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Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

大量のデータを扱うブックでは、どのデータも重要ですが、特に注目したいのは最終行にある「売上の合計金額」や「各銘柄の利益率」といった集計値ではないでしょうか。ワークシート内の特定のセルの値を常にチェックしたい場面は多いものです。しかし、大きなワークシートをスクロールしたり、別のシートへ移動したりすると、監視しておきたいセルが画面から見えなくなってしまいます。そんなときに役立つのが「ウォッチ ウィンドウ(Watch Window)」という機能です。本記事では、Excelのウォッチ ウィンドウを使ってセルを効率的に監視する方法を詳しく解説します。

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Excel ウォッチ ウィンドウの開き方

たとえば、ワークシートに83行分のデータがあるとしましょう。83行目には売上合計金額が表示されています。売上列のデータを変更した際に合計額がどう変わるかを確認したい場合、いちいち最終行までスクロールして戻るのは非常に不便です。こうした場面こそ、ウォッチ ウィンドウの出番です。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

手順:

  • リボンの数式タブを開き、ワークシート分析グループにあるウォッチ ウィンドウをクリックします。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

すぐに次のようなウィンドウが表示されます。これがウォッチ ウィンドウです。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

ウォッチ ウィンドウの管理方法

ここでは、セルの追加・削除、ウィンドウ位置の変更、そして閉じ方について解説します。

ウォッチ ウィンドウにセルを追加する

ウォッチ ウィンドウには「ウォッチの追加」ボタンがあります。これを使えば、好きな数だけセルを登録して監視できます。

手順:

  • リストが空の状態で、「ウォッチの追加」ボタンをクリックします。「ウォッチの追加」ダイアログボックスが表示されます。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

  • ここではセルF83を選択し、「追加」ボタンをクリックします。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

セルF83がウォッチ ウィンドウに追加されました。登録したセルの詳細情報もあわせて確認できます。

下の画像をご覧ください。左から順に、ブック名(ブック列)、シート名、セルに定義名があれば名前列に表示され、その次にセル参照、続く列にはセルの、最後に数式列には監視セルに含まれる数式が表示されます。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

  • 次に、売上(Sales)列のデータをいくつか変更して、ウォッチ ウィンドウの動きを確認してみましょう。ここではセルF81に0を入力しました。

ご覧のとおり、監視中のセルの値も連動して更新されます。セルを変更するたびに、値は自動的に最新の状態に保たれます。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

この方法で、必要に応じて複数のセルをウォッチ ウィンドウに追加できます。

ウォッチ ウィンドウの位置を変更する

ウォッチ ウィンドウは作業ウィンドウ(タスクペイン)の一種なので、ワークシート上の任意の場所にドッキングできます。

手順:

  • マウスカーソルをウォッチ ウィンドウの上部に合わせると、カーソルが4方向矢印に変わります。そのままドラッグして、配置したい場所にドロップしてください。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

下の画像のように、リボンの下にウォッチ ウィンドウをドッキングさせることも可能です。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

また、ウィンドウの境界線や四隅にマウスを合わせれば、サイズの調整も自由に行えます。

リストからセルを削除する

登録したウォッチは、わずか2クリックで削除できます。

手順:

  • ウォッチ ウィンドウのリストから削除したい項目を選択し、「ウォッチの削除」ボタンをクリックするだけです。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

該当セルのウォッチ情報が削除されました。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

 

ウォッチ ウィンドウを閉じる

閉じ方は、他のMicrosoftのウィンドウとまったく同じです。

手順:

  • ウィンドウ右上の×ボタンをクリックするか、小さな下向き矢印から「閉じる」を選択します。なお、Excelはウォッチ ウィンドウに登録されていたセルを記憶しているため、再度開けば以前の監視セルがそのままリストに残っています。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

VBAでウォッチ ウィンドウを作成する方法

次に、VBAウォッチ ウィンドウを追加する方法を学びましょう。これを活用すると、コード内の任意の場所で変数の値をリアルタイムに監視できます。ここでは例として、Kg(キログラム)をg(グラム)に変換する関数を作成するコードを使用します。変数「ConvertKgtog」に対してウォッチ ウィンドウを設定してみます。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

手順:

  • まず、監視したい変数をクリックして選択します。
  • 続いて、デバッグ > ウォッチ式の追加の順にクリックします。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

しばらくすると、次のようなダイアログボックスが表示されます。

  • 式の名前は自動的に入力されますが、手動で入力することも可能です。
  • その他のオプションはデフォルトのままで問題ありません。必要に応じて変更できます。最後にOKをクリックします。

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すると、VBAウィンドウの下部に「ウォッチ」セクションが表示されます。コンテキストという列見出しが並んでおり、変数がリストに追加されているのが確認できます。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

  • F8キーを押してコードを1行ずつ実行すると、変数を含む行に到達した時点で、その変数の値を確認できます。

ご覧ください。後ろから2行目を実行した時点では、値は0になっています。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

最終行を実行すると、値が20000に更新されています。

Excelのウォッチ ウィンドウでセルを監視する方法|初心者向け簡単ガイド

まとめ

以上、Excelのウォッチ ウィンドウを使ってセルを監視する方法を解説しました。離れた場所にある重要なセルや、VBAコード内の変数の値を常に把握できるので、大量データの作業効率が格段に向上します。ぜひ日々の業務でお役立てください。質問があればコメント欄でお気軽にお尋ねください。フィードバックもお待ちしております。さらに詳しいExcelのテクニックは、ExcelDemyをご覧ください。

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