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iOS 15の「時間的制約がある通知」とは?集中モードでも重要な通知を見逃さない設定方法を徹底解説

iOS 15には数多くの新機能が搭載されましたが、その中でも特に実用的なのが「時間的制約がある通知」です。この機能を活用すれば、集中モードでほとんどの通知をオフにしていても、重要なお知らせだけは確実に受け取れます。

この記事では、時間的制約がある通知の仕組みと、iOS 15での具体的な設定方法をわかりやすく解説します。

iOS 15の「時間的制約がある通知」とは?

2021年6月に開催されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、Appleは「集中モード」を発表しました。集中モードを使うと、特定の時間帯に誰からの連絡を許可するか、どのアプリから通知を受け取るかを細かくコントロールできます。

仕事、睡眠、読書、運転など、目の前のタスクに集中したいときに余計な情報をシャットアウトできる、iOS 15が導入した生産性向上機能のひとつです。

ただし、すべての通知を黙らせればいいというものではありません。銀行の取引通知のように、即座に確認・対応すべき重要な情報もあります。

そこで役立つのが時間的制約がある通知です。この機能なら、不要な通知はブロックしつつ、重要なアラートだけを見逃さずに済みます。時間的制約がある通知は集中モードなどの設定を突破して表示され、ロック画面に1時間程度残るため、緊急度に応じてすぐ対応できます。

Appleは通知の割り込みレベルを4段階に分類しています。それぞれの違いを見ていきましょう。

  • パッシブ:即時対応が不要な通知。音や振動は鳴らず、画面も点灯せず、静かに配信されます。
  • アクティブ:デフォルトの割り込みレベル。通常の通知で、音・振動・画面点灯が発生します。
  • 時間的制約がある:アクティブと同様にアラートが出ますが、集中モードや通知概要といったシステム設定を突破して表示される高優先度の通知です。
  • 重要(クリティカル):iOS 14で初めて導入された最上位レベル。時間的制約がある通知よりも優先度が高く、サイレントスイッチ(マナーモード)すら無視して警告します。豪雨などの気象警報や地域の安全に関する警報など、極めて深刻なケースにのみ使用され、Appleが個別に許可した開発者のアプリしか送信できません。

時間的制約がある通知を上手に活用するコツ

Appleは開発者に対し、通知を各割り込みレベルに分類する仕組みを提供しています。ただし、時間的制約がある通知の特性上、どのアプリにこの権限を与えるかは慎重に判断することが大切です。

安易に許可しすぎると、せっかくの集中時間が通知に妨げられて本末転倒です。逆に、「即座に確認・対応が必要なアラート」を送ってくるアプリに限定すれば、この機能を最大限に活かせます。

時間的制約がある通知のオン/オフ方法

iOS 15で時間的制約がある通知を有効・無効にするのはとても簡単です。さらに、アプリごとに個別に設定することも可能です。ただし、この機能の性質上、すべてのアプリが対応しているわけではない点に注意してください。

アプリごとに時間的制約がある通知を有効にする手順

重要なアプリから時間的制約がある通知を受け取るには、以下の手順を実行します。

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 通知をタップします。
  3. 下にスクロールして、時間的制約がある通知を受け取りたいアプリを選択します。
  4. 通知を許可がオフになっている場合はオンにします。
  5. 時間的制約がある通知のトグルをオンにします。

これでアプリ側の設定は完了です。続いて、集中モード側でも許可設定を行いましょう。

集中モードで時間的制約がある通知を許可する手順

アプリで時間的制約がある通知を有効にしたら、あともうひと作業必要です。それは、該当アプリが集中モードを突破できるよう許可することです。

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 集中モードをタップし、任意の集中モードを選択します。
  3. 通知を許可の下にあるAppをタップします。
  4. 時間的制約がある通知をオンにします。

時間的制約がある通知を無効にする手順

時間的制約がある通知は、アプリ単位でも集中モード単位でもオフにできます。特定のアプリからの通知を止めたい場合は、次の手順に従います。

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 通知を選択します。
  3. 時間的制約がある通知を止めたいアプリをタップします。
  4. 時間的制約がある通知のトグルをオフにします。

特定の集中モード中のみ無効化したい場合は、以下の手順を実行してください。

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 集中モードをタップし、任意の集中モードを選択します。
  3. 通知を許可の下にあるAppをタップします。
  4. 時間的制約がある通知のトグルをオフにします。

時間的制約がある通知で大切な情報を見逃さない

時間的制約がある通知を活用すれば、集中したい作業に没頭しながらも、本当に重要なアラートだけは確実にキャッチできます。集中力と情報収集を両立したい方は、ぜひ設定してみてください。

また、WWDCで大きく取り上げられなかったiOS 15やiPadOS 15の隠れた便利機能は他にもたくさんあります。あわせてチェックしておくと、iPhoneをさらに快適に使いこなせるでしょう。

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