規登録できます。
既存のお気に入りを削除するには、該当する連絡先を長押ししてポップアップから「削除」を選択します。ドラッグ&ドロップで並び順を入れ替えることも可能です。
7. 近くの場所を検索して直接電話する
この機能は位置情報を利用して、近くのお店や施設の情報を表示するものです。そのため、電話アプリに位置情報へのアクセスを許可する必要があります。
電話アプリの「設定」ページから「付近の場所」を選択し、「付近の場所」のスライダーをオンにして機能を有効化します。
位置情報へのアクセスを許可するには、「位置情報の権限」スライダーをタップして許可を与えます。Android 11以降をお使いの場合は、「アプリの使用時のみ」や「今回のみ」といった選択肢が表示されます。
また、パーソナライズされた検索結果を有効にすると、より関連性の高い情報を得られる可能性が高まります。これらの機能を利用するには、Googleアカウントのリンクと位置情報アクセスの許可が必要です。
8. 着信スクリーニングと確認済みの通話
「確認済みの通話」機能では、企業からの着信理由を事前に把握できます。企業名、ロゴ、そして相手が提供した発信理由が表示されます。この機能を有効にするには、「設定」メニューから「発信者IDとスパム」を選択し、「確認済みの通話」をタップして自分の電話番号をリンクさせましょう。
さらに、Googleアシスタントに着信を取る前にスクリーニングさせることもできます。手順は以下の通りです。
- 電話アプリの「設定」メニューから「スパム対策と通話スクリーニング」を選択します。「発信者とスパムIDを表示」がオンになっていることを確認してください。
- 「通話スクリーニング」をタップし、「非通知の着信の設定」でスクリーニング対象の着信を選択します。
なお、通話スクリーニングは米国の全Pixel端末、およびカナダのPixelと一部のAndroid端末でのみ利用可能です。
まとめ:Android端末にプリインストールされている電話アプリ
以上が、Google電話アプリに乗り換える価値のある優れた機能です。とはいえ、多くのメーカーも独自のダイヤラーアプリをプリインストールしており、それらにも独自の機能が用意されていることがあります。
どちらを使うかは好み次第ですが、Googleのダイヤラーアプリはほぼすべてのスマートフォンで使えるという大きなメリットがあります。
-
AndroidスマホでGoogleアプリがクラッシュし続ける問題の解決方法
Androidスマートフォンで「Googleアプリがクラッシュする」という現象が多発しています。 Android端末で動作する数あるアプリの中に、まさかGoogle純正アプリが含まれる日が来るとは思いもしませんでした。Android OSそのものを開発したのはGoogleでありながら、この不具合は特定メーカーのスマホに限らず、Samsung、Xiaomi、さらにはGoogle自社のPixelまで幅広い機種で報告されています。本記事では、AndroidスマホでGoogleアプリが繰り返しクラッシュする問題の解決方法を詳しく解説します。 Googleアプリがクラッシュする原因とは? 解決策に入る
-
CCleaner for Android 徹底レビュー:スマホの動作が重いと感じたら試したい無料最適化アプリ
スマートフォンは、私たちが所有する最も重要で価値のある道具です。人とのつながりだけでなく、財布、ナビゲーション、エンターテインメント、さらには仕事のツールとしても欠かせない存在になっています。新しいスマホを手にしたときのワクワク感は格別ですが、数ヶ月使用するとその感覚は薄れていきます。かつてのキビキビした操作感、瞬時の反応、一瞬で起動するアプリの速さは消え去り、代わりに動作のもっさり感やアプリ起動までの待ち時間の増加などに悩まされるようになるのです。 しかし、それはスマホを買い替えるタイミングではなく、最適化すべきサインです。あらゆる機械にはメンテナンスが必要であり、スマートフォンも例外ではあ