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Androidのロック画面を守る9つの必須セキュリティ設定|ハッカーからスマホを徹底防御

ロック中のAndroidスマートフォンは完全に安全に見えますが、実はそうとは限りません。適切な設定を行っていないと、ロック画面からメッセージの閲覧、各種操作、さらには決済機能までアクセスできてしまうことがあります。しかも、端末のロックを解除しなくてもです。

本記事では、Androidのロック画面を強固にし、第三者の不正アクセスを防ぐための9つの重要な設定を紹介します。

9. 強力なPINを設定する

指紋認証や顔認証の設定はAndroidスマホを保護する優れた方法ですが、データと他人との間にある本当の防壁はPINコードです。「0000」「1212」「2580」のような単純なPINを使っているなら、その防御は紙一枚同然と言えるでしょう。

スマホへの侵入を試みる人は、誕生年や繰り返しの数字、上下対称のパターンなど、よく使われる組み合わせをすべて把握しています。さらに、画面に残った指紋の汚れから押したことのある数字が特定されると、PINの推測は格段に容易になります。

簡単な対策は、6桁のPIN、あるいは英数字を含む完全なパスワードを使用することです。普段は指紋や顔認証でロック解除するため、入力の手間もほとんど発生しません。設定するには、「設定」>「ロック画面とAOD」>「画面ロックと生体認証」に移動し、希望のオプションを選択してください。

8. 自動ロックを30秒に設定する

読み物の途中で画面がロックされるのは確かにストレスですが、それを避けるために自動ロック時間を長くするのは得策ではありません。ロック解除されたまま放置されたスマホがあれば、侵入者は解錠する必要すらありません。ドアはすでに開け放たれているようなものです。

この隙間を塞ぐには、「設定」>「ディスプレイ」>「画面のタイムアウト」から、非操作状態30秒後に自動ロックされるよう設定しましょう。短すぎると感じる場合は、「画面を見ている間はスリープしない」などの機能を備えたAndroidもあります。フロントカメラで視線を検出し、画面を見ている間だけスリープを防げるので、利便性とセキュリティを両立できます。

7. Smart Lock(拡張ロック)を使わない

Smart Lock(またはExtend Lock)は、スマホを手に持っているとき、自宅や職場などの信頼できる場所の近くにいるとき、スマートウォッチや車などの信頼できるBluetoothデバイスに接続しているときに、ロックを解除したままにできる便利な機能です。

しかし、明らかな欠点があります。Smart Lockが有効な状態でスマホを他人に渡してしまうと――まだ「信頼できる場所」にいたり車に接続していたりすれば――PINや生体認証なしでフルアクセスされてしまいます。

これは大きなリスクとなるため、Smart Lock/Extend Lockは完全にオフにするのがベストです。「設定」>「ロック画面とAOD」>「Smart Lock(またはExtend Lock)」に移動し、「信頼できる場所」「信頼できるデバイス」「持ち運び検知」のすべてを無効にしてください。

6. クイック設定をロックする

ロック画面の上部から下にスワイプすると、Wi-Fi、Bluetooth、機内モード、位置情報などの設定に即座にアクセスできます。急いでいるときには便利ですが、盗んだスマホで素早く「機内モード」を有効にして追跡を妨害したり、「Wi-Fi」と「Bluetooth」をオフにしてリモートリセットツールを無効化したりすることも可能です。

さらに「位置情報」をオフにされれば、「Find My Device(デバイスを探す)」による紛失スマホの追跡も不可能になります。この脆弱性を排除するには、「設定」>「ロック画面とAOD」>「セキュリティで保護されたロック設定」に移動し、「ネットワークとセキュリティをロック」をオンにします。

この設定を有効にすると、Wi-Fiや機内モードなどのネットワーク関連トグルはPINまたは生体認証で保護されます。懐中電灯、サイレントモード、画面回転など、必要不可欠な機能は引き続き利用できますが、セキュリティを脅かす操作にはアクセスできません。

5. ロック画面の通知を非表示にする

スマホのロックを解除せずにメッセージやメール、通知をちらっと確認できるのは便利ですが、もし他人があなたの端末を手に入れたらどうなるでしょうか。同じメッセージを、ロック解除せずに見られてしまいます。

つまり、プライベートなチャットからアカウントログイン用のワンタイムパスワード(OTP)まで、あらゆる機密情報がロック画面に表示される可能性があるのです。これは絶対に第三者に知られたくない情報です。

ロック画面の通知を非公開にするには、「設定」>「ロック画面」>「通知」に移動し、「コンテンツを非表示」を選択します。この設定でも、どのアプリからの通知かは表示されますが、内容は表示されません。同様に、機密情報を一覧表示するロック画面ウィジェットがあれば、削除しておくのがおすすめです。

また、アプリごとにロック画面のコンテンツを非表示にすることもできます。メッセージや銀行アラートなどの機密コンテンツを隠しつつ、リマインダーやカレンダーイベントは表示させられるので、利便性を損なわずにプライバシーを守れます。

4. NFC使用前にロック解除を必須にする

NFC(近距離無線通信)は、非接触決済やクイックペアリングを可能にする技術です。端末にスマホをタッチするだけで支払いが完了します。問題は、誰でもあなたのスマホで同じことができてしまう点です。

対策として、NFC取引時にデバイスのロック解除を必須にしましょう。「設定」>「接続済みのデバイス」>「接続の設定」>「NFC」に移動し、「NFCの使用前にロック解除が必要」がオンになっていることを確認してください。こうすれば、仮にスマホを奪われても、ロック解除しない限りウォレットとして使用されることはありません。

3. ロック画面での音声アシスタントを無効化する

GeminiやBixbyといった音声アシスタントは非常に便利です。スマホのロックを解除しなくても、音声だけでメッセージ送信、通話、カレンダー確認ができます。しかし、これらのアシスタントは話者が本人かどうかを確認しないため、誰でも使用できてしまいます。適切な言葉を使えば、他人があなたの名義でメッセージを送ったり電話をかけたりすることも可能です。

Geminiでこれを無効にするには、「Googleアプリの設定」>「Gemini」>「ロック画面上のGemini」に移動し、「ロック解除せずにGeminiを使用」をオフにします。Bixbyの場合は、「設定」>「詳細機能」>「Bixby」に移動し、「ロック中に使用」をオフにしてください。

2. ロック中のUSB接続をブロックする

AndroidスマホのUSB-Cポートは、充電以外にも多くの用途があります。もしスマホが悪意ある人物の手に渡った場合、PCに接続されてファイルへアクセスされたり、マルウェアをインストールされたり、専用ツールでロック画面を回避しようとされる恐れがあります。

こうした攻撃からスマホを守るには、ロック中はUSBデータ転送を無効にしましょう。これにより、USB接続は充電のみに限定されます。「設定」>「セキュリティとプライバシー」>「その他のセキュリティ設定」に移動し、「ロック中はUSB接続をブロック」をオンにします。

1. 自動ファクトリーリセットを有効にする

誰かがあなたのスマホに侵入しようとしているなら、おそらくPINを何度も推測し続けるでしょう。ほとんどのAndroidスマホは数回の誤入力後にアクセスを遅延させますが、根気強い攻撃者は時間をかければ最終的に突破するかもしれません。ただし、スマホが自衛するよう設定されていれば話は別です。

そこで役立つのが「自動ファクトリーリセット」機能です。有効にすると、一定回数のロック解除失敗後に、スマホが自動的に全データを消去します。個人情報を他人に渡すくらいなら、いっそ自分で電源を断つ――そんな潔い防御策です。

有効にするには、「設定」>「ロック画面とAOD」>「セキュリティで保護されたロック設定」に移動し、「自動ファクトリーリセット」をオンにします。この機能でデータが消去されても困らないよう、日頃から定期的にバックアップを取っておきましょう。

まとめ

利便性を高めるロック画面機能の多くは、同時にスマホを脆弱にしてしまう側面があります。上記の設定に数分かけるだけで、Androidスマホのセキュリティは大きく向上します。得られる安心感は、その努力に十分見合うものです。ぜひ今日から取り入れてみてください。

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