Office
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> Office

Microsoft Teamsの「先進認証に失敗しました」エラー(ステータスコード 4c7)の原因と解決方法

Microsoft Teamsは、チャット、ビデオ会議、ファイルストレージ、アプリケーション統合を1つにまとめた統合コミュニケーション&コラボレーションプラットフォームです。Active Directory Federation Services(AD FS)が導入された社内ネットワーク環境からMicrosoft Teamsにサインインしようとした際に、「先進認証に失敗しました(Modern authentication failed)」というエラーメッセージが表示されることがあります。この記事では、この問題の考えられる原因を特定し、解決のための具体的な対処方法を詳しく解説します。

「先進認証に失敗しました。ステータスコードは4c7です」とは?

認証に失敗すると、以下のようなエラーメッセージが表示されます。

ここで先進認証に失敗しましたが、引き続きサインインできます。ステータスコードは4c7です。

また、ログを確認すると、次のような情報が記録されている場合があります。

DateTime<7124> — info — SSO: SSO requires credential. Status: caa10001. Attempting windows auth.
DateTime<7124> — info — SSO requires credential. Status: caa10001. Attempting windows auth. diag:1
DateTime<7124> — info — SSO: (Non domain joined) No user present. Status: 3399548929
DateTime<7124> — error — SSO: ssoerr – (status) Unable to get errCode. Err:Error: ADAL error: 0xCAA10001
SSO: ssoerr – (status) Unable to get errorDesc. Err:Error: ADAL error: 0xCAA10001

解決方法:AD FSでフォーム認証を有効にする

「先進認証に失敗しました – ステータスコード 4c7」のエラーを解決するには、Active Directoryのローカルコピーが存在するコンピューター上で、AD FSのMicrosoft管理コンソール(MMC)スナップインを使用してフォーム認証を有効にする必要があります。以下の手順に従って操作してください。

  1. ナビゲーションウィンドウで[認証ポリシー](Authentication Policies)に移動します。
  2. 詳細ウィンドウの[操作](Actions)で、[グローバル プライマリ認証の編集](Edit Global Primary Authentication)を選択します。
  3. [イントラネット](Intranet)タブで、[フォーム認証](Forms Authentication)を選択します。
  4. [OK](または[適用])を選択して設定を保存します。

マイクロソフトによると、このエラーは、Microsoft Teamsがフォーム認証を必要としているために発生します。AD FSを展開しただけの初期状態では、イントラネットに対してフォーム認証は既定で有効になっていません。そのため、社内ネットワークからのサインイン時に認証エラーが発生するのです。

フォーム認証とは何か

フォームベース認証(Form-based Authentication)は、Webおよびインターネットベースのオンラインネットワークシステムにおける認証方式の一つです。一般的には、ユーザーがシステムやサービスにログインする際に、編集可能な「フォーム」に入力・送信することで認証を行う仕組みを指します。

フォーム認証の最大の利点は、ユーザーがドメインベースのネットワークのメンバーでなくてもアプリケーションへアクセスできる点にあります。この柔軟性により、多くのWebアプリケーションがフォーム認証を採用しています。

なお、ASP.NETには主に以下の3種類の認証方式が用意されています。

  1. Windows認証
  2. フォーム認証
  3. Passport認証

Windows統合認証に失敗した場合、システムは自動的にフォーム認証によるサインイン画面を表示し、ユーザーに再認証を促します。AD FS環境でTeamsのサインインエラーに悩まされている場合は、まずフォーム認証が有効になっているかどうかを確認してみてください。

  1. Microsoft Teamsのエラーコード500を解決する方法【Windows・Mac・Chrome対応】

    Microsoft Teamsへの接続時にエラーコード500が表示されてログインできない場合、資格情報マネージャーに保存されたTeamsの資格情報が破損していることが原因として考えられます。また、特定のWindowsアップデートとの競合が引き金になるケースもあります。この問題は主にWindows版およびMac版のクライアントで発生し、Teamsの起動時やログイン時に次のようなメッセージが表示されます。以下の解決策を試す前に、まずMicrosoft Teamsのサーバーが正常に稼働しているかを確認しましょう(Office 365管理ポータルや公式Twitterアカウントで確認できます)。あわせて

  2. 【解決済み】Microsoft TeamsのエラーコードCAA20002を修正する方法

    このガイドでは、Microsoft Teamsで発生するエラーコード「CAA20002」を解決するために、実際に効果が確認された対処法をご紹介します。 Microsoft Teamsは2017年にリリースされましたが、世界的なパンデミックをきっかけに急速に普及しました。現在では、従業員がオンライン会議に参加したり、業務について話し合ったりする際に欠かせないツールとして定着しています。 Microsoftは快適なユーザー体験を妨げる問題の解消に尽力していますが、それでもユーザーを悩ませるエラーは後を絶ちません。Teamsにはさまざまなエラーが存在しますが、その中でも会議への参加時にエラーコードC