【解決策】Excelの「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」エラーを直す3つの方法
大量のデータを扱うMicrosoft ExcelでVBAマクロを実行した際、「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません(Can't Find Project or Library)」というエラーが突然表示されることがあります。このエラーは、Microsoft AccessやExcel側の参照設定に問題がある場合に発生します。本記事では、このエラーを素早く解消するための3つの実用的な解決策を、わかりやすい手順とともに詳しく解説します。
「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」エラーを解決する3つの方法
すべてのプログラムには、オブジェクトやタイプライブラリへの参照設定が含まれています。VBAマクロがこれらの参照やライブラリを正しく識別できない場合、プログラムは正常に動作せず、「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」というエラーが表示されます。

ここでは、アルマーニ・グループの複数の営業担当者に関する情報を含むExcelワークシートを例に考えてみましょう。このワークシートをVBAマクロで操作しようとすると、必要な参照やライブラリが見つからず、「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」というエラーが発生します。以下は、今回の作業で使用するデータセットの概要です。

方法1:「参照設定」コマンドでエラーを解決する
最も簡単かつ時間のかからないのが、参照設定(Reference)コマンドを使う方法です。以下の手順に従って試してみてください。
手順:
- まず、リボンの開発タブから次の場所へ移動します。
開発 → Visual Basic

- Visual Basicをクリックすると、「Microsoft Visual Basic for Applications – プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」というウィンドウが表示されます。この画面上部のメニューバーから、次の順に選択します。
ツール → 参照設定

- 「参照設定 – VBAProject」ダイアログボックスが表示されるので、使用可能な参照の一覧から「Microsoft Office 16.0 Object Library」のチェックを外し、OKをクリックします。
- OKを押したら、アクティブなワークシートに戻ります。これでExcelファイルを正常に保存できるようになります。

関連記事:FIND関数がExcelで動作しないときの原因と対策(4つの理由と解決法)
方法2:キーボードショートカットとregsvr32コマンドでエラーを修正する
もうひとつの簡単な方法として、キーボードショートカットを使ってライブラリファイルを再登録(または登録解除)するやり方があります。以下の手順を確認しましょう。
手順:
- まず、Windows + Rキーを同時に押して、ライブラリファイルを再登録します。
- 「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスが表示されたら、名前欄に「regsvr32」と入力し、続けて不足しているプロジェクトまたはライブラリファイルのフルパスを指定します。たとえば、次のように入力します。
regsvr32 "c:\program files\common files\microsoft shared\dao\dao360.dll"

- この方法でエラーが解決しない場合は、今度はライブラリファイルを登録解除してみましょう。「regsvr32」を「regsvr32 -u」に置き換えて、同じく対象のプロジェクトまたはライブラリのパスを指定して実行します。

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方法3:コマンドプロンプトでライブラリファイルを登録する
Microsoft AccessやExcelで「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」エラーが表示されるケースでは、コマンドプロンプトを使ってプロジェクトやライブラリファイルを登録することで解決できます。以下の手順に従ってください。
手順:
- まず、Windows 8以降をお使いの場合は、検索バーに「コマンドプロンプト」と入力し、「管理者として実行」を選択します。Windows 7以前の場合は、スタートメニューから同様に起動できます。

- 「Administrator: Command Prompt」というコマンドウィンドウが表示されたら、次のように入力します。
REGSVR32 "C:\Program Files\Blackbaud\The Raisers Edge 7\DLL\RE7Outlook.dll"
- キーボードのEnterキーを押せば、エラーは解決されます。

覚えておきたいポイント
👉 Alt + F11キーを同時に押すことで、いつでも「Microsoft Visual Basic for Applications」ウィンドウを呼び出せます。
👉 リボンに開発タブが表示されていない場合は、以下の手順で表示させることができます。
ファイル → オプション → リボンのユーザー設定
まとめ
本記事でご紹介した「プロジェクトまたはライブラリが見つかりません」エラーの解決方法を活用すれば、Excelでの作業をよりスムーズかつ生産的に進められるはずです。ぜひ実際のスプレッドシートでお試しください。ご不明な点や質問がある場合は、お気軽にコメントをお寄せください。
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