Excelでテキストの先頭・末尾の文字を削除する方法|RIGHT・LEFT・MID関数の使い方
Microsoft Excelでデータを扱っていると、テキストの先頭や末尾、あるいはその両方から特定の文字数を削除したい場面があります。例えば、名前のリストから「Dr.」や「Lt.」などの敬称を取り除きたい場合には、先頭の文字を削除する方法が便利です。また、氏名の後ろに付いた電話番号を消したい場合には、末尾の文字を削除する方法が役立ちます。なお、この記事ではスペースも1文字としてカウントすることに注意してください。
Excelで特定の文字より前または後ろのテキストを削除する
この記事では、Excelでテキストの先頭・末尾、または指定した位置の文字を削除する方法を解説します。以下の3つのケースについて順番に説明します。
- テキスト列から先頭の文字を削除する方法
- テキスト列から末尾の文字を削除する方法
- テキスト列から先頭と末尾の両方の文字を削除する方法
テキスト列から先頭の文字を削除する
先頭の文字を削除するには、RIGHT関数とLEN関数を組み合わせて使用します。基本構文は以下の通りです。
=RIGHT(元のテキストが入った最初のセル, LEN(元のテキストが入った最初のセル)-削除する文字数)
元のテキストが入った最初のセルは、完全なテキストが入力されている列の最初のセル位置を指します。削除する文字数は、テキストの左側から取り除きたい文字数です。
例えば、セルA3からA7に元のテキストが入力されており、先頭2文字を削除した結果をC列に表示したい場合は、次の数式を使用します。
=RIGHT(A3, LEN(A3)-2)
この数式をセルC3に入力してEnterキーを押すと、セルA3のテキストから先頭2文字を除いた結果がC3に表示されます。セルC3以外の場所を一度クリックしてから再度C3を選択すると、フィルハンドルが表示されます。これをセルC7までドラッグすると、A列の各テキストから先頭2文字を削除した結果がC列全体に反映されます。
テキスト列から末尾の文字を削除する
末尾の文字を削除するには、LEFT関数とLEN関数を組み合わせます。基本構文は以下の通りです。
=LEFT(元のテキストが入った最初のセル, LEN(元のテキストが入った最初のセル)-削除する文字数)
この数式では、元のテキストが入った最初のセルが完全なテキストが入力されている列の最初のセル位置、削除する文字数がテキストの右側から取り除きたい文字数を表します。
例えば、セルA3からA7に元のテキストがあり、末尾9文字を削除した結果をD列に表示したい場合は、次の数式になります。
=LEFT(A3, LEN(A3)-9)
この数式をセルD3に入力してEnterキーを押すと、セルA3のテキストから末尾9文字を除いた結果がD3に表示されます。セルD3以外をクリックしてから再度D3を選択し、フィルハンドルをセルD7までドラッグすれば、A列の各テキストから末尾9文字を削除した結果がD列全体に表示されます。
テキスト列から先頭と末尾の両方の文字を削除する
先頭と末尾の両方から文字を削除したい場合は、MID関数を使用します。数式の構文は以下の通りです。
=MID(元のテキストが入った最初のセル, 左側から削除する文字数+1, LEN(元のテキストが入った最初のセル)-削除する合計文字数)
例えば、セルA3からA7に元のテキストがあり、先頭2文字と末尾9文字を削除した結果をE3からE7に表示したい場合は、次の数式になります。
=MID(A3,3,LEN(A3)-11)
この数式をセルE3に入力してEnterキーを押すと、セルA3のテキストから先頭2文字と末尾9文字を除いた結果がE3に表示されます。セルE3以外をクリックしてから再度E3を選択し、フィルハンドルをセルE7までドラッグすると、A列の各テキストから先頭2文字と末尾9文字を削除した結果がE列全体に反映されます。
この記事で紹介したRIGHT・LEFT・MID関数を使いこなせば、Excelでのテキスト編集作業が格段に効率化されます。ぜひ日々の業務でお役立てください。
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