iPhone
 Computer >> コンピューター >  >> スマートフォン >> iPhone

iPhone・iPadで360度写真&動画を撮影する方法|Facebookへの投稿手順も解説

360度の写真や動画は以前から人気があり、Facebookが対応を開始してからはさらに注目を集めるようになりました。VR対応の写真や動画を作ってみたい方に向けて、この記事ではiPhoneやiPadを使ってFacebook用の360度写真を撮影・投稿する方法を詳しくご紹介します。

関連情報として、iPhone向けのおすすめVRヘッドセット特集や、iPhoneで使える優秀なVRアプリまとめもぜひ参考にしてください。

360度写真・動画とは?

VRブームに後押しされる形で、Facebookは大手SNSの中でいち早く360度写真・動画への対応を実現しました。標準的な写真や動画よりも圧倒的に没入感が高いのが最大の特徴で、スマートフォンの内蔵ジャイロセンサーや指のスワイプ操作によって、仮想空間の中を自由に「見回す」ことができます。

Facebookで見て楽しいだけでなく、360度写真や動画はVRゴーグルでの視聴にも最適です。VRヘッドセットで視聴すれば、まるでその場に立ち会ったかのような臨場感を味わえます。これは、撮影した本人が思い出を追体験できるだけでなく、何らかの事情でその場に行けなかった友人や家族にとっても大きなメリットとなるでしょう。

写真や動画の中に「入り込んで」周囲を見渡せる体験は、ニュースフィードをスクロールしながら普通の写真や動画を眺めるよりも、はるかに充実した視聴体験をもたらしてくれます。

標準カメラアプリのパノラマ機能を使う

専用の360度カメラほどのクオリティには届きませんが、iOSユーザーでも標準カメラアプリの「パノラマ」機能を使えば、十分満足できる360度写真を撮影できます。ただし注意点があります。Facebook上で閲覧する際、上下方向には視点を動かせないものの、画面をスワイプするかスマートフォンを回転させることで左右にはパンできるため、基本的な没入感は得られます。また、標準カメラアプリではパノラマ動画を撮影できないため、あくまで写真限定の方法です。

手順はとてもシンプルで、カメラアプリを開いて「パノラマ」撮影モードを選び、そのままパノラマ写真を撮影するだけです。

ただし、Facebookが360度対応として認識するには、写真が一定の横幅以上である必要がある点に留意しましょう。撮影中に正確な幅を測るのは困難ですが、アプリが自動的に終了するまで端から端までフルに撮影しておけば問題ありません。

iPhone・iPadで360度写真&動画を撮影する方法|Facebookへの投稿手順も解説

パノラマ写真を撮影したら、Facebookアプリを開き、写真ライブラリから撮影したばかりのパノラマ写真を選択します。上のスクリーンショットのように、360度対応の写真にはサムネイルの左下に球体アイコンが表示されるので、それが目印になります。

写真を選んで画面の指示に従うと、ほぼ360度のFacebook写真のプレビューが表示されます。初回はうまく認識されないこともありますが、下書きを削除してもう一度やり直せば、解析アルゴリズムが正常に動作することが多いです。成功したらキャプションを追加して「公開」をタップすれば、Facebookの友達と共有できます。

Insta360 Nanoで本格的な360度コンテンツを撮る

iPhoneで高品質な360度写真や動画を撮影したいなら、専用ハードウェアの導入がおすすめです。

Insta360 Nanoは手頃な価格帯の選択肢の一つで、Amazon UKでは145ポンド、Amazon USでは72ドル前後で入手できます。MicroSDカードスロットを搭載しており、単体の360度カメラとしても使用可能。iPhoneやiPadを接続するのは、保存済みの写真・動画の閲覧、ライブプレビューの確認、撮影設定の調整といった場面だけです。

撮影する際は、Insta360 NanoをLightningポート経由でiPhoneに接続し、Insta360アプリを起動してシャッターボタンをタップします。写真撮影時はカメラをできるだけ静止させてください。撮影中に動かしてしまうとブレてしまい、仕上がりが台無しになることがあります。

別の方法として、本体底部のTFカードスロットにMicroSDカードを挿入し、LEDが緑色に点灯したらボタンを押して撮影することもできます。さらに、アプリの設定メニューから各撮影モードを呼び出すショートカットをカスタマイズすることも可能です。

iPhone・iPadで360度写真&動画を撮影する方法|Facebookへの投稿手順も解説

共有したい360度写真や動画が撮れたら、画面右上の共有アイコンをタップします。ここでFacebookやTwitterを直接選ぶのではなく、「パノラマとして書き出す」オプションを選択してください。これがFacebookで正しく360度表示させるための重要なポイントです。

書き出しが完了したら、Facebookアプリを開いて写真・動画のアップロードを選択し、書き出した360度ファイルを指定します。手順どおりに進んでいれば、ファイルの右下に小さな円形アイコンが表示されているはずです。これは360度環境を再構築するためのメタデータが含まれていることを示す印です。

あとは写真や動画を選び、キャプションを付けてアップロードするだけです。写真の場合、初回はうまくいかないことがありますが、下書きを削除して再アップロードすればたいてい解決します。

動画の場合は少し様子が異なります。Facebook側で映像を「ステッチング(つなぎ合わせ)」する必要があるため、写真のような360度プレビューは表示されません。その分処理に時間がかかり、筆者の経験では20秒程度の360度動画でも、アップロード後の処理に5〜10分ほど要しました。

処理が完了すれば、写真と同様に指のスワイプや内蔵ジャイロセンサーを使って、自分が撮影した仮想空間を見回せるようになります。なお、360度コンテンツを撮影する際、特にFacebook向けに撮る場合は、被写体から一歩下がって構えることを忘れないでください。Facebookのデフォルト表示はInsta360 Nanoアプリのプレビューよりも視点が近いため、構図が変わってしまうのです。

Insta360 Nanoの3Kカメラの画質はハイエンド機材には及ばないものの、このフォーマットを気軽に試してみたい方、将来的にVRコンテンツ制作へ挑戦したい方、そして旅先の絶景をリアルに伝えたい方にとって、コストパフォーマンスに優れた魅力的な選択肢といえるでしょう。


  1. iPhoneで長時間露出(スローシャッター)写真を撮る方法|ライブ写真の変換手順とおすすめアプリ

    「iPhoneでも長時間露出の写真は撮れるの?」と悩んでいる方に向けて、その疑問をすっきり解消する方法をご紹介します。長時間露出(ロングエクスポージャー)は非常に魅力的な撮影技法です。シャッタースピードを調整することで、動く被写体と静止した被写体のコントラストを活かし、独自の視点で画面を表現できます。 プロのカメラマンがこの手法を使うのは、川のせせらぎ、行き交う車や人、都会の喧騒、光の軌跡、星空など、「動き」が主役となるシーンです。 一般的な一眼レフカメラの場合、長時間露出の撮影には5〜6秒ほどのシャッタースピードが必要です。この間に捉えられた動きはぼやけとして記録され、幻想的で美しい効果を

  2. iPhoneで水中写真を撮る方法|失敗しない撮影テクニックを徹底解説

    iPhoneは長年にわたり高い耐水性能を備えてきました。iPhone 7で初めてIP67等級の耐水性能が導入され、iPhone 11以降ではIP68へと強化されています。しかし、「耐水」と「完全防水」は別物であり、この違いはスマートフォンに関しては意外と誤解されがちです。近年のiPhoneは理論上、最長30分間の水没に耐えられるとされていますが、対応できるのは水深数メートル程度までで、Apple自身も水中での使用を推奨していません。そのため、万が一水没による故障が発生しても保証対象外となり、高価な「水浸しのレンガ」になってしまうリスクがあります。これは水圧の影響、水中の化学物質と本体との反応、