iPhoneの写真をPCに転送する方法:Windows 11/10/8/7対応の簡単手順を徹底解説
iPhoneの高性能カメラのおかげで、日常の大切な瞬間をいつでも美しく残せます。しかし、高解像度の写真を撮り続けると、いずれiPhoneのストレージ容量を圧迫してしまうもの。そんなときは、写真をiPhoneからPCに移して空き容量を確保しましょう。

幸い、写真の転送は思っているほど難しくありません。本記事では、iPhoneからPC・フラッシュドライブ・外付けハードディスクへ写真を取り出す方法をすべて紹介します。それぞれのメリット・デメリットもあわせて解説するので、自分に合った最適な方法を見つけてください。
- パート1:エクスプローラーで写真を取り出す方法
- パート2:FoneBackupで写真を取り出す方法
- パート3:フォトアプリで写真を取り出す方法
- パート4:iCloudで写真を取り出す方法
- パート5:AirDrop系アプリで写真を取り出す方法
パート1:エクスプローラーでiPhoneの写真をPCに取り出す
追加ソフトをダウンロードしたくない場合は、標準搭載のエクスプローラーを活用できます。エクスプローラーからiPhoneのDCIMフォルダにアクセスすれば、カメラロールの写真をすべて確認し、PCにコピーすることが可能です。
ただし、写真は複数のサブフォルダに分かれて保存されているため、目的の画像を探すにはフォルダを一つずつ開く必要があります。アルバム単位でまとめて転送したい場合には、あまり向いていない方法といえるでしょう。
手順
ステップ1. USBケーブルでiPhoneをPCに接続し、iPhone側でパスコードを入力してPCを信頼します。
ステップ2. エクスプローラーを開き、「PC」内の「デバイスとドライブ」から自分のiPhoneを探してダブルクリックします。
ステップ3. 「Internal Storage」→「DCIM」の順に進むと、写真が保存されたサブフォルダが表示されます。フォルダを開いて必要な画像を選び、PCや外付けドライブにコピーしましょう。

メリット: 追加ソフトが一切不要
デメリット: アルバムが表示されず、目的の写真を探すのに時間がかかる
パート2:FoneBackupでiPhoneの写真をPCに転送する
エクスプローラーでも写真にアクセスできますが、必要な写真を探すのに手間がかかります。「PC上でアルバムごとに写真を確認したい」という方には、Windows PC向けのプロ仕様iPhoneデータ管理ツール「FoneBackup」がおすすめです。
FoneBackupなら、次のような特徴があります。
- iPhoneとPC・外付けHDD・USBメモリ間で写真を自由に転送できる
- iPhoneのフォトアルバムを一覧表示するため、目的の写真がすぐ見つかる
- 画質を劣化させることなく、フル解像度のまま写真を転送できる
- Live Photos(ライブフォト)にも対応。動画として保存するか、.jpg/.heic形式で書き出せる
わずか数クリックで選択した写真を指定の場所へ移動できるため、大量の写真を効率よく取り出したい方に最適です。使い方を見ていきましょう。
手順
ステップ1. ダウンロードボタンをクリックしてFoneBackupをインストールし、USBケーブルでiPhoneをPCに接続します。
ステップ2. デバイスが認識されたら「Phone Transfer」を選択し、「iPhone to PC」に進んで「Get Started」をクリックします。

ステップ3. 「Photos」にチェックを入れ、Music/Videos/Contactsのチェックを外します。必要な写真を選んで「OK」をクリック。アルバム単位での一括選択も可能です。

ステップ4. 「Start Transfer」をクリックし、保存先のパスを選択して「Transfer」を押せば転送が始まります。

転送が完了したら「Ok」をクリックし、取り出した写真を確認しましょう。

? さらにFoneBackupには、写真管理に役立つ2つの便利ツールが搭載されています。
- HEIC Converter: HEIC形式をJPG/JPEG/PNGに変換。SNS投稿や編集時の形式の制限を気にせず済みます。
- Photo Deduplication: iPhoneとPC上の重複写真を自動検出。不要なコピーを一括削除してストレージを節約できます。

メリット: 写真のプレビュー・選択が自由/アルバム別に整理されていて探しやすい/Live Photosの転送にも対応
デメリット: PCへのソフトウェアインストールが必要
パート3:フォトアプリでiPhoneの写真をPCに取り込む
お使いのPCがWindows 8/10/11なら、標準搭載の「フォト」アプリも使えます。Windows 8で初めて導入された純正フォト管理ツールで、カメラロールの写真を転送できるほか、編集・削除・共有といった操作にも対応しています。
手順
ステップ1. フォトアプリを起動し、iPhoneをPCに接続します。
ステップ2. アプリ上部の「インポート」をクリックし、「USBデバイスから」を選択。写真の検出が完了するまで待ちます。
ステップ3. 転送したくない写真のチェックを外します。「インポート設定」から保存先フォルダを変更したり、取り込み後に端末側から削除する設定にしたりすることも可能です。
ステップ4. 最後に「選択した項目をインポート」をクリックすれば、写真がPCに保存されます。

メリット: PCに取り込んだ写真を自動的にiPhoneから削除できる
デメリット: カメラロールの写真しか転送できない
パート4:iCloud経由でケーブルなしに写真を転送する
「USBケーブルを使いたくない」という方は、iCloudを活用しましょう。iCloudに保存したデータは、どのデバイスからでもアクセス可能です。まずiPhoneからiCloudへ写真をアップロードし、次にPC側でiCloudからダウンロードするという流れで転送を実現します。
ただし、iCloudの無料容量はわずか5GB。写真ライブラリが大きい場合は、何回かに分けて転送するのがおすすめです。
ステップ1:写真をiCloudにアップロードする
すべての写真をアップロードする場合: 「設定」→「[ユーザ名]」→「iCloud」→「写真」と進み、「iCloud写真」(または「このiPhoneを同期」)をオンにします。Wi-Fiに接続している間に、全写真が自動的にアップロードされます。

選択した写真だけを転送する場合: 「写真」アプリで対象の写真を選び、「共有」ボタンをタップ→「ファイルに保存」→保存先として「iCloud Drive」を選択します。

ステップ2:iCloudからPCに写真をダウンロードする
PCのブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple IDでログインします。「写真」または「iCloud Drive」を開いて対象の写真を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックすればPCに保存できます。

メリット: USBケーブルが不要
デメリット: 無料容量では全写真を保存しきれない可能性がある/安定したWi-Fi環境が必要
? ほかにもGoogleフォト、Dropbox、OneDriveなどのクラウドストレージサービスを利用する方法もあります。
パート5:「AirDrop」系アプリでワイヤレス転送する
家族や友人との写真のやり取りにAirDropをよく使う方も多いでしょう。しかしながら、AirDropはApple製品専用機能のため、iPhoneからWindows PCへの転送には利用できません。とはいえ、AirDropのようにiPhoneとPC間でワイヤレスにファイルを送れるアプリは数多く存在します。
特におすすめなのが「Snapdrop」「Xender」「SHAREit」。ここでは例として、アプリのダウンロード不要で使えるSnapdropの使い方を紹介します。
手順
ステップ1. iPhoneとPCを同じWi-Fiネットワークに接続します。
ステップ2. 双方のブラウザでSnapdrop.netを開きます。転送準備が整うと、iPhone側にPCのアイコン、PC側にiPhoneのアイコンが表示されます。
ステップ3. iPhone側でPCのアイコンをタップすると3つの選択肢が現れるので、「Photo Library」を選んで転送したい写真を選びます。

ステップ4. PC側で受信を承認すれば転送完了です。
メリット: アプリのインストール不要
デメリット: 一度に大量の写真を送ると失敗することがある/安定したネットワーク環境が必要
? AirDrop系アプリについてさらに詳しく知りたい方は、以下のガイドも参考にしてください。
- 【2023年版】Windows 11でAirDropを使う方法
- Windows 11/10/8/7 PC向けAirDrop代替アプリの無料ダウンロード
- iPhone 14からWindows 11/10/8/7へファイルを転送する方法
まとめ
今回は、iPhoneからPCへ写真を取り出す5つの方法を紹介しました。それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の環境や目的に合わせて最適な方法を選びましょう。なお、大量の写真をまとめて転送したい場合は、エクスプローラー、FoneBackup、フォトアプリといった有線接続の方法がおすすめです。ワイヤレス転送よりも安定性と速度で優れているからです。
-
iPhoneとMacでSafariブックマークを安全にバックアップする完全ガイド
iPhoneやMacなどのAppleデバイスに標準搭載されているSafariは、日常的なインターネット利用において信頼性と安全性の高いブラウザです。タブブラウジング機能やポップアップブロック機能を備え、よく訪れるウェブサイトをお気に入りとして登録できるため、目的のページへ素早くアクセスできます。 しかし、デバイス上の他のデータと同様に、Safariのブックマークも誤って失われる可能性があります。事前にバックアップしておけば、大切なブックマークを確実に守ることができます。この記事では、iPhoneとMacそれぞれでSafariブックマークをバックアップする方法を詳しく解説します。 iPhoneで
-
iPhoneの方が断然快適!Android版に失望した人気アプリ5選
Androidへの乗り換えは簡単だと思っていた。お気に入りのアプリの大半はPlayストアに存在していたからだ。しかしすぐに気づいたのだ。「アプリがある」ことと「同じように使える」ことは全然違うということを。 公開日:2025年9月7日(米東部時間 午後12:00) 著者のRaghav Sethiは2022年に大学のオープンソースコミュニティブログへの寄稿からテックライターとしてのキャリアをスタートし、同年後にMakeUseOfへ参画。以来、Apple、Android、AIに関する記事を幅広く執筆している。ハンズオン検証から、新技術トレンドの背景を探る考察記事まで、その活動は多岐にわたる。MU