【Excel】LEN関数でセル内の文字数をカウントする方法|特定の文字の出現回数も簡単に数える
Excelでセル内の文字数をカウントするのは、思っているよりもずっと簡単です。いくつかのシンプルな数式を使えば、単一セルや複数セルの文字数を数えるだけでなく、特定の文字の出現回数の合計まで求められます。
データをエクスポートする際にセルごとの文字数を制限したい場合や、特定の文字が何回出現するかを調べたい場合に役立つ、Microsoft Excelでの具体的な方法をご紹介します。
Excelで単一セルの文字数をカウントする
セル内の文字数の合計を取得するには、ExcelのLEN関数を使用します。数式の構文はシンプルに「LEN(セル)」となり、引数にはセル参照を入力します。
例えば、次の数式を使えばセルA2の文字数をカウントできます。
=LEN(A2)

なお、句読点やスペースも文字としてカウントされます。また、文字列の末尾にある余分なスペースも同様にカウントされる点に注意してください。
ヒント: LENB関数を使うと、セル内のバイト数をカウントすることもできます。上記の例であれば「=LENB(A2)」と入力します。
複数のセルの文字数を知りたい場合は、LEN関数にSUM関数を組み合わせた数式を使用します。
例えば、次の数式でセルA2、A4、A6の文字数をそれぞれ合計してカウントできます。
=SUM(LEN(A2),LEN(A4),LEN(A6))

セル範囲の文字数をカウントする
隣接する複数のセルの文字数の合計を取得したい場合、上記の数式で各セル参照を一つずつ列挙することも可能ですが、もっと効率的な方法があります。同じくLEN関数とSUM関数を使って、セル範囲全体の文字数をカウントしましょう。
例えば、次の数式でセルA2からA4までの文字数を取得できます。
=SUM(LEN(A2:A4))

ご覧のとおり、数式のLEN部分にセル範囲を指定するだけで合計を求められます。
ヒント: SUMPRODUCT関数に慣れている方は、このケースではSUM関数と同じように使用できます。先ほどの例なら「=SUMPRODUCT(LEN(A2:A4))」と入力しても同じ結果が得られます。
複数のセル範囲を指定する
2つの異なるセル範囲の文字数をカウントする場合も、引き続きSUM関数とLEN関数を活用できます。
ここでは、次の数式でセルA2からA4、およびC2からC4の文字数をまとめて取得します。
=SUM(LEN(A2:A4),LEN(C2:C4))

この場合も、SUM関数の括弧内に2つのLEN数式を追加するだけでOKです。
Excelで特定の文字をカウントする
今度は、特定の文字が何回出現するかを調べる方法です。この場合は、LEN関数とSUBSTITUTE関数を組み合わせて使用します。
この例では、セルA2内の「L」の個数をカウントします。使用する数式は以下のとおりです。
=LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2,"L",""))

結果の「1」が正しいことが確認できます。この数式の構造を、内側から順に分解して見ていきましょう。
- SUBSTITUTE(A2,"L","") : セルA2内のすべての「L」を空の文字列に置き換えます。
- LEN(SUBSTITUTE(A2,"L","")) : 「L」を除いたセルA2の文字数をカウントします。
- LEN(A2) : セルA2の総文字数をカウントします。
- LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2,"L","")) : 総文字数から「L」を除いた文字数を差し引き、「L」の個数を求めます。
大文字・小文字を区別せずにカウントする
お気づきのとおり、上記の数式では結果として「L」が1つしか返されませんでした。これは数式に大文字の「L」が含まれており、小文字の「l」が検索対象になっていないためです。

この大文字・小文字の区別に対処するには、SUBSTITUTE数式にUPPER関数またはLOWER関数を追加します。こうすることで、大文字小文字に関係なく、すべての該当文字が空の文字列に置き換えられます。
同じ例でUPPERを追加すると、数式は次のようになります。
=LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(UPPER(A2),"L",""))

今回は大文字と小文字の両方の「L」が含まれた結果「3」が返されました。
セル範囲内の特定の文字をカウントする
これまで学んだ内容をさらに発展させてみましょう。最後に、セル範囲内の特定の文字をカウントする方法をご紹介します。基本的には、LEN、SUBSTITUTE、SUMの3つの関数を組み合わせます。
次の数式で、セル範囲A2からA4内の「L」の個数をカウントできます。
=SUM(LEN(A2:A4)-LEN(SUBSTITUTE(UPPER(A2:A4),"L","")))

ここでも、大文字小文字に関係なくすべての「L」を見つけられるよう、SUBSTITUTE数式内にUPPERを残しています。
これらの関数や数式をワークシートで使い始めれば、Excelでの文字数カウントは繰り返すうちにどんどん簡単になります。文字数を数える目的が何であれ、手作業で数えるのではなく、Excelに任せるのが賢明です。
さらに詳しく知りたい方は、Microsoft ExcelでのCOUNTIFS、SUMIFS、AVERAGEIFSの使い方に関するチュートリアルもぜひご覧ください。
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