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iCloudでメッセージをバックアップ!全デバイスでメッセージ履歴を同期・表示する方法

iMessageやSMSのやり取りを、iPhone・iPad・Macなどすべてのデバイスで常に同期させたいと思ったことはありませんか?「iCloudのメッセージ」機能を使えば、受信した写真や添付ファイルもiCloudにバックアップされ、iPhoneのストレージ容量を節約しながら、どのデバイスからでもメッセージ履歴全体にアクセスできるようになります。

2017年6月のWWDCでAppleは、メッセージをすべてのデバイス間で常に同期できるよう改善すると発表しました。しかし、この機能が実際にiOSとmacOSに搭載されるまでには約1年を要し、実現したのは2018年5月末のことでした。

この記事では、「iCloudのメッセージ」の仕組みと設定方法を詳しく解説します。

以前のメッセージ同期の仕組み

以前は、iPhone・iPad・Macで同じApple IDにサインインしていれば、各デバイスのメッセージアプリに着信メッセージが同時に表示され、返信すると会話が各デバイスで更新される仕組みでした。ただし、必ずしも意図通りに動作するとは限りませんでした。

例えば、すべてのデバイスの電源が入っていなかったりインターネットに接続していなかったりすると、メッセージは届きません。また、あるデバイスでメッセージ(例えば見知らぬアドレスから届いたスパム)を削除しても、他のデバイスでは自分で削除するまで残ったままになっていました。

iCloudのメッセージでできること

「iCloudのメッセージ」をオンにすると(設定方法は後述)、以下のようなメリットが得られます。

iCloudへのバックアップ

すべてのメッセージ(iMessageだけでなく、他社製携帯電話から送られてきたSMSも含む)が、デバイス本体ではなくiCloudに保存されます。

添付ファイルや画像も保存

メッセージで受け取った添付ファイルや画像もiCloudに保存されます。これらはiPhoneでメッセージが大量の容量を占める主な原因です。

どのデバイスからでもアクセス可能

すべてのテキストメッセージがクラウドに保存されるため、iMessageアカウントにサインインしている限り、どのデバイスからでもメッセージにアクセスできます。

常に同期状態を維持

従来の同期方式の悩みの種だったのは、メッセージが必ずしも同期されないことでした。会話中にデバイスがオンラインかどうかに左右されたり、片方のデバイスで削除したメッセージが別のデバイスに残ったりしていました。現在はすべてクラウド上で処理されるため、すべてのデバイスに内容がミラーリングされます。

新しいデバイスでも過去のメッセージを閲覧

新しいデバイスを登録すれば、旧iPhoneのバックアップから復元しなくても、メッセージ履歴全体が引き継がれます。以前は復元がそれを実現する唯一の方法でした。

「自動削除」よりも安心

容量節約の観点では、現行の「古い会話を自動削除」機能よりもこちらの方が優れています。この機能は1年以上前のメッセージを自動的に削除してしまうため、故人との大切なやり取りなどを残しておきたい場合には不向きでした。まさに全か無かの選択肢だったのです。(メッセージを非表示にしたい場合は、iPhoneでテキストメッセージを隠す方法をご覧ください)

ストレージ容量の節約

iPhoneの貴重なストレージ容量を節約できます。筆者がこの機能をオンにする前、メッセージはiPhoneで5.7GBもの容量を占めていました。さらに、写真や添付ファイルがクラウドに保存されるため、iPhoneやMacのローカル容量も空きます。

バックアップの高速化

以前は所有するすべてのデバイスがメッセージライブラリ全体をバックアップしていたため、iCloudのストレージ容量を無駄に消費していました。最新のメッセージだけがローカルに保存されることでメッセージファイルが小さくなり、通常のiPhoneバックアップも高速化します。

魅力的な機能だと思いませんか?続いて、iCloudのメッセージの設定方法をご紹介します。

注意すべきデメリット

導入をためらう理由になりうる点もあります。

削除すると完全に消える

メッセージを削除すると、iCloudのバックアップからも削除されます。iPhoneでメッセージを削除する際は、この点に十分留意してください。

ストレージ容量の追加が必要な可能性

「iCloudのメッセージ」をオンにすると、無料の5GBプランでは足りなくなる可能性が高いです。有料プランは50GBで月額130円から利用できます。嬉しいことに、Appleは初月無料キャンペーンを実施しているので、本当に追加容量が必要かどうかを1ヶ月試してから判断でき、支払いなしでキャンセルすることも可能です。

iCloudのメッセージの設定方法

すべてのデバイスでメッセージを同期し、どこで削除してもその変更が全デバイスに反映され、どのデバイスからでもメッセージ履歴全体にアクセスしたい場合は、以下の手順で「iCloudのメッセージ」をオンにしましょう。

iPhone・iPadの場合

あらかじめ2ファクタ認証を有効にしておく必要があり、iPhoneまたはiPadがiOS 11.4以降で動作していることが条件です。

  1. [設定] > [ユーザ名(Apple ID)] > [iCloud] を開く
  2. [メッセージ] のスイッチをオンにする

初回の同期時には、デバイスを電源に接続し、Wi-Fiに接続した状態にしておく必要があります。同期するデータ量が多くなる可能性があるため、Appleは充電していない状態での同期を許可していません。これは、同期中にバッテリー切れでシャットダウンして処理が中断されるのを防ぐためであり、モバイルデータ通信量を浪費しないためでもあります。

初回同期が完了すれば、インターネットに接続している限り、メッセージは常に最新の状態に保たれます。

Macの場合

Mac向けの「iCloudのメッセージ」は、macOS 10.13.5アップデートで搭載されました。設定手順は以下の通りです。

  1. [メッセージ] > [環境設定] を開く
  2. [iCloudのメッセージを有効にする] の横にあるチェックボックスをクリックする

iPhoneでのメッセージ活用についてさらに詳しく知りたい方は、メッセージ機能の完全ガイドもぜひ参考にしてください。

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