次に買うAndroidスマホでチェックしたい7つの重要スペック
数年前なら、新しいAndroidスマホの購入はとても簡単でした。世代が変わるごとにスマートフォンは大幅に進化していたため、どれを買っても現在使用中の端末からの大きなアップグレードになったからです。しかし、今は状況が違います。
最新のスマートフォンは印象的なスペックで満たされていますが、隣接する世代同士の差はかつてないほど小さくなっています。そのため、何を買えばいいのか迷ってしまうのも無理はありません。この記事では、次に買うAndroidスマホを長く快適に使うために押さえておきたい7つの機能を紹介します。
1. 強力なプロセッサ(SoC)
プロセッサはスマートフォンの頭脳です。ゲーム、カメラ、ストレージ管理、通信、ウェブブラウジングなど、端末上のあらゆる動作を司ります。プロセッサが高性能であるほど、端末が処理できる作業量も増えます。
強力なプロセッサ(チップセットやSoCとも呼ばれます)がなければ、スマホでできることは大きく制限されます。どのプロセッサが適しているかは、主に自分の使い方次第です。性能の目安としては、AnTuTuやGeekbenchといったベンチマークスコアを参考にするとよいでしょう。
カジュアルな使い方なら、AnTuTuスコア30万〜50万程度あれば十分快適です。一方、ヘビーユーザーやゲーマーには物足りないかもしれません。その場合は、70万以上のスコアを出せるプロセッサを目指しましょう。ただし、ベンチマークスコアがすべてを語るわけではないので、あくまで参考値として捉えてください。
2. RAMは最低6GB
RAMは、本体ストレージ(ROM)とは異なり、短期記憶として使われるメモリです。RAMが多いほどマルチタスクがスムーズになります。バックグラウンドで多くのアプリを閉じずに保持できるため、アプリを開き直すたびに最初から読み込む必要がなく、時間の節約にもつながります。
スマホに搭載されるRAMの容量は幅広く、エントリーモデルの2GBから、Galaxy S21 Ultraのような大容量16GBまでさまざまです。一般的なユーザーにとっては6GBが最適なバランスポイント。これだけあれば、友達とチャットしながら音楽をストリーミングし、さらにウェブブラウジングをする、といった同時作業も余裕でこなせます。
3. ストレージは最低128GB
今、オンラインに投稿されるコンテンツはかつてないほど増えています。映画、ゲーム、アプリ、書類、写真、動画、音楽――私たちは日々さまざまなデータをダウンロードし、それらはすべて端末に保存されていきます。さらにカメラの性能向上に伴い、写真や動画の画質(つまりファイルサイズ)も大きくなる一方です。
数年前までは32GBの内蔵ストレージが標準でした。今日では最大1TBのストレージを搭載するフラッグシップモデルもあります。しかし、どちらの極端も一般ユーザーには不向きです。64GBでも生活はできますが、前述の理由からすぐに容量不足になる可能性が高いでしょう。
というわけで、高速なUFS 3.1ストレージ128GBが、将来性を確保するうえで最も安全な選択肢です。希望する機種にmicroSDカードスロットがあれば、外部カードが保存領域の負担を分散してくれるため、内蔵64GBでも乗り切れます。外部ストレージ対応は非常に便利で、今使っているSDカードをそのまま新しいスマホに挿せるのも大きな魅力です。
4. 高リフレッシュレートディスプレイ
スマートフォン業界におけるディスプレイ技術は長い進化を遂げてきました。私たちがコンテンツのほとんどをモバイル画面で見ていることを考えれば、ディスプレイがここまで高性能になったのは当然とも言えます。懐中電灯やスピーカーなど他の多くの機能と違い、スマホのディスプレイは常時使われているのです。
ディスプレイのスペックは予算によって変わりますが、少なくとも現代のスマートフォンには、90Hzのリフレッシュレート、FHD解像度、AMOLEDの色表現、80%超の画面占有率(スクリーン・トゥ・ボディ比)が求められます。
さらに、ノッチではなくパンチホール型のカメラ穴を採用していれば、視界を妨げずより没入感のある表示体験が得られるので言うことなしです。
5. 4000mAh以上のバッテリー+急速充電対応
現代のAndroidスマートフォンにおいて、4000mAh未満のバッテリー容量はもはや許容できません。Samsungの中級機Galaxy M51が大容量7000mAhバッテリーを搭載している例もあります。次のスマホでは、4000〜5000mAh程度のバッテリーを目安にするとよいでしょう。
ただし、実際のバッテリー持続時間にはソフトウェア最適化が大きく影響することを忘れないでください。優れたソフトウェアを備えた4000mAhのスマホは、ソフトが劣る5000mAhのスマホを容易に上回ります。iPhoneが比較的小さいバッテリーでも十分にやっていけるのはこのためです。
バッテリー持ちの良さに加えて、20W以上の急速充電対応も欲しいところ。ワイヤレスイヤホンなどのアクセサリを充電できる「逆急速ワイヤレス充電」に対応していれば嬉しいボーナスですが、必須ではありません。
6. 最適化されたカメラシステム
スマートフォンの撮影は、AIによる計算処理(コンピュテーショナルフォトグラフィ)への依存をますます強めています。ハードウェアも依然として重要ですが、かつてほどの決定的要素ではなくなりました。現在のほとんどのスマホは良好なカメラハードウェアを備えており、差をつけているのはソフトウェア側の画像処理なのです。
色やシャープネスを誇張する機種もあれば、リアルな仕上がりを重視する機種もあります。暗所撮影に優れる一方で動画は苦手な機種もあれば、映画的な映像を生み出す一方で楽しいフィルターや追加機能に欠ける機種もある――要するに、千差万別なのです。
各社は高メガピクセルをアピールしますが、メガピクセル数だけでは実際のカメラ品質を判断できません。代わりに、画質を見極めるうえでより参考になる次の2つのスペックをチェックしましょう。
- F値(絞り): レンズに入る光の量を制御します。F値が小さいほど(f1.8のように数字が小さいほど分かりにくいのですが)開口が大きくなり、より多くの光を取り込めます。暗所撮影や自然なボケ効果に特に有効です。
- センサーサイズ: イメージセンサーは光を捉えて画像に変換する部品で、解像度や画像サイズに直接影響します。センサーサイズは明記されないこともありますが、基本的に大きいほど有利です。
とはいえ、カメラの実力を知る唯一確実な方法は、実際に試してみるか信頼できるレビューを参照することです。メインカメラに加えて、超広角レンズは必須。望遠レンズやマクロレンズはあると便利ですが、好みによってはそこまで重要ではないかもしれません。
7. その他に注目したいスペック
主要スペック以外にも、現代のスマホを選ぶ際に確認しておきたいポイントがいくつかあります。
- クリーンなソフトウェア: 理想は、押しつけがましくない快適なソフトウェア体験です。候補としては、素のAndroid、SamsungのOne UI、OnePlusのOxygenOSの3つが主な選択肢となります(ただしOxygenOSは以前の魅力を失いつつあります)。可能であればMIUI、ColorOS、Funtouch OSは避けたほうが無難です。
- イヤホンジャック: イヤホンジャックは業界全体で急速に姿を消しています。それでも見つけたら搭載機種を選びましょう。ジャックがない場合、USB-C変換アダプターの不便さに耐えるか、すぐに陳腐化しうるBluetoothイヤホンを買うしかありません。
- USB-C: USB-Cは旧micro-USB規格よりも高出力で扱いやすく、将来性にも優れています。イヤホンジャックを廃した端末では、音声出力にも利用できます。
- ディスプレイ内蔵指紋認証: ディスプレイ内蔵型の指紋センサーは現在フラッグシップ限定ですが、普及が進めばミドルレンジ機でも選択肢に入ってくるでしょう。
- NFC: 現金を持ち歩くのが嫌いな人にとって、NFC(近距離無線通信)はタッチするだけで安全な決済ができる便利な機能です。
- 防水・防滴: 多くのフラッグシップや良質なミドルレンジ機に求められる基本要件です。防水対応だからといってスマホと一緒に泳げるわけではありませんが、洗面台に落としてしまったり雨の中で使ったりしても安心です。
長く愛用できる一台を選ぼう
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