iOS 16の新機能「被写体を切り抜く」の使い方と活用術
iOS 16の新機能「被写体を切り抜く」とは?
iPhoneをiOS 16にアップデートしたなら、写真をタップしたときに奇妙なアニメーションに気づいたかもしれません。まるで稲妻が写真の中の被写体を走り抜け、その周囲を光がフラッシュして選択範囲をハイライトするような演出です。
この不思議な機能が何なのか、どう使えばいいのか、疑問に思っている方も多いはずです。
Appleはこの機能を「被写体を切り抜く(Lift subject from background)」と呼んでいます。名前の通り、写真の中の被写体を自動的に認識し、背景から分離してくれる、非常に賢いソフトウェア技術です。
基本的な使い方
使い方はとてもシンプルです。写真アプリで人物、ペット、その他の物体(メインの被写体である必要があります)をタップ&ホールドすると、先ほどの独特なアニメーションが表示され、選択が成功したことがわかります。
すると、「コピー」と「共有」の2つのオプションがポップアップ表示されます。

画像:Jim Martin / Foundry
「コピー」を選んだ場合
「コピー」をタップすると、切り抜かれた画像(白い背景付き)をクリップボードに保存できます。あとはSNSへの投稿、メモアプリ、ドキュメントなど、画像に対応しているほぼすべてのアプリに貼り付けることが可能です。
「共有」を選んだ場合
「共有」ボタンは、より手軽な選択肢です。切り抜いたかわいい子猫の画像をすぐにX(Twitter)へ投稿したり、最近やり取りした連絡先に送信したり、メールに添付したり、近くの人にAirDropで送ったり、他の対応アプリで共有したりできます。

画像:Jim Martin / Foundry
もちろん、共有メニューから画像をiPhoneに保存しておき、後で共有することもできます。さらに、連絡先の顔写真に設定したり、印刷したり、Apple Watchの文字盤(フェイス)を作成することも可能です。
切り抜き機能の精度と限界
写真の切り抜き機能は驚きの完成度を誇りますが、限界もあります。何が被写体で何が背景かを見極める能力は非常に優れており、iPhoneカメラで撮影していない写真でも高い精度を発揮します。
しかし、完璧というわけではありません。被写体の前に背の高い草などの障害物がある場合、被写体のすぐ隣に別の物がある場合、あるいは被写体と背景の色が似ている場合には、うまく動作しないことがあります。
それでも、下の巨大アフリカカタツムリの例のように、驚くほど良い結果が得られることもあります。本来はレタスまで選択されるべきではありませんでしたが、それでも十分にシェアできる仕上がりです。

画像:Jim Martin / Foundry
ぜひ自分の写真で試してみてください。Appleによると、この機能は写真アプリだけでなく、Safari、クイックルック(Quick Look)、スクリーンショット、その他のアプリでも利用できるとのことです。
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