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Googleはあなたの声を録音している?「OK Google」の録音履歴を確認・停止・削除する方法

2016年を通じて、スマートフォンの「異常動作」がますます顕在化してきました。マルウェアの脅威は深刻ですし、チップセットの不具合もパッチで修正できます。端末には万一に備えてPINコードを設定しておくべきでしょう。

しかし、こうした懸念すべき問題は、今まさに進行している本物のプライバシースキャンダルに比べれば、ほんの余話にすぎません。ポケットの中、デスクの上、あるいはこの記事を読んでいる今まさに手の中にあるその端末——あなたのスマートフォンが、あなたを監視しているのです。

なぜ? どのように? そしてGoogleはどこに関わっているのか? 詳しく見ていきましょう。

会話をもとにしたターゲット広告

2016年初頭、地球上で大規模な偶然が重なっているのか、それともスマートフォンが会話からキーワードを拾い上げて文脈に合った広告を表示しているのか、どちらかであることが明らかになりました。

当時、同様の現象を確認できたのはGoogleとFacebookだけでしたが、調査を深めるうちに、他のいくつかのサービスも盗み聞きを行っている可能性が浮上しました。読者の皆さんからの報告のおかげで、この問題がどれほど広範囲に及んでいるのかを把握し、「単なる偶然」の可能性を排除することができたのです。

それが可能だと証明したアプリ

この可能性が最初に提唱されたとき、信じがたい話に思えました。ところが、サイバーセキュリティ研究者のKen Munro氏とPen Test PartnersのDavid Lodge氏が協力してアプリを開発すると、状況は一変します。周囲の会話を録音し、PC上に表示することを目的としたこのアプリは、実際に動作する概念実証(Proof of Concept)となったのです。

Munro氏はBBCに対し、次のように説明しています。

私たちがやったのは、Google Androidの既存機能を使うことだけです。開発が少し簡単だったのでAndroidを選びました。

必要だったのは、Android端末のマイクと一部のシステム権限だけでした。

つまり、技術的には十分可能であり、人々はスマートフォンの広告に奇妙な挙動を実際に感じ取っていたのです。では、音声が実際に録音されている証拠はあるのでしょうか? 実は、あるのです。しかも相当な量が。

「OK Google」はあなたの発言を記録している

表向きは音声認識精度の向上のためとされていますが、「OK Google」サービスは、このコマンドを使って行ったすべての指示と検索クエリを録音しています。

重要なのは、キャプチャした音声に反応するだけでなく、データが保存されるという点です。「OK Google」を使ったことがあれば、アプリが音声を認識して反応しているだけだと思っていたのではないでしょうか。録音されていることを知らされていなかったため、データが破棄されずに残っていたこと自体に気づかなかったはずです。

これらの録音クリップには、「OK Google」のコマンドと、まったく無作為な音声断片が混在しており、その音声はすべてGoogleの中央サーバーに保存されています。

Googleの音声録音履歴を確認する

この不気味な事実を消化したら、次は自分自身の録音を確認してみましょう。最も手軽な方法は、スマートフォンまたはデスクトップブラウザで history.google.com/history/audio にアクセスし、記録された膨大なアイテムのリストを目にすることです(※現在はGoogleアカウントのアクティビティ管理ページ「myactivity.google.com」に統合されています)。

筆者のリストは特に不可解で、「OK Google」のコマンドとランダムな音声断片が混ざっています。Googleはすべてを自動で文字起こししようとしますが、その結果はときにおかしなものになります。

(例えば、2月5日に私は「Harry」と発言したことになっていますが、クリップを再生してみると、実際には妻の名前「Ceri」——発音は「Kerry」——と言っていました。別の箇所ではなんと「Cherry」と表示されていました!)

スマートフォンやタブレットで「OK Google」を使ってきた期間によっては、このクリップのリストは数年前にまで遡ることもあります。筆者の音声クリップの履歴は2014年7月まで遡ります。ちょうどHTC One M7を使用し、初めてGoogle Nowを有効にした頃の記録です。

「OK Google、録音をやめて」

これらの録音を無効にするのが最善の選択肢といえるでしょう。内容の多くは無意味なものかもしれませんが、知らないうちにいつでも録音されうるという事実は重大な懸念材料です。GoogleやFacebookがキーワードを盗み聞きしているのではないかという不安とも結びつくため、この機能をオフにするのは理にかなっています。

設定するには、history.google.com/history/audio にアクセスし、右側のメニューを開いて「アクティビティ管理(Activity controls)」を選択します。そこから下へスクロールして「音声アクティビティ(Voice & Audio Activity)」を見つけ、スイッチをタップして「一時停止(Pause)」に切り替えます。

すると確認画面が表示され、この操作により「OK Google」などの機能が制限または無効になることが通知されます。さらに、次の点にも注意が必要です。

Googleは引き続き、匿名化された形式で音声データを収集・保存する場合があります。

過去の録音を削除する

ここまで進めたなら、既存の録音を破棄したい方は実際に削除しましょう。中身が無意味だろうとなんだろうと関係ありません!

「アクティビティを管理(Manage Activity)」リンクをタップし、右側のメニューを開いて「選択(Select)」を選びます。各チェックボックスにチェックを入れ、右上のゴミ箱ボタンを押してください。ここでもGoogleは「本当に削除してよいか」を尋ねてきて、録音を保持すべき理由をいくつか提示してきます。案内に従って削除を確定すれば、録音データからようやく解放されます。

最後にひとつ重要な注意点:必ず、所有するすべてのGoogleアカウントについて、録音の無効化とアクティビティの削除を実施してください。

これはプライバシー侵害だ。Google、それはダメだ

「OK Google」を使い始めたとき、自分の声が録音されること——しかも後から取り出せる形で保存されること——を想定していた人はほぼいないでしょう。Googleがこのデータを保持し続ける合理的な理由は、実のところほとんど見当たりません。

音声認識技術は確かに素晴らしいものです。便利であり、ハンズフリーの場面では安全性の向上にも寄与します。しかし、本当にそこまでプライバシーを侵す必要があるのでしょうか? そして、これらの録音は、広告主がスマートフォン経由で盗み聞きを行っているという疑惑と何か関係があるのでしょうか?

あなたはどう思いますか? 自分の履歴の中に、奇妙で気になる録音は見つかりましたか? ぜひコメント欄でお聞かせください。

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