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iPhone/iPadの「書類とデータ」を削除してストレージを空ける完全ガイド

iPhoneやiPadの調子が悪い?原因は「書類とデータ」かも

最近iPhoneやiPadの動きが遅くなったと感じていませんか?故障を疑う前に、本体に知らないうちに蓄積された古いデータやキャッシュが原因である可能性があります。

この記事では、iPhone/iPadから不要な書類やデータを削除して、ストレージの空き容量を確保し、端末を快適に使い続けるための方法を詳しく解説します。

「書類とデータ」とは何か?

まず、「書類とデータ(Documents & Data)」の意味を理解しましょう。標準アプリ、サードパーティ製アプリ、そしてiCloudに保存されたコンテンツは、それぞれキャッシュファイルを作成します。キャッシュとは、アプリやプログラムの次回起動を高速化するために一時的に保存されるデータのことです。

例えば、Safariで検索すると、ブラウザは過去の検索履歴を記録します。次にSafariを開いて入力を始めると、よく使う検索ワードがすぐに候補として表示されるのはこのためです。同様にYouTubeも視聴履歴を記録し、あなたの好みに合わせた動画をおすすめしてくれます(的外れなことも多いですが)。

しかし、こうしたキャッシュやCookieなどのデータが蓄積されると、ストレージを圧迫し、動作不良や新しいアプリがダウンロードできないといった問題を引き起こします。定期的に古いキャッシュを削除すれば、端末の動作は確実に改善します。

ストレージ使用状況の確認方法

  1. iOSデバイスで「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPhone/iPadストレージ」をタップ

ここで、デバイス全体のストレージ使用量と残り容量を確認できます。アプリの一覧が表示され、各アプリを選択すると、そのアプリが消費している容量の内訳をチェックできます。

「書類とデータ」を削除する2つの方法

方法1:使っていないアプリをオフロードする

iOS 11以降では、関連データを削除せずに未使用のアプリを「オフロード」できます。後で再インストールすれば、データは自動的に復元されます。重要なデータを失うことなく大幅に空き容量を確保できる、便利な機能です。

方法2:アプリを手動で削除して再インストールする

個別のアプリに関連付けられたデータが必要ない場合は、アプリを削除して必要になったら再インストールしましょう。これにより、以前保存されていたキャッシュを一掃できます。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「ストレージとiCloud使用状況」をタップ
  4. ストレージ欄の「ストレージを管理」をタップ
  5. データを削除したいアプリを選択
  6. 「Appを削除」をタップして確認
  7. 必要になったらApp Storeから同じアプリを再インストール

iCloud上の特定アプリのデータを削除する方法

iCloudに保存されたデータも削除できます。以下の手順で、iCloudの容量をすっきり整理できます。

  1. iOSデバイスで「設定」アプリを起動
  2. プロフィール画像をタップ(機種によっては直接「iCloud」をタップ)
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「ストレージを管理」をタップ
  5. データを削除したいアプリを選択
  6. 「書類とデータを削除」をタップ
  7. 「削除」をタップして確認

これで、iCloudに溜まった個別アプリのキャッシュを削除できます。

iCloudに同期するアプリを選ぶには

最初の段階で、iCloudにデータを保存するアプリを限定しておくと、iCloudストレージの肥大化を防げます。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. プロフィールをタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. iCloudに保存したくないアプリのスイッチをオフにする

ミュージック・動画・サムネイルのキャッシュを削除する

iTunesで購入した音楽や動画(iPhone/iPadで購入したもの、またはパソコンから同期したもの)は端末に保存されます。これらは通常、ストレージ設定の「オーディオ/ビデオ」に分類されますが、一部は「書類とデータ」に含まれることがあります。サムネイルキャッシュ(ファイルのプレビュー画像を生成するデータ)などがその代表例です。

iPhoneからすべての音楽を削除し、パソコン経由で再同期するのは、古いキャッシュを掃除するのに効果的な方法です。再同期時にはキャッシュが再作成されないため、多くの空き容量を取り戻せます。

写真を整理する

カメラロールには、他のデバイスにすでに保存済みの古い写真や不要な写真が残っているかもしれません。これらを削除すれば、貴重なストレージ容量を取り戻せます。

  1. 「写真」アプリを開く
  2. 「写真」タブを選択
  3. 右上の「選択」をタップ
  4. 削除したい写真をすべて選択し、「削除」をタップ

ヒント:Googleフォトのアプリを使えば、写真をクラウドにアップロードしてどこからでもアクセスできます。写真を残しておきたい場合は、定期的にカメラロールからGoogleフォトにアップロードすることをおすすめします。

古いメッセージを削除する

iOS 11以降では、古い会話の添付ファイルを自動的に削除できます。大きな添付ファイルを一覧で確認し、簡単に削除することも可能です。

フォトストリームをオフにする

iOSには「フォトストリーム」という機能があり、新しい写真を自動的にiCloudへアップロードします。この機能をオフにすると、クラウドストレージの管理がしやすくなります。

  1. 「設定」をタップ
  2. プロフィールをタップ(古い機種では「iCloud」のみの場合あり)
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「写真」をタップ
  5. 「マイフォトストリーム」のスイッチをオフにする

この操作により、iPhone上のフォトストリームの写真がすべて削除されます。

メールボックスと添付ファイルを整理する

標準の「メール」アプリを使っている場合、このアプリ周辺にも大量のキャッシュが蓄積されています。Yahoo!やGoogleなどで普段閲覧するメールも、アプリ経由でアクセスする際にはiPhone上に保存されるため、時間とともにデータが溜まっていきます。

メールのキャッシュを削除する手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「アカウントとパスワード」をタップ
  3. 該当するメールアカウントを選択
  4. 「アカウントを削除」をタップして確認

アカウントはいつでも「アカウントを追加」から再登録できます。

Safariの履歴とWebサイトデータを削除する

蓄積されたキャッシュは、まるで大規模な交通渋滞のようにSafariの動作を遅くします。定期的にブラウザのキャッシュデータを削除しましょう。「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」の順にタップするだけで完了です。

留守番電話メッセージを削除する

古い留守番電話メッセージもデータ蓄積の原因になります。不要なメッセージはこまめに削除しましょう。

  1. 「電話」アプリを開く
  2. 「留守番電話」を選択
  3. 各メッセージをタップ、または右から左にスワイプして削除ボタンを表示
  4. 「削除」をタップ

複数の留守番電話をまとめて削除する場合:

  1. 「電話」アプリを開く
  2. 「留守番電話」を選択
  3. 「編集」をタップ
  4. 削除したいメッセージを選択
  5. 「削除」をタップ

サードパーティ製アプリを整理する

サードパーティ製アプリを定期的に掃除すれば、ストレージ不足を効果的に防げます。多くのアプリでは、アプリ内の設定からキャッシュや履歴をクリアできます。例えば、Dropboxのキャッシュ削除や、WhatsAppのチャット履歴から個別のメディアファイルを削除する方法などを活用しましょう。また、iOS 10以降では標準アプリの削除・再インストールも可能です。

まとめ

この記事では、iPhoneに保存される「書類とデータ」の実態と、ストレージを管理するためのさまざまな解決策を紹介しました。

iOSデバイス上のファイルをさらに細かく管理したい場合は「ファイル」アプリを活用できます。また、PhoneCleanのような専用ソフトを使えば、アプリが保存するデータをより詳細に管理し、デバイスを常にクリーンな状態に保つことができます。ストレージ管理の手間から解放されたい方は、ぜひ試してみてください。

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