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iPhone・iPadでマクロ写真を撮る方法|接写のコツとテクニック

iPhoneやiPadで、花びらや小物などの細部をとらえる「マクロ撮影(接写)」に挑戦しても、標準カメラでは近づきすぎるとピントが合わず、思うような一枚が撮れないことがあります。この記事では、iOSの隠れた機能やサードパーティ製レンズなどを活用して、iPhone・iPadの制限を回避しながら被写体にぐっと接近して撮影する方法を紹介します。

iPhoneでマクロ写真を撮る方法

通常、iPhoneの標準カメラモードでは、被写体との距離が8〜10cm程度あるときに最もきれいな写真が撮れます。それより近づくとピントが合わなくなり、画像がぼやけてしまいます。しかし、アクセシビリティ設定の中にあるあまり知られていない「拡大鏡」機能を使えば、この制限を回避して数センチの距離からの撮影が可能になります。

拡大鏡機能を使った接写の手順

  1. 「設定」>「アクセシビリティ」を開きます。
  2. 「拡大鏡」をオンにします。これで拡大鏡をコントロールセンターまたはホーム画面に追加できるようになります。
  3. 「設定」>「コントロールセンター」に戻ります。
  4. リストを下にスクロールして「拡大鏡」を見つけ、タップしてコントロールセンターに追加します。
  5. 画面の右上隅から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます。
  6. 虫眼鏡のアイコンをタップします。
  7. 拡大鏡が起動します。撮影したい被写体に向ければ、拡大された映像を確認できます。
  8. 画面下部のシャッターボタン(円形)をタップして撮影します。
  9. ここで注意が必要です。この方法で撮った写真は「写真」アプリには直接保存されません。右上の共有アイコンから「イメージを保存」を選んでも、拡大した状態の画像はライブラリに保存されません。代わりに、拡大鏡の画面上の画像をタップしてツール類を非表示にしてから、音量ボタンとサイドボタンを同時に押してスクリーンショットを撮りましょう。

iPhone・iPadでマクロ写真を撮る方法|接写のコツとテクニック

残念ながら、拡大鏡経由で撮影した写真は画質が多少低下します。被写体に近づくほどノイズも目立ちやすくなります。それでも、このテクニックを使えば、カメラアプリ単体では不可能なレベルまで被写体に接近して撮影できます。

なお、本格的なマクロ撮影を楽しみたいなら、サードパーティ製のハードウェアやソフトウェアを活用するのがおすすめです。

外付けマクロレンズを活用する

たとえばMoment社はiPhone用のマクロレンズを販売しています。決して安価ではありませんが、Macro 10xレンズはAmazon UKで114ポンド、Amazon USで129ドル、Moment公式ストアでは129.99ドルで入手できます。Momentのレンズは他社の代替製品と同様、iPhoneのカメラレンズにクリップで装着するタイプです。

iPhone・iPadでマクロ写真を撮る方法|接写のコツとテクニック

また、連写(バースト撮影)を活用したり、照明環境を整えたりすることでも、仕上がりの質は大きく向上します。iPhoneでより良い写真を撮るためのコツは他にも多数ありますので、あわせて参考にしてください。

iPad Proでマクロ撮影を行う方法

AppleがiPadを発表するとき、カメラが主役になることはほとんどありません。注目されるのはディスプレイ、Apple Pencil、グラフィック描画の速さなどで、カメラは脇役になりがちです。例外的だったのは、カメラモジュールに新しいLiDARスキャナが搭載された年くらいでしょう。

そんな中、iPhone/iPad向けサードパーティ製カメラアプリ「Halide」の開発者たちが2021年モデルのiPad Proの撮影性能を検証し、興味深い事実を発見しました。スペック表の上では前モデルと変わらないように見える背面カメラですが、実際にはマクロ撮影が可能だったのです。

iPad Pro(2021)でマクロ撮影する手順

  1. カメラの画面を指で押さえてピントを固定し、その後もう一度画面をタップしてオートフォーカスを解除します。
  2. これで、iPhoneの最小撮影距離である8cmよりも近い被写体にも、iPad Proのカメラでピントを合わせられるようになります。

なぜiPad ProはiPhoneよりもはるかに近い距離にピントを合わせられるのか、正確な理由は推測の域を出ません。Halideの開発者Sebastian de Witt氏は、iPad Proの筐体にはセンサーやレンズを配置できるスペースがiPhoneよりはるかに広いためではないかと示唆しています。その結果、写真センサー自体はiPhoneよりかなり小さいにもかかわらず、iPad Proは驚くほど高品質なマクロ写真を撮影できるというわけです。

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