メール
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> メール

大容量の動画ファイルを送信する方法|メール・iPhone・Android別に徹底解説

大容量の動画ファイルを誰かに送るのは、実は思っているほど簡単ではありません。

解像度や動画の長さによっては、ファイルサイズはあっという間に、ほとんどの主要メールサービスが設けている25MBの添付ファイル制限を超えてしまいます。

しかし、大容量の動画を共有する方法がまったくないわけではありません。この記事では、世界中の相手に動画を送るためのベストな方法を詳しくご紹介します。

メールで動画を送信する方法

前述のとおり、ほぼすべてのメールプロバイダーには添付ファイルに25MBのサイズ制限があり、サービスによっては10MBしか許容されない場合もあります。

スマートフォンで撮影した数秒程度の動画でも、この制限は簡単に超えてしまいます。プロ用機材で撮影した映像であれば、なおさら添付での送信は困難です。

ですが安心してください。ファイルが25MBを超えていても、メールで動画を送る方法は2つ残されています。ZIPファイルに圧縮する方法と、メールプロバイダーのクラウドストレージを活用する方法です。

ZIPファイルを作成して送信する方法

ZIPファイルとは、ファイルを圧縮した状態のものです。自分側でZIPファイルを作成して相手に送り、受け取った側が解凍することで、動画を元のサイズに復元します。

WindowsとmacOSのどちらにも、ファイルの圧縮・解凍を行える標準機能が備わっており、サードパーティ製ツールも多数存在します。

  • Windowsの場合: 圧縮したいファイルを右クリックし、「送る > 圧縮(zip形式)フォルダー」を選択します。
  • macOSの場合: 対象ファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「圧縮」を選択します。

ただし注意が必要なのは、長時間の高解像度動画では、圧縮後のZIPファイルが依然として25MBを超えるケースが十分あり得るという点です。その場合は、次に紹介するクラウドストレージの利用を検討しましょう。

クラウドストレージサービスで大容量動画を送る方法

現在、大手メールサービスの多くは無料のクラウドストレージを提供しており、これを利用すれば25MBの制限を超える動画ファイルでも送信できます。

GmailOutlookでは、添付ファイルが大きすぎると判断されると、自動的に各社のクラウド(Google Drive / OneDrive)へのアップロードを促すオプションが表示されます。アップロードが完了すれば、通常どおりメールにリンクを添付して送信できます。

受信者はメールサーバーからではなくクラウドから動画をダウンロードします。ダウンロードせずにクラウド上で直接視聴することも可能です。

ただし、この方法にもデメリットはあります。

  • 無料容量の制限: Google Driveは15GB、OneDriveとiCloudは5GBまで。それ以上必要なら有料プランへの加入が必要です。
  • ドライブの散乱: 動画送信を繰り返すと、クラウドドライブが未整理のファイルで埋まってしまいます。書類管理にもクラウドを使っている場合は特に不便です。

iPhoneから大容量動画ファイルを送信する方法

iPhoneから大容量の動画を送りたい場合、WhatsAppは使えません。同アプリの添付ファイルは16MBまでに制限されています。iMessageはやや余裕があり、最大100MBのファイルを送信できます。

では、他にどんな選択肢があるのでしょうか?

近くにある別のAppleデバイスに送るのであれば、最も簡単なのはAirDropです。ファイルサイズの制限がなく、追加アプリのインストールも不要。OS標準機能のため、Appleデバイス間のファイル転送手段としては最有力といえます。

AirDropの使い方:

  1. 「設定 > 一般 > AirDrop」を開き、「連絡先のみ」または「すべての人」を選択して有効化します。
  2. 「写真」アプリで送りたい動画を開き、「共有」アイコンをタップします。
  3. 「AirDrop」を選択すれば転送が開始されます。

Apple以外のデバイスや遠隔地の相手に送る必要がある場合は、クラウドストレージサービスを利用するのが最善策です。DropboxGoogle DriveOneDriveはいずれもApp Storeからアプリを入手できます。

Androidから大容量動画ファイルを送信する方法

残念ながら、Android OSにはAirDropのような標準の近距離転送機能が搭載されていません。

Androidから大容量の動画を送るには、定番のクラウドストレージを使うか、大容量ファイル転送に特化したサードパーティアプリを利用するのが現実的です。ここでは特におすすめの3つのアプリを紹介します。

1. WeTransfer

合計サイズが2GB以内であれば、無料で大容量の動画ファイルを送信できます。Plusプラン(月額12ドル)に登録すれば、最大20GBまで対応可能になります。

2. Pushbullet

無料版では最大25MBのファイルを送信できます。Proプラン(年額40ドル)に加入すると、上限が1GBまで引き上げられます。

3. Send Anywhere

Androidで使えるサービスの中では、最もAirDropに近い存在といえるでしょう。ウェブ上の誰にでも大容量動画を送れ、送信されるファイルはすべて暗号化されます。対応する最大ファイルサイズは50GBです。

まとめ:状況に応じて最適な送信方法を選ぼう

この記事で紹介した方法を活用すれば、面倒な手順を踏むことなく、世界の誰にでも大容量の動画ファイルを送れるはずです。

  • 25MB以下になりそうなら: ZIP圧縮+メール添付
  • 少し大きいファイルなら: Gmail/Outlookのクラウド連携機能
  • Appleデバイス間なら: AirDrop
  • それ以外なら: WeTransferなどの専用アプリやクラウドストレージ

大容量ファイルの送信についてさらに詳しく知りたい方は、メールの添付サイズ制限を回避する方法や、大容量ファイル転送におすすめのアプリまとめの記事もぜひ参考にしてみてください。

  1. 【保存版】WhatsAppで大容量動画を送る方法|iPhone・Android対応の5つの解決策

    WhatsAppで大きなファイルを送信できることをご存じでしょうか?多くの人がメッセージアプリをコミュニケーションやファイル共有のプラットフォームとして日常的に利用しています。この記事では、WhatsAppでより大容量のファイルを送信する方法、特に長い動画を送るためのさまざまな解決策をご紹介します。 WhatsAppのファイル送信上限は、使用するデバイスによって異なります。Androidでは100MB、iPhoneでは128MBのファイルを送信できます。しかし、動画に関してはアプリの上限が16MBまでと定められています。それでは、大容量の動画ファイルを送りたい場合はどうすればよいのでしょうか。

  2. Windows 10で動画を回転させる方法|VLC・Filmora・オンラインツール徹底解説

    動画の本数が増えるほど、編集にはより多くの創造性が求められます。その中でも「動画の回転」は、見せ方やプレゼンテーションのスタイルを調整するうえで欠かせない機能の一つです。向きを正すためだけでなく、演出としてあえて回転させたい場面もあるでしょう。ただし、その際に画質が劣化してしまうのは避けたいところですね。 動画を回転させる方法は数多くありますが、この記事では迷わず問題を解決できる最適なツールをご紹介します。さらに、一部の方法では動画の一部分だけを編集することも可能です。それでは詳しく見ていきましょう。 Windows 10で動画を回転させるには? ここでは、Windowsで動画を回転(フリップ