Excelでテキストアニメーションをマスター:実証済みの2つの方法
方法1:スクロールするテキストアニメーション
ExcelのVBAを活用すれば、シート上のテキストを電光掲示板のように流れるスクロールアニメーションにすることができます。ここでは、基本的な設定手順をわかりやすく解説します。

- Alt+F11キーを押して、VBAエディター(Visual Basic Window)を開きます。
- メニューの「挿入」から「標準モジュール」をクリックして、新しいモジュールを追加します。

- 次のコードをコピーして、新規モジュールに貼り付けてください。
' Scrolling Text
Sub Start_Text_Scroll()
My_Value = ActiveSheet.Range("C4").Value
Final_Value = WorksheetFunction.Rept(My_Value, 1)
Do
For initial = 1 To Len(Final_Value)
Length = Len(Final_Value) - 1
DoEvents
For AA = 1 To 10000000
AA = AA + 1
Next
Range("B6") = Mid(Final_Value, initial, Length) & Left(Final_Value, initial - 1)
Next
Loop
End Sub
Sub Stop_Scrolling()
End
End Sub

コードの仕組み
- Start_Text_Scrollサブルーチンは、セルC4に入力されたテキストをスクロール表示します。
- ループ処理によって、テキストが左から右へと移動していきます。
- 変数AAの値を変更すると、スクロール速度を細かく調整できます。
- スクロールを停止したいときは、Stop_Scrollingサブルーチンを使用します。
スクロール開始・停止ボタンを追加する
- 「挿入」タブから図形(例:四角形)を挿入します。
- 図形の中に「Start Scrolling」(スクロール開始)と入力します。
- その図形にStart_Text_Scrollマクロを割り当てます。
- 「OK」をクリックして設定を確定します。
- 同じ手順で「Stop Scrolling」(スクロール停止)ボタンも作成します。
- これらのボタンを使えば、テキストメッセージのスクロールをいつでも自由に開始・停止できます。






方法2:点滅するテキストアニメーション
複数のテキストボックスを重ねて順番に前面へ切り替えることで、文字を点ことで、文字を点滅させるアニメーションも簡単に作成できます。
テキストボックスを描画する
- 「挿入」タブから「テキストボックス」を選択します。
- 好きなサイズでテキストボックスを描画します。
- 点滅させたいテキストを入力します。



空のテキストボックスを追加する
- 同様の形状・サイズのテキストボックスをさらに作成します。

テキストボックスの名前を変更する
- テキストボックスの名前を、「TextBox 1」」「TextBox 2」…というように順番に変更します。

テキストボックスを重ねて配置する
- すべてのテキストボックスを重ねて、1つのボックスに見えるように配置します。

VBAコードを入力する
- Alt+F11キーを押してVBAエディターを開きます。
- 新しいモジュールを挿入します(挿入 > 標準モジュール)。
- 以下のコードを入力します。

Sub Blink()
On Error GoTo skip
Do While Range("B4").Value = "Blink"
For txtbx = 1 To 5
ActiveSheet.Shapes("TextBox " & txtbx).ZOrder msoBringToFront
DoEvents
Next txtbx
Loop
skip:
ActiveSheet.Shapes("TextBox 1").ZOrder msoBringToFront
Exit Sub
End Sub

コードの仕組み
- Blinkサブルーチンは、ZOrderコマンドを使って、テキストボックスをTextBox 1からTextBox 5まで順番に最前面へ移動させています。
- エラー処理によって、最初のテキストボックスが常に表示された状態が保たれます。
ワークシートのコードを追加する
- 対象シートのコードウィンドウに、以下のコードを入力します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Tgt As Range)
If Tgt = Range("B4") Then
Call Blink
End If
End Sub

コードの仕組み
- セルB4にデータが入力されると、Excelが自動的にBlinkモジュールを呼び出し、点滅アニメーションが開始されます。

注意点
- 2つ目の方法では、アニメーションを滑らかに動かすために、テキストボックスの名前変更と位置合わせを正確に行うことが重要です。
練習用ワークブックのダウンロード
練習用ワークブックはこちらからダウンロードできます。
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