ソフトウェア
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> ソフトウェア

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

Microsoft OfficeとOffice 365(Microsoft 365)は混同されやすい存在です。Microsoft Officeは長年にわたり使われてきた定番のオフィススイートで、購入するエディションに応じて、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、Publisherなどのデスクトップアプリ版が含まれます。

「Office Home & Student」にはWord・Excel・PowerPointが収録され、「Office Home & Business」はそこにOutlookが、「Office Professional」はさらにPublisherとAccessが追加されます。いずれもMicrosoft WindowsとApple Macの両OSに対応しており、買い切り(永続ライセンス)形式で提供されています。

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

一方、Office 365(現在はMicrosoft 365へ名称変更)はサブスクリプション型サービスです。デスクトップ版・Web版のOfficeアプリケーションに加え、OneDriveクラウドストレージ、Teams、SharePoint、Intune、Exchange、そして組み込みのセキュリティサービスなども利用できます。

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

さらに紛らわしいのが「Office Online」の存在です。これはWord、Excel、PowerPoint、OneNoteなどをブラウザ上で無料利用できるWeb版で、Android・iOSデバイス向けのOfficeアプリも含まれます。

そのほか、単体製品としてフローチャート作成用の「Visio」やプロジェクト管理用の「Project」も別途販売されています。

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

個人ユーザーであれば、Office 2019と2021の違いを実感することはあまりないかもしれません。しかしビジネスシーンでは、最新機能・最大限の互換性・セキュリティを確保するために、常に最新バージョンを使うことが賢明です。特に他社とファイルをやり取りする機会が多いならなおさらです。2019より前のバージョンをお使いの場合は、少なくともセキュリティ更新の観点からOffice 2021への移行を検討しましょう。

Microsoft Office 2021の主な機能更新

Microsoft Officeを使っている方なら、Officeがコラボレーションプラットフォームへ進化しつつあることに気づいているはずです。小規模企業からフォーチュン500企業まで、Microsoft Teamsのようなアプリとの連携コミュニケーションへの依存度は高まっています。こうした機能はOffice 2021でさらに強化されました。以下では各機能について、対応アプリと対応プラットフォーム(Windows、macOS、または両方)を併記して紹介します。

ビジュアルリフレッシュ

対応アプリ:Excel、Word、PowerPoint、Access、Outlook、OneNote、Publisher、Visio、Project
対応プラットフォーム:Windows

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

Office 2021をインストールすると、外観が変わったことに気づくでしょう。Microsoftの狙いはデザインと操作性をシンプルにし、本来の作業に集中できる環境を作ることです。とはいえ従来の使い勝手はしっかり残されており、リボンからお気に入りのツールをすぐに見つけられます。大きな驚きはないものの、洗練された印象の刷新です。

リアルタイムでの共同編集

対応アプリ:Excel、Word、PowerPoint
対応プラットフォーム:Windows、macOS

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

スプレッドシートをメールで何度も往復させ、受信箱がファイルのコピーで肥大化する時代は終わりです。作業中のファイルを共有すれば、全員がリアルタイムで同時編集できます。アプリの右上付近には、今この瞬間に一緒に作業しているメンバーが表示されます。なお、この機能を利用するにはドキュメントをOneDriveまたはSharePointに保存する必要があります。

変更内容の自動保存(AutoSave)

対応アプリ:Excel、Word、PowerPoint
対応プラットフォーム:Windows、macOS

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

MicrosoftアカウントでOneDriveの無料版または有料版を利用すれば、OneDriveに保存したドキュメントは作業中の変更が自動的に保存されます。ファイル消失からの復元や破損文書の修復に悩む心配はもうありません。

ダークモードで目の負担を軽減

対応アプリ:Word
対応プラットフォーム:Windows、macOS

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

ビジュアルリフレッシュとあわせて、Wordにはダークモードが搭載されました。特筆すべきはリボンだけでなくページ自体が暗色になる点です。多くの方にとってダークモードは眼精疲労の軽減に役立ち、ブルーライトへの曝露を抑えて睡眠の質改善にもつながる可能性があります。

音声読み上げで校正を効率化

対応アプリ:Word
対応プラットフォーム:Windows、macOS

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

書き手の間で古くから知られるテクニックに、自分の文章を声に出して読み、響きを確かめるというものがあります。抜けている言葉の発見や、読者に合わせたトーン調整にとても有効です。あるいは単に目を休ませたいときにも重宝します。Wordは自然な男性・女性の音声で文書を読み上げてくれます。

無料のストックメディアを活用

対応アプリ:Excel、Word、PowerPoint、Outlook、Visio
対応プラットフォーム:Windows、macOS

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

Officeのプレミアムクリエイティブコンテンツライブラリを活用すれば、優れた成果物へ視線を集め続けられます。画像、アイコン、写真、イラストなどをわずかな操作で挿入可能。パブリックドメインの画像をWeb上で何時間も探す手間はもう不要です。

Outlook内蔵の翻訳機能でグローバル対応

対応アプリ:Outlook
対応プラットフォーム:Windows

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

自宅からグローバルビジネスを行う流れが強まる昨今、翻訳機能があると大きな助けになります。Outlookは70以上の言語でメール本文を翻訳できるようになり、原文を保持したまま対比表示できるトランスクリプトも作成できます。

アクセシビリティチェックで誰にでも使いやすい文書へ

対応アプリ:Excel、Word、PowerPoint
対応プラットフォーム:Windows

最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

近年、障害のある方などが直面する課題への意識は高まり続けています。Microsoftのアクセシビリティチェッカーを活用すれば、誰にとっても閲覧・操作しやすい文書づくりがこれまで以上に簡単になります。

Office 2021へ更新する方法

Office 2021を導入する価値があると感じていただけたでしょうか。アップグレードの手順はシンプルです。以下の3ステップに沿って進めましょう。

  1. デバイスがOffice 2021のシステム要件を満たしているか確認する

    OS: WindowsはWindows 10またはWindows 11/ macOSは最新3バージョン

    CPU: Windowsは1.1GHz以上・2コア以上/ macOSは最新3バージョンがサポートするCPU

    RAM: Windows・macOSともに4GB

    ストレージ空き容量: Windowsは4GB / macOSは10GB

    モニター解像度: Windowsは1280×768以上 / macOSは1280×800以上

  2. 必要なエディションをMicrosoftの公式ページから購入する

    Office Home & Student 2021:149.99米ドル
    Office Home & Business 2021:249.99米ドル
    Office Professional 2021:439.99米ドル

    最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ
  3. Office 2021をダウンロードしてインストールする。通常、インストール時に旧バージョンのOfficeは自動的に削除されます。もし残る場合は、一般的なアプリと同じ手順で旧Officeをアンインストールしてください。Outlookを使用している方は、事前にOutlookデータファイルのバックアップを忘れずに。Office 2021のセキュリティ更新プログラムは自動的に適用されます。 最新のMicrosoft Officeバージョンを徹底解説|エディション比較・新機能・互換性まとめ

Microsoft Office 2021にはまだまだ新機能が満載

ここで紹介した以外にも、数え切れないほどの機能更新が盛り込まれています。Windows版・Mac版のどちらにも楽しい発見が隠れていますので、時間をかけてじっくり探してみてください。あなたのお気に入りの新機能は何ですか? 今後Officeに追加してほしい機能や改善してほしい点があれば、ぜひ教えてください。

  1. M4AファイルをMP3に変換する方法|CloudConvertとiTunesの手順を徹底解説

    音楽には、心と体の両方に深い影響を与える力があります。心地よい音楽は心を落ち着かせてリラックスさせるだけでなく、不安や精神的なストレスへの対処にも役立ちます。テンポの速い明るい曲は前向きな気持ちにさせてくれ、ゆったりとしたテンポの曲は心と筋肉をほぐしてくれるのです。 音楽は誰にでも愛され、日常的に親しまれているものです。しかし、M4Aのような比較的新しいファイル形式では、機器によっては再生が難しい場合があります。M4AはApple製品との相性が中心のため、他のデバイスでは扱いにくいのが実情です。そこで必要になってくるのが、M4AをMP3に変換する方法です。 この記事では、M4AファイルをMP3

  2. 120Hzと60Hzディスプレイの徹底比較|リフレッシュレートの違いと優位性を解説

    ここ数年、テクノロジーの世界は目覚ましい進化を遂げてきました。スマートフォンが頻繁にリリースされる昨今、各メーカーはユーザーに全く新しい体験を届けるための機能を競って搭載しています。 数ある機能の中でも、ユーザーにとって最も重要なのがディスプレイです。スマートフォンのディスプレイが優れているほど、その端末の価値も高まります。 特にゲーマーにとってディスプレイは最重要要素であり、高品質なパネルは常に求められてきました。現在、ゲーマーに最も人気があるのは120Hzディスプレイで、ゲーミングモニターの分野ではすでに標準となっています。 しかし、これまでスマートフォンには120Hzディスプレイは搭載さ