【保存版】Wordで画像を回転する7つの方法|マウス操作から3D回転まで徹底解説
Microsoft Wordの文書用に画像を編集したいとき、PhotoshopやGIMPのような本格的な画像編集ソフトはもう必要ありません。確かにWordにはあらゆる画像編集機能が備わっているわけではありませんが、サイズ変更、配置、反転、回転といった基本的な操作であれば、Word文書の中でそのまま完結できます。
さらに嬉しいのは、Wordで画像を回転する手順がとてもシンプルで、プラットフォームが違ってもほぼ同じだという点です。Windows、macOS、Web版のどれを使っていても、同じ感覚で操作できます。しかも、図形やワードアート、テキストボックスなども画像と同じ要領で回転可能です。一見シンプルな操作ですが、実はいくつものやり方があるのです。

1. マウスを使って画像を回転する
Wordでは、画像をクリックしてドラッグするだけで、好きな角度に手動で回転できます。これが最も直感的で簡単な方法で、Windows版・macOS版・Web版のすべてで利用できます。
- Word文書内で回転したい画像をクリックして選択します。
- 画像の上部に回転矢印(回転ハンドル)が表示されます。Wordのバージョンによっては、矢印の代わりに緑色の丸い点が表示されることもあります。

- 矢印(または緑色の点)を左クリックし、ボタンを押したままマウスを任意の方向へドラッグします。画像が理想の角度になるまで、マウスボタンは離さないでください。

- うっかりボタンを離してしまっても問題ありません。納得の角度になるまで、何度でも同じ操作を繰り返せばOKです。
また、ドラッグ中にキーボードのShiftキーを押し続けると、15度ずつの間隔で正確に画像を回転させることができます。
2. 90度単位で画像を回転する
90度単位の回転なら、目分量で手作業を行う必要はありません。4方向のいずれへでもワンクリックで回転できる、もっと確実な方法があります。手順は以下の通りです。
- 画像をクリックして選択します。
- 画面上部のリボンにある「図の書式」タブを開きます。最初は見当たらなくても心配いりません。画像を選択すると表示されます。バージョンによっては「図の書式形式」という名前の場合もあります。

- 「配置」グループにある「回転」ボタンを選択します。
- ドロップダウンメニューから、希望する90度回転のオプション(右へ90°回転/左へ90°回転)を選びます。
- 選択した瞬間に、回転が画像へ適用されます。


3. 画像を左右または上下に反転する
Wordでは、画像を水平・垂直方向に反転(フリップ)することもできます。特別な角度を付ける必要がないなら、回転よりもこの方法が便利です。文書レイアウトのアクセントとしても活躍します。
反転を実行すると、選択した画像の鏡像が作られます。以下の手順で左右・上下に反転できます。
- 反転したい画像を選択し、「図の書式」タブから「回転」をクリックします。
- 「左右反転」を選ぶと画像がY軸を基準に鏡写しになり、「上下反転」を選ぶとX軸を基準に上下逆さまになります。

回転と反転を組み合わせれば、画像をより自由に理想の位置へ調整できます。
4. 任意の角度で画像を回転する
90度単位では物足りない場合も、Wordなら数値で角度を指定して画像を回転できます。手順は以下の通りです。
- 画像をクリックして選択し、「図の書式」タブから「回転」を選びます。
- ドロップダウンメニューの一番下にある「その他の回転オプション」を選択します。

- 「レイアウト」ダイアログボックスが表示されます。「サイズ」タブを開き、「回転」の項目を探します。ここに回転させたい角度を正確に入力できます。数値を直接タイプしても、横の小さな矢印で調整しても構いません。
- 設定が済んだら「OK」をクリックすると、画像に回転が適用されます。

注意:矢印ボタンで角度を調整する場合、上向き矢印はプラスの値(画像が右回りに回転)、下向き矢印はマイナスの値(左回りに回転)に対応します。
5. プリセットを使って3D空間で画像を回転する
Microsoft Word 2007以降では、画像を3次元空間で回転・変形させる機能が搭載されています。左右への平面回転だけにとどまらず、立体的な表現が可能になりました。複雑な3D回転を手動で設定しなくても、便利なプリセットが多数用意されているので安心です。
- 画像を右クリックしてオプションメニューを開き、一番下にある「図の書式設定」を選択します。

- 「図の書式設定」ダイアログが開きます。左側のメニューから「3-D回転」を選択します。新しいバージョンのWordでは、ダイアログの代わりに画面右側にサイドバーが表示されます。

- 「プリセット」アイコンをクリックして、プリセットメニューを開きます。

- ドロップダウンメニューには複数のプリセットが用意されており、「平行」「遠近法」「斜め」の3つのセクションに分かれています。
- 希望のプリセットをクリックすると、画像に即座に適用されます。
- 最後に「閉じる」をクリックして完了です。


6. 3D空間で画像を手動で回転する
プリセットの中に理想のものが見つからない場合は、3D空間での手動回転も可能です。X・Y・Zの3軸を自由に操作して、思い通りの立体表現を作れます。
- 画像を右クリックして「図の書式設定」を開き、メニューから「3-D回転」を選択します。
- プリセットの下に、X・Y・Z軸それぞれの「回転」項目があります。数値を直接入力するか、矢印ボタンで調整してください。

各軸の動きは以下の通りです。
- X回転:画像を手前から奥へ倒すように、上下方向に回転します。
- Y回転:画像を裏返すように、左右方向に回転します。
- Z回転:平面上で時計回りに画像を回転します。

軸のテキストボックスの数値を変更すると、画像の変形がリアルタイムで確認できます。結果に満足できなければ手順をやり直す必要もなく、その場で理想の角度まで微調整できるのが魅力です。
7. おまけ:文字列の折り返し設定を活用する
Wordで画像の回転・移動・再配置を行う際に最も厄介なのが、テキストのレイアウトが崩れてしまう問題です。画像のサイズ変更や移動のたびに、文章の位置が影響を受けてしまいます。しかし、「文字列の折り返し」設定を変更すれば解決できます。複数のオプションが用意されており、テキストと画像の両方に合った美しいレイアウトを実現できます。
文字列の折り返し設定を変更する手順は以下の通りです。
- 画像をクリックして選択し、「図の書式」タブを開きます。
- 「配置」グループにある「文字列の折り返し」をクリックします。

- ドロップダウンメニューから、希望する折り返しオプションを選択します。

各折り返しオプションの効果は以下の通りです。
- 四角:文字が画像の周囲を四角形に沿って流れます。

- 外接:文字が画像の輪郭にぴったりと沿って流れます。

- 重ね込み:文字が画像の中や周囲の余白部分にも入り込みます。

- 上下:文字は画像の上部と下部にのみ表示されます。

- 背面:画像が文字の背後に配置され、文字が写真の上に重なって表示されます。

- 前面:画像が文字の前面に配置され、文字は画像の背後に隠れます。

注意:これらの折り返し設定は、扱う画像フォーマット(JPGやベクター画像など)によって、表示結果が異なる場合があります。
以上で解説は終わりです。これであなたも、キーボードを壁に叩きつけたくなるようなストレスを感じることなく、Microsoft Wordで画像を自在に操れるようになったはずです。
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