【iPhone】コントロールセンターで3Dタッチを活用する便利なショートカット術
Appleが圧力感知式のタッチ技術「フォースタッチ(Force Touch)」を初めて搭載したのはApple Watchでした。その後、AndroidスマートフォンメーカーのHuaweiが同様の機能を新機種に搭載したことを受け、AppleはiPhone 6sからこの技術を「3Dタッチ」として本格導入し、広く普及させました。
Appleはこのマルチタッチ機能を「3Dタッチ」と呼んでいます。画面を強く押し込むことで、普段よく使う操作や機能に素早くアクセスできる、画期的な操作方法です。iPhoneの画面を押し続けると、押したアプリで利用可能なショートカットが表示されます。
例えば、3Dタッチといえばアプリ機能へのショートカットとして最も有名です。TwitterのiOSアプリで試してみると、素早くツイートしたり、DM(ダイレクトメッセージ)を送ったり、検索したりすることができます。
あまり知られていませんが、iOSのコントロールセンターでも3Dタッチは大いに活躍します。特に、コントロールセンターのコントロールを自由にカスタマイズできるようになった今こそ、その真価が発揮される場面です。ここでは、この方法で使える便利なショートカットをいくつかご紹介します。
モバイルデータ通信のショートカット
コントロールセンターに標準で用意されているショートカットの一つが、「モバイルデータ通信」のオン/オフ切り替えです。このコントロールは、コントロールセンター左上のパネルにBluetooth、Wi-Fi、機内モードと並んで配置されています。
モバイルデータ通信のアイコンを3Dタッチ(強く押し続ける)すると、次のような画面が表示されます。
なお、このグループ内の4つのアイコンのどれを3Dタッチしても、同じ拡張メニューが開きます。ここでは、新しく現れる2つのオプションについて詳しく見ていきましょう。
AirDropのショートカット
AirDropは、近くにあるMac(OS X)やiOSデバイスとワイヤレスでファイルをやり取りできるAppleデバイス向け機能です。受信設定は複数のモードから選択でき、「受信しない」「連絡先のみ」「すべての人」などがあります。しかし、近くにいる知り合いからファイルを受け取るために「すべての人」に設定すると、手動で変更するまでその状態が維持されてしまいます。
残念ながら、この設定は見知らぬ人に悪用される危険性もあります(詳細は関連記事をご覧ください)。そこで便利なのがこのAirDropショートカットです。その場ですぐに「連絡先のみ」や「受信しない」へ切り替えられます。
インターネット共有(テザリング)のショートカット
インターネット共有(Personal Hotspot)は、iPhoneのモバイルデータ通信回線を使ってWi-Fiホットスポットを作成できる機能です。これにより、ノートパソコンやその他のデバイスをこのネットワークに接続してインターネットを利用できます。この機能の利用には携帯キャリア側の有効化が必要ですが、現在は大手キャリアすべてが対応しています。
モバイルデータを消費し、回線速度にも左右されるものの、LTEが使える場所ならどこでもデバイスにインターネット接続を追加できるのは、生産性向上の面で非常に心強い機能です。さらに、友人やビジネス関係者にiPhone経由で接続を提供すれば、きっと感謝されることでしょう。
このショートカットを使えば、ホットスポットをすばやくオン(検出可能)またはオフ(検出不可)に切り替えられます。
なお、iOSの仕様上、他の人が参加するにはインターネット共有にパスワードの設定が必要です。「設定」→「インターネット共有」→「"Wi-Fi"パスワード」から設定しておきましょう。
画面収録のショートカット
前回の記事で解説したように、画面収録のコントロールをコントロールセンターに追加できます。コントロールセンターに画面収録があれば、そのアイコンを3Dタッチしてみてください。すると、次のようなメニューが現れます。
- 収録の保存先を選択できます。
- 以前は画面収録をiPhoneのカメラロールに保存することしかできませんでした。しかし現在では、画面収録から直接Facebookライブに配信できますし、My Verizon(iOSアプリ)も診断機能のために画面を送信するよう求めてくるほどです。なお、保存先がカメラロールの場合はボタンが収録を開始、Facebookの場合はブロードキャストを開始と表示されます。
- iPhoneの画面を録画しながら音声を吹き込みたい場合は、このボタンでマイクをオンにすると、録画中に音声も記録できます。
ここに表示されるアプリの一覧は、iPhoneにインストールされているアプリによって異なります。筆者の場合、FacebookとMy Verizonがインストールされているため、この2つのアプリが表示されています。残念ながら、iOSの画面収録機能に対応しているすべてのアプリの確定的なリストは、オンラインでは見つかりませんでした。
メモのショートカット
コントロールセンターにもう一つ追加しておきたい便利なコントロールが「メモ」です。メインのショートカットでは新規メモが開きますが、メモのチェックリスト機能をよく使う方は、コントロールセンターのメモアイコンを3Dタッチすると、チェックリスト付きの新規メモを直接作成できます!
さらに、写真やスケッチ付きの新規メモを作成することも可能です。コントロールセンターでの3Dタッチショートカットは、日々の操作の時短にとても役立ちます。
補足:3DタッチはiPhone XR以降の機種では「ハプティックタッチ(触覚タッチ)」に置き換えられています。ただし、ハプティックタッチでも同じく長押し操作でこれらのショートカットメニューを利用できるため、新しいiPhoneをお使いの方も安心して試してみてください。
3Dタッチはほとんどの場面で便利ですが、時に思わぬ問題を引き起こすこともあります。3Dタッチのせいでアプリを削除できなくなった場合の対処法についての記事もぜひご覧ください。質問や提案があれば、コメント欄でお気軽にお知らせください。それでは、快適なiPhoneライフを!
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