知っておきたいGmailの高度な検索演算子5選
Gmailは数々の優れた機能を備えた高性能なウェブメールクライアントです。その強力さは、パワーユーザー向けのGmail活用ガイドを読めば一目瞭然でしょう。Googleのサービスである以上、Gmail最大の強みのひとつが「検索」であることは言うまでもありません。まさにGoogleがメールに革命をもたらしたのは、この点においてです。他のメールクライアントがメールの振り分けや整理に重点を置いていたのに対し、Googleは自らが最も得意とする「検索」に注力しました。Gmailでは、メールを細かくファイリングする必要はほとんどなく、検索機能を使えば数秒で目的のメールを見つけ出せます。
シンプルなキーワード検索でも大半のメールにはたどり着けますが、高度な検索演算子をいくつか知っておくと、非常に具体的な条件のメールを素早く絞り込めるようになります。この記事では、覚えておくと便利な5つの高度な検索演算子を紹介します。Gmailの検索はGoogle検索とほぼ同じ仕組みで動作するため、良い検索クエリを作るための基本ルールを理解しておくと役立ちます。検索演算子の完全なリストは、Gmailの高度な検索ヘルプページで確認できます。
Gmail検索の基本
まず、Gmail検索にまだ慣れていない方のために基本をおさらいしましょう。Gmailユーザーなら、画面最上部にある検索バーはご存じのはず。その右端にある小さな矢印をクリックしたことはありますか?

ここをクリックすると、Gmailの詳細検索オプションが開き、基本的な検索項目を入力できるフォームが表示されます。

このフォームは、特定のラベル(フォルダ)内を検索したいとき、特定の差出人・宛先からのメールを探したいとき、件名で絞り込みたいとき、特定の期間に限定したいときなどに便利なショートカットです。多くの場合、検索演算子を手打ちするよりも、このフォームを使うほうがずっと早く済みます。
高度な検索演算子
基本がわかったところで、実用的な高度な演算子を見ていきましょう。
1. filename:
先ほどの検索フォームでも「添付ファイルあり」にチェックを入れることで、添付ファイル付きのメールを検索できます。さらにfilename:演算子を使えば、より高度な添付ファイル検索が可能です。ファイル名の一部やファイル形式(拡張子)と自由に組み合わせられます。たとえばfilename:londonと入力すれば、ファイル名に「london」という単語を含む添付ファイルをすべて検索できますし、filename:pdfならPDFドキュメントの添付ファイルだけを絞り込めます。

この演算子についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
- Gmailで添付ファイル付きメッセージを素早く見つける方法
- Gmailアカウントのストレージ容量を空ける3つの方法
2. after: と before:
個人的には、検索フォームにある日付による期間指定は少しわかりにくいと感じます。そこでおすすめしたいのがbefore:とafter:の各演算子です。単独で使えば特定の日付より前または後のメールを検索でき、両方を組み合わせれば特定の期間を正確に指定できます。

3. in:anywhere
この演算子は一見奇妙に思えるかもしれません。「検索というものは、もともとどこでも検索してくれるのでは?」と思うでしょう。ところがそうではありません。デフォルト設定では、迷惑メールフォルダとゴミ箱内のメッセージは検索結果から除外されています。何らかの理由でこれらのフォルダ内のメールも含めて検索したい場合は、in:anywhereに続けてキーワードを入力してください。

ちなみに上のスクリーンショットからわかるように、Gmailの検索はオートコンプリート(入力補完)の段階で実際のメール本文まで表示してくれます。これは覚えておくと便利なポイントですね。
4. スター付きメールの検索
この項目は少し特別で、高度な演算子ではなく「高度なクエリ」の例です。has:演算子にスターの名前を組み合わせると、特定の種類のスターが付けられたメールを検索できます。

Gmailでは最大12種類のスターを使ってメールを色分け・強調表示できます。全12種類のリストは以下の通りです。
- yellow-star(黄色い星)
- yellow-bang(黄色いビックリマーク)
- orange-star(オレンジ色の星)
- orange-guillemet(オレンジ色の二重山括弧)
- red-star(赤い星)
- red-bang(赤いビックリマーク)
- purple-star(紫色の星)
- purple-question(紫色のクエスチョンマーク)
- blue-star(青い星)
- blue-info(青い情報マーク)
- green-star(緑の星)
- green-check(緑のチェックマーク)
5. is:chats
GmailチャットやGTalk(Googleトーク)のチャット履歴は、それぞれのGmailアカウントに保存されています。過去の会話の中から特定の情報を探したいときは、is:chatsに続けて検索語を入力すれば、チャットログだけを対象に検索できます(※Googleトークは現在サービスを終了しており、履歴はHangouts Chatへ移行されています)。

同様の書式で、in:circlesを使ってサークル内を検索することもできました。
豆知識
興味深いことに、かつてlanguage:(またはlang:)という演算子が存在し、特定の言語で書かれたメールを検索できました。現在は機能しなくなっているため、廃止されたようです。あなたの環境ではまだ使えるでしょうか?
あなたが最も役立つと感じるGmail検索演算子はどれですか?それとも、普段まったく使う機会がないということもあるかもしれませんね。
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