iPadを今すぐiPadOSにアップデートする方法|事前準備から復元まで完全ガイド
今年、AppleはモバイルOSを「iOS」と「iPadOS」の2つに分割しました。つまり、iPadユーザーは今後、iOSのリリーススケジュールとは別の道を歩むことになります。
iPadOSはまだ正式版が公開されておらず、先行して使いたい場合は「ソフトウェア・プレビュープログラム(ベータ版)」への参加が必要です。現時点ではベータ版ではありますが、次のアップデートで正式版が控えているため、今アップデートしておけば数々の改善点をいち早く楽しめるでしょう。何より嬉しいのは、システム全体にダークモードが導入されたこと。夜間にAppleのグレー基調のUIがまぶしく感じていた方には待望の機能です。
iPadOS正式版は9月30日に公開予定ですが、先行版を今すぐ試したい方は、以下の手順に従ってください。
※iPhoneやiPod touchをお持ちの場合、これらのデバイスは引き続きiOSを採用しているため手順が異なります。別途専用ガイドをご参照ください。
事前準備を整えよう
対応機種の確認
早くアップデートしたい気持ちは分かりますが、まずは自分のiPadがiPadOSに対応しているかを確認しましょう。iOS 12にアップデートできた機種でも、iPadOSを動作させられないものがあります。
以下のリストに該当しない機種は、現在のiOSバージョンのままとなります。
- iPad Air 2 / iPad Air 3
- iPad mini 4 / iPad mini 5
- iPad(第6世代・第7世代)
- 9.7インチiPad Pro
- 10.5インチiPad Pro
- 11インチiPad Pro
- 12.9インチiPad Pro
バックアップは必須
大規模なシステムアップデートの前に、データのバックアップは欠かせません。順調に進んだとしても、バグによって大切なデータが消えてしまうリスクはゼロではありません。幸い、AppleはiCloudからiTunesまで複数のバックアップ手段を用意しています。
iCloudでバックアップする
iCloudの空き容量が十分にあるなら、これが最も簡単な方法です。ただし、モバイルデータ通信中の実行は避けましょう。通信量超過で月額料金に響く恐れがあります。
- Wi-Fiに接続する
- 「設定」を開き、自分の名前をタップして「iCloud」を選択
- ページを下にスクロールし、「iCloudバックアップ」>「今すぐバックアップを作成」をタップ
あとは完了を待つだけです。「設定」>「iCloud」>「iCloudストレージ」>「ストレージを管理」から状況を確認でき、デバイス名をタップするとバックアップが完了済みか進行中かが表示されます。
Mac(macOS Catalina)でバックアップする
macOS 10.15 Catalinaでは、おなじみのiTunesがミュージック、Podcast、ブックなどに分割されました。それでもMacを使ったiPadのバックアップは可能です。
- iPadをMacに接続する
- iPadのロックを解除し、パスコード入力や「このコンピュータを信頼」の確認に応答する
- 「Finder」を開き、「今すぐバックアップ」をクリックしてすべてのデータをMacに保存
iTunes(PCまたは旧macOS)でバックアップする
iTunes環境が残っているなら、従来どおりの手順でバックアップできます。
- iTunesを最新版に更新し、iOSデバイスをPC/Macに接続
- ロック解除や「このコンピュータを信頼」の確認画面が表示されたら、指示に従う
- iTunesで対象デバイスを選択
- 「今すぐバックアップ」をクリックして、大切なデータを保存
iPadOSパブリックベータに登録して新OSをインストール
iPadOSの先行ビルドを入手するには、Appleの「Beta Software Program」への登録が必要です。公式サイトにアクセスし、Apple IDでサインインしたら、「Sign Up(登録)」ボタンを押してプログラムに参加しましょう。
ベータ版のダウンロードとインストール手順
プログラムに登録したら、最も簡単なのはOTA(無線経由)でのアップデートです。以下の手順で進めてください。
- iPadで「Safari」を開き、Apple Beta Software Programのサイトにアクセスしてサインイン
- 「Enroll Your Devices(デバイスを登録)」リンクをタップし、iPadOSのタブを探す
- 下にスクロールして「Install Profile(プロファイルをインストール)」を見つけ、「Download Profile(プロファイルをダウンロード)」をタップ
- ダウンロード完了後、「設定」を開くと新規プロファイルのインストールを促すメッセージが表示されるので、タップしてインストールし、再起動を待つ
- 再起動後、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」へ移動
- 1分ほどでiPadOSへのアップデート通知が届くので、「ダウンロードとインストール」をタップして待機
- ダウンロードとインストールには時間がかかるため、iPadを長時間使う予定のある日は避けましょう
うまくいかないときはiOS 12へ戻す
日頃使っているアプリがまだ最適化されていない、不具合が気になるなどの理由で、iOS 12に戻したくなることもあるでしょう。事前にバックアップを取っていれば安心です。ここからは、iPadをiOS 12に戻す手順を紹介します。
まず、iPadをリカバリーモードにします。
- Face ID搭載モデル:トップボタンといずれか一方の音量ボタンを、リカバリーモードのアイコンが表示されるまで長押し。ホームボタン搭載モデル:サイドボタンまたはトップボタンをアイコンが表示されるまで長押し
- iPadをコンピュータに接続
- iTunesのポップアップが表示されたら「復元」をクリック
- 「復元してアップデート」をクリックして確認
- iOS 12のアップデータが表示されるので「次へ」をクリック
- 利用規約に同意するため「同意」をクリック
アップデータの処理が完了すると、iPadは初期状態のiOS 12になります。次に、バックアップを復元しましょう。
iCloudバックアップから復元する場合
- iPadの「設定」を開き、「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」をタップし、Apple IDでサインイン
- 「バックアップを選択」をタップし、iPadOSをインストールする直前に作成したバックアップを選ぶ
- 必ず正しいバックアップを選択してください。iPadOSを1日以上使用していた場合、ベータ版のバックアップもリストに含まれている可能性があります
コンピュータのバックアップから復元する場合
- 「設定」を開き、「Appとデータ」画面で「iTunesバックアップから復元」をタップ
- コンピュータでiTunesを開き、ケーブルでデバイスを接続して「このコンピュータを信頼」をタップ
- iTunesでデバイスを選択し、「概要」を開いて「バックアップを復元」をクリック
- iPadOSへアップデートする直前に作成したバックアップを選択
- 同期が完了するまで、iPadをコンピュータに接続したままにする
iPadOSにアップデートしましたか?手順の中で困ったことはありましたか?ぜひコメント欄でお知らせください。TwitterやFacebookでも議論を受け付けています。
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