家族と現在地をかんたんに共有できるモバイルアプリ9選
自分の居場所を他人に知られたくない場面もある一方で、知らせたほうが安心なときもあります。そんなときに役立つのが、位置情報を共有できる専用アプリです。本記事では、スマートフォンで使える、家族と現在地を共有するのにおすすめのアプリをご紹介します。
1. Life360
料金:無料(月額11.99ドルのプレミアム版あり)
単なる位置情報共有にとどまらず、Life360(Android | iOS)では「サークル」と呼ばれる信頼できるグループを作成できます。ここに見守りたい人を追加しましょう。初回セットアップ時に、既存のサークルへ参加するためのコードを入力するか、新しいサークルを作成するかを選べます。
また、安全な場所に到着したことをグループ全員に知らせる「チェックイン」機能も備えています。危険な状況になったときにグループへ警告を送れるSOSボタンの設定も可能です。相手がサークルへの参加を承諾すれば、現在地のほかに、バッテリー残量や運転レポートといった関連情報も確認できます。「衝突検出」を有効にすれば、家族が事故に遭った際に通知を受け取ることもできます。
有料版にアップグレードすると、24時間365日対応の緊急対応オペレーターへの救助要請の転送、ID盗難防止、30日分の位置履歴など、さらに多くの機能が利用できるようになります。
2. GeoZilla – ファミリーロケーター&GPSトラッカー
料金:無料(週額14.00ドルのプレミアム版あり)
前述のLife360と同じように、GeoZilla(Android | iOS)でも信頼できる連絡先のサークルを作成し、互いの居場所を見守れます。無料版でも、見守っている相手が特定の場所に到着・出発したときのアラート設定や、緊急モードといった主要機能を利用可能です。さらに、スマホの電池切れを周囲に知らせるバッテリーアラートの作成や、「転倒検出」機能の有効化にも対応しています。
より多くの機能を求める場合は、有料サブスクリプションへのアップグレードが必要です。追加の監視アラート、ToDoリストの作成、サークルメンバーの運転レポートの閲覧などが解放されます。
3. My Location – GPSマップ・位置情報の共有&保存
料金:無料
My Location(Android)は、アカウント登録不要(もちろん任意で登録可)のシンプルな位置情報共有アプリです。アプリを起動するとすぐに現在地の座標を取得し、「ライブ位置情報を共有」を選ぶと、友人や家族へ送れるリンクが生成されます。
本記事で紹介している他のアプリと同様に、よく訪れる場所のリスト登録や自分の位置履歴の確認もでき、ナイトモードへの切り替えにも対応しています。
4. Family Locator – GPSトラッカー&紛失端末検索
料金:無料(月額21.99ドルのプレミアム版あり)
Family Locator(Android)は、モダンなデザインのインターフェースが魅力のアプリで、家族や見守りたい人を追加できるグループを作成できます。コード経由で相手の同意を得てグループに追加すれば、リアルタイム追跡を有効化し、移動の通知を受け取れます。興味深いことに、フライト番号を入力すると航空便の進行状況を追跡できる「フライト」機能まで搭載しています。
さらに、アプリ内から起動できるSOSボタンや、グループメンバーとのチャット機能も備わっています。ただし無料版は機能制限が多いため、すべての機能を使いこなしたいならプレミアムへのアップグレードが必要です。
5. Messenger
料金:無料
FacebookのMessenger(Android | iOS)には、とても手軽に使える位置情報共有機能が備わっています。多くの人がすでにMessengerをインストールしているため、新たにアプリを入れる必要がないのが大きな利点です。ストレージ容量が少ない端末や通信速度が遅い環境でも重宝します。
Messengerでチャット(個人・グループどちらでも可)を開き、画面右下の四つの点アイコンをタップして「位置情報」を選択します。必要な権限を許可すれば、セッションが有効な間は相手があなたの居場所を確認できます。
6. Snapchat
料金:無料
Snapchat(Android | iOS)も、このリストに登場すると意外に思うかもしれません。しかしユーザー数が多いだけに、位置情報共有サービスを提供していることは知っておく価値があります。Snapchatアプリの下部にある位置情報アイコンをタップし、右上の歯車アイコンから友達との位置情報共有を開始できます。
どの友達に居場所を見せるかを選択できるほか、位置情報を非公開にしたいときはワンタップで「ゴーストモード」に切り替えられます。
7. Google マップ
料金:無料
Google マップ(Android | iOS)の説明は不要でしょう。だからこそ最後にご紹介します。比較的新しいAndroid端末の大半にプリインストールされている点が最大のメリットです。新しいアプリをインストールする手間がなく、空き容量を節約しながら位置情報共有を活用できます。
アプリ内でプロフィール写真をタップし、ポップアップしたメニューから「位置情報の共有」を選択するだけです。この機能を有効にすると、アプリを使用していなくても位置情報が更新され続けます。GmailやWhatsApp、Telegramなどの人気アプリを通じて、リアルタイムの現在地を共有できます。
8. 端末の標準機能
近年のAndroidスマートフォンの多くは、電源ボタンの長押しで起動できる「緊急モード」を搭載しています。機種によって内容は異なりますが、位置情報の共有、緊急通報、SOS音の発信やライトの点灯などが行えます。OnePlus端末なら、緊急連絡先リストの作成も可能です。
さらに安全対策を組み込んでいる機種もあります。たとえばPixel端末には「パーソナル セーフティ」アプリが同梱されており、信頼できる緊急連絡先を1件以上登録できます。また、Google マップでの位置情報共有を有効にするよう促されます。
設定が完了したら「安全確認(Safety Check)」を作成できます。確認の時刻になると、無事であることを報告する、緊急共有を開始する、あるいは直接緊急通報するという選択肢が画面に表示されます。
そのほか、医療情報の登録や、電話の発信・バッテリー残量の低下といったイベントに応じたステータス更新の設定も可能です。Googleは自動車事故検出システムや危機アラート機能もこのアプリに組み込んでいます。
一方、非Pixelユーザーは「緊急位置情報共有(ELS)」がオンになっていることを確認しましょう。お住まいの地域でELSがサポートされていれば、緊急電話をかける際に自動的に位置情報が救急対応機関へ送信されます。「設定→位置情報→詳細設定→緊急位置情報共有」から有効化できます。
iPhoneユーザーの場合は、連絡先カードを開いて「現在の位置情報を送信」または「位置情報を共有」を選ぶことで、相手に現在地を知らせられます(iOSでの位置情報共有については、詳しいガイド記事もぜひ参照してください)。さらにiOS端末には、電源ボタンと音量ボタンのいずれかを同時に長押しすることで起動できる緊急通報機能も備わっています。
9. ほとんどのGPSアプリ
大多数のGPSアプリには、何らかの形で位置情報共有機能が備わっています。ただし、本記事で紹介したアプリが誇るような高度な見守り機能を持つものは少ないのが実情です。シンプルながら優秀なGPSアプリをお探しなら、厳選したおすすめ8選のまとめ記事をチェックしてみてください。
よくある質問
1. GPSはどうやって機能するの?
GPSの仕組みが気になったことがある方は、この現代の驚異的な技術を詳しく解説した特集記事をご覧ください。
2. 位置情報の精度を高めるには?
アプリによっては正確な位置を特定できないことがあります。位置情報が不正確だったり表示されなかったりする場合は、アプリ内の「現在地」ボタンをタップする、Wi-Fi接続を確認する、端末のコンパスをキャリブレーションする、再起動するなどを試してみてください。iPhoneでは「コンテンツとプライバシーの制限」内の「位置情報サービス」を有効にしておくことも大切です。
3. 安全確保に役立つ他のガジェットはある?
ランニング中など、スマホを持ち歩くのが不便なこともありますよね。そんなときはApple Watchのようなスマートウォッチが便利です。ウェアラブル端末なら、地域の緊急通報サービスへ簡単に電話をかけられます。その他の選択肢としては、安全のためのジュエリーを専門とするInvisaWearがあります。キーチェーンやネックレス、ブレスレットなど多彩なアイテムを取り扱っており、これらには隠された緊急ボタンが内蔵され、押すだけで信頼できる連絡先へすぐにメッセージが送信されます。
位置情報の共有だけでなく、Discordで友達と配信を楽しんだり、Netflixを一緒に観たりすることもできます。テクノロジーは人と人を遠ざけてしまうこともありますが、人と人をつなぐ方法もたくさんあるのです。
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