【保存版】Excelで日付の加算・減算をマスター!日数・週数・月数・年数の計算方法をステップ解説
プロジェクトのスケジュール管理、財務データの処理、イベントの企画など、Excelで日付を自在に加算・減算できるスキルは、日々の業務を大きく効率化してくれます。この記事では、その方法を徹底的に解説します。
Microsoft Excelでの日付操作は、特に日数・月数・年数の加算や減算が必要な場面では複雑に感じられることがあります。本ガイドでは、Excelの日付操作に関するあらゆるテクニックを、具体例とともにわかりやすく紹介していきます。
1. 数式を使って日付に日数を加算・減算する
特定のセルの日付、あるいは列全体の日付に対して指定した日数を加算・減算したい場合は、シンプルな算術演算を使用します。
セル内の日付に日数を加算する
Excelのセルに入力された日付に日数を加算し、結果を別のセルに自動表示させるための数式はいくつかあります。
最もシンプルなのは「セル参照+加算したい日数」という形式です。例えば、A2セルの日付に10日を加算したい場合、数式は「=A2+10」となります。
もうひとつの簡単な方法は、DATE(年, 月, 日)関数を使うことです。数式は「=DATE(2015,9,20)+10」のようになります。
3つ目の方法は、他の関数の結果に対して日数を加算するやり方です。例えば、TODAY()関数を使って「=TODAY()+10」と入力します。
ご覧のとおり、この関数では今日の日付をあらかじめセルに入力しておく必要はありません。空のセルでも問題ありません。Excelが現在の日付を自動的に認識してくれるからです。
セル内の日付から日数を減算する
日付から日数を引く方法は、加算とほぼ同じです。使う数式も同一で、「+N日」の代わりに「-N日」を指定するだけです。以下がその例です。
=A2-10
=DATE(2015,9,20)-10
=TODAY()-10
2. 数式を使わずに日付に日数を加算・減算する
Excelの数式を使いたくない場合は、「形式を選択して貼り付け」機能を利用すれば、複数の日付にまとめて日数を加算・減算できます。手順は以下のとおりです。
- 空白のセル(B列など)に、加算または減算したい日数を入力してコピーします。右クリックして「コピー」を選択するか、キーボードのCtrl+Cを押しましょう。
- 日数を加算・減算したい日付が入力されたセル範囲を選択します。
- 選択したセル上で右クリックし、「形式を選択して貼り付け」を選択します。さらにコンテキストメニュー下部の「形式を選択して貼り付け」をクリックします。
- ダイアログボックスが開いたら、目的に応じて「加算」または「減算」オプションにチェックを入れ、左下の「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
- 日付が5桁の数字で表示されますが、これは日数が加算された結果です。Excelでは日付が内部的にシリアル値(連続した番号)として管理されているためです。
- 5桁の数字を選択し、「ホーム」タブの数値書式ボックスからドロップダウンメニューで「短い日付形式」を選択します。これで数字が再び日付表示に戻ります。
3. Excelで日付に週数を加算・減算する
セル内の日付に週数を加算・減算する方法も、日数の場合とほぼ同じです。同じ数式を使いますが、日数の代わりに「加算したい週数×7」を指定する点が異なります。
具体的な数式を例で見てみましょう。4週間を加算したい場合、数式は次のようになります。
=A2+4*7
=DATE(2015,9,20)+4*7
=TODAY()+4*7
週数の減算も同じ要領です。「+N週間」の代わりに「-N週間」を使用します。
=A2-4*7
=DATE(2015,9,20)-4*7
=TODAY()-4*7
4. Excelで日付に月数を加算・減算する
セル内の日付に丸1か月単位で加算・減算するには、DATE関数またはEDATE関数の2つの関数が利用できます。
DATE関数で月数を加算・減算する
特定の日付に月数を加算するには、3つのセルを用意します。A2セルに基準となる日付を入力し、C2セルに加算したい月数(例:2)を入力します。そしてB2セルに次の数式を入力します。
=DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+$C$2,DAY(A2))
減算する場合も簡単です。C2セルに「-2」と入力するだけでOKです。
または、数式の中で直接マイナスを指定することもできます。
=DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)-$C$2,DAY(A2))
また、C2セルを参照する代わりに、月数を直接数式に組み込むことも可能です。
=DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+2,DAY(A2))
EDATE関数で月数を加算・減算する
EDATE関数は、開始日から指定した月数後(または前)の日付を返す関数です。この関数には2つの引数があり、第1引数が開始日(月数を加算する基準日)、第2引数が加算または減算する月数となります。
数式の形式は「=EDATE(開始日のセル参照, 加算する月数)」です。DATE関数と同じ形式で使用できます。
月数の加算例:=EDATE(A2,$C$2)
減算の場合も、DATE関数と同様にC2セルに負の数を入力して、同じ数式を使うだけです。
月数の減算例:=EDATE(A2,$C$2)
5. Excelで日付に年数を加算・減算する
ExcelのDATE関数を使えば、月数の場合と同じ要領で、任意の年数を日付に加算できます。今回は、加算したい年数をYEAR関数の部分で指定します。
数式の基本形は次のとおりです:DATE(YEAR(日付)+N年, MONTH(日付), DAY(日付))
例を見てみましょう。セル内の日付に2年を加算したい場合、数式は次のようになります。
=DATE(YEAR(A2)+2,MONTH(A2),DAY(A2))
日付から年数を減算する場合も、同じ数式で正の値の代わりに負の値を指定するだけです。
もうひとつの方法として、減算する年数を別のセル(C2)に入力しておき、それを参照することもできます。その場合は「=DATE(YEAR(A2)+$C$2,MONTH(A2),DAY(A2))」という数式を使います。
6. 年・月・週・日を組み合わせて加算・減算する
年数・月数・日数を組み合わせて日付に加算・減算したい場合も、同じDATE関数を使用します。
年・月・日を加算する場合の数式は次のとおりです。
DATE(YEAR(日付)+X年, MONTH(日付)+Yか月, DAY(日付)+Z日)
減算する場合はこちらです。
DATE(YEAR(日付)-X年, MONTH(日付)-Yか月, DAY(日付)-Z日)
実際の例として、2年3か月と10日を加算する数式は次のようになります。
=DATE(YEAR(A2)+2,MONTH(A2)+3,DAY(A2)+10)
逆に、これらをすべて減算する場合は次のとおりです。
=DATE(YEAR(A2)-2,MONTH(A2)-3,DAY(A2)-10)
プロジェクトの納期計算、将来のイベント予測、財務スケジュールの管理など、日付を思いどおりに調整できるスキルは、ビジネスにおける強力な武器になります。さまざまな関数や数式を実際に試しながらスキルを磨き、Excelの達人を目指しましょう。
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