【Ubuntu】sudoコマンドのパスワード入力を省略する設定方法
この記事では、Ubuntuでsudoコマンドを使うたびにパスワードを入力しなくて済むように設定する方法を解説します。
sudoとは?なぜパスワードを求められるのか
Ubuntu Linuxを使用していると、ソフトウェアのインストールやシステム設定の変更など、管理作業を行うたびにパスワードを求められて、少し面倒に感じることがあるかもしれません。Ubuntuでは、ユーザーが気軽にroot(スーパーユーザー)としてログインできない代わりに、sudoというツールで管理者権限を管理しています。
これはセキュリティ上とても有効な仕組みですが、管理作業を頻繁に行うユーザーにとっては、その都度パスワードを入力するのが煩わしくなることもあります。そこで今回は、sudo実行時にパスワード入力をスキップする設定方法をご紹介します。
設定前の注意点
注意:この設定は、公共の場や職場など不特定多数が利用する環境では非推奨です。パスワード入力を省略すると、データの安全性が損なわれる可能性があります。あくまで、信頼できる人がしか使わない自宅のデスクトップPCなどでのみ行うようにしましょう。
visudoでsudoersファイルを編集する手順
まず、ターミナルウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。
# sudo visudo
visudoは、sudo自体の設定ファイル(sudoers)を安全に編集するための専用ツールです。コマンド実行後、パスワードを求められるので、これが最後の入力になります。設定ファイルはテキストエディタ(通常はnano)で開かれます。
カーソルをファイルの末尾までスクロールし、以下の1行を追加します。
username ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
「username」の部分は、パスワードなしでsudoを使いたいユーザーのアカウント名に置き換えてください。例えば、ユーザー名がcalvinの場合は次のように記述します。
calvin ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

編集が完了したらファイルを保存して終了します。その後、一度ログアウトし、対象のユーザー(例:calvin)で再ログインして、パスワードなしでsudoが使えるかどうか確認してみましょう。
さらに便利にしたい方へ
パスワード入力そのものが苦痛に感じている方は、ログイン時のパスワード要求も解除する方法があります。ただし、こちらもセキュリティリスクが高まるため、適用する際は慎重に検討してください。
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