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iPhone XR・XS・XS MaxでeSIMを使う方法|AT&T・Verizon対応デュアルSIM設定ガイド

出張や旅行で頻繁に海外へ足を運ぶビジネスパーソンなら、スマホのデュアルSIM対応がどれほど便利かを実感しているはずです。これまで1台の電話で2つの番号を持つには、対応端末の選択肢が限られるうえ、物理的なSIMカードを2枚用意する必要がありました。

eSIM(組み込み型SIM)は、物理的なSIMカードと同等の機能を電子的に実現する技術です。最初にeSIMを搭載したスマートフォンはGoogleのPixel 2でしたが、当時はGoogle独自の「Google Fi」サービスでのみ利用可能という大きな制約がありました。

AppleはWatch Series 3からすでにeSIMを採用しており、ついにiPhone XR、iPhone XS、そしてiPhone XS Maxにもこの機能が搭載されました。

これにより、頻繁に飛行機を利用するユーザーは、渡航先の現地キャリアを簡単に追加でき、高額な国際ローミング料金を回避できるようになります。通話用とデータ通信用でプランを分けることも可能です。たとえばGoogle Fiのデータ専用SIMとの組み合わせは非常に有効でしょう。

ただし、導入されたばかりの段階ではいくつかの注意点があります。現時点でアメリカ国内のeSIM対応キャリアはごくわずかで、VerizonとAT&Tのみがサポートしています。T-Mobileは年内の対応が予定されており、Pixel向けにすでにeSIMを提供している実績から、Google FiもいずれiPhoneでのeSIM利用に対応すると見込まれます。

AT&TとVerizonでeSIMを使う方法

上記2社の契約者、あるいはeSIM利用のために乗り換えを検討している方向けに、具体的な手順を解説します。

まず押さえておきたいのは、eSIMの追加は実質的に新たなサービス契約の締結となるため、毎月の請求額が増えるという点です。また、iPhoneはiOS 12.1.1以降である必要があります。さらに、端末がSIMロック解除されていれば複数のキャリアを併用できますが、ロックされたままの場合は同じキャリアの2プランしか利用できず、利便性が大きく制限される点にも注意してください。

AT&Tの場合

まずAT&Tの公式サイトにアクセスし、新しいeSIMアカウントを購入します。その際、デバイスのIMEIが必要です。IMEIはiPhoneの「設定」メニューから「一般」>「情報」と進むと確認できます。

eSIMプランを入手したら、次はデュアルSIMの設定です。iPhoneならとても簡単です。

  1. 「設定」>「モバイル通信」>「通信プランを追加」に進みます
  2. eSIMプラン申し込み時にAT&Tから受け取ったQRコードをスキャンします
  3. 画面下部の「詳細を手動で入力」を探します
  4. ここで「通信プランを追加」をタップすると、既存のプランと新しく追加するプランの両方の詳細が表示されます

あとで混乱しないよう、それぞれの回線にわかりやすいラベルを付けて「完了」をタップしましょう。最後の画面で、どちらの回線をデフォルトにするかを選択できます。

デュアルSIM利用時の重要な注意点

iPhoneでは2つの電話番号を同時にアクティブにできますが、データ通信として有効になるのは一度に1つのプランだけです。より安価なデータ通信のために2つ目のプランを活用したい場合は、「モバイル通信」>「モバイルデータ通信」>「モバイルデータ通信の切り替え」メニューから手動で切り替えられます。

また、FirstNetを利用する警察官や消防士などのファーストレスポンダーの方は、2枚目のSIMが1枚目のSIMの接続に干渉する可能性がある点にも留意してください。

Verizonの場合

Verizonではさらに簡単です。必要な作業はすべてMy Verizonアプリから完結します。

  1. アプリを開き、「今すぐ参加(Join Now)」をタップして「開始(Get Started)」を選択します
  2. 次に、登録用のIMEIが必要です。「設定」>「一般」>「情報」と進み、該当番号を長押ししてコピーします
  3. My Verizonアプリに戻り、「Digital SIM IMEI」欄を見つけて、長押しでIMEIを貼り付けます
  4. 「適格性を確認(Check Eligibility)」をタップします(プリペイドプランはeSIM非対応のため注意が必要です)

適格性が確認できれば、アプリの案内に沿って新しいサービスをアクティベートします。電話番号の選択(またはMNP転入)、PINコードの作成、請求情報の登録といったステップが含まれます。

その後の手順は前述のAT&Tと同様です。Verizonから送られてくるQRコードを「設定」>「モバイル通信」>「通信プランを追加」からスキャンし、2本目の回線をセットアップしましょう。

物理SIMからeSIMへの完全移行

既存のVerizonユーザーで、物理SIMの代わりにeSIMへ切り替えたい場合も対応可能ですが、やや手間がかかります。まずVerizonのカスタマーサービスに連絡したうえで、Redditユーザーのu/summerpavements氏が作成した以下のガイドを参考に進めてください。

  1. オペレーターに「デバイス交換(device swap)を行いたい」と伝えます
  2. IMEIを求められたら、eSIM側のIMEIを提供します。「設定」>「一般」>「情報」の一番下までスクロールし、下側に表示される「2つ目」のIMEIを探してください。注意:物理SIMとeSIMにはそれぞれ異なるIMEIが割り当てられています。必ず正しい方を伝えましょう。
  3. SIMカード番号(ICCID)を求められたら、「同じままにする」と答えます。この番号自体は重要ではなく、実際のeSIM番号は後からプロビジョニングされます。
  4. 「Purchase Receipt for your Order No: XXXXXXX with Verizon Wireless」という件名のメールが届きます。メール内のPDFファイルの最終ページにQRコードがあるので、「設定」>「モバイル通信」>「通信プランを追加」からスキャンします。

eSIMの利用を予定していますか? ぜひコメント欄でお知らせください。TwitterやFacebookでも議論に参加できます。

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