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オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

プライバシー保護は、現代のインターネット利用者にとって避けて通れない重要なテーマとなっています。ネットに接続するたびに個人情報を差し出すことに抵抗を感じる人は少なくありません。幸い、Firefoxにはオンライン上のプライバシーを守るための機能が数多く備わっており、プライバシー保護に役立つアドオンも豊富に揃っています。

本記事では、オンライン上のデータを守るために使えるおすすめのFirefoxプライバシーアドオンをご紹介します。紹介する拡張機能の多くは、PC版とAndroid版のFirefoxで利用可能です。

注意: ここで紹介するアドオンの多くは、Firefox固有の機能を除き、Google ChromeやOperaでも利用できます。

1. HTTPSのみのモード(HTTPS Everywhereの内蔵版)

HTTPSは、ブラウザとウェブサイト間でやり取りされるデータを暗号化する仕組みです。これにより通信内容が第三者に盗み見されることがなくなり、より安全な閲覧が可能になります。「HTTPSのみのモード」を有効にすると、ブラウザはHTTPSに対応したサイトにのみ接続するようになります。

以前はこの目的のために「HTTPS Everywhere」という拡張機能が推奨されていましたが、Firefoxの内蔵機能「HTTPSのみのモード」が同じ役割を果たすため、本リストではこちらを採用しました(厳密にはアドオンではありません)。

HTTPSのみのモードを有効にする手順は以下の通りです。

  1. Firefoxブラウザを開きます。
  2. ウィンドウ右上の三本線メニューをクリックし、「設定」を選択します。
オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選
  1. プライバシーとセキュリティ」を選択します。
オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選
  1. 下にスクロールして「HTTPSのみのモード」の項目を見つけ、「すべてのウィンドウでHTTPSのみのモードを有効にする」にチェックを入れます。
オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

2. uBlock Origin

uBlock Originの開発者は、これを単なる広告ブロッカーではなく「ワイドスペクトラム・コンテンツブロッカー」と呼んでいます。uBlockはトラッカーや広告、ポップアップ、コインマイナーをブロックします。さらに、ツールバーから「要素除去モード」を選択することで、ページ内の特定の要素を削除することも可能です。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

加えて、uBlock Originではサイト上のJavaScript要素をローカルおよびグローバルにブロックすることもできます。これを利用するには、uBlockの高度なモードを使用する必要があります。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

以前は、URLからトラッキング要素を除去する「ClearURLs」というアドオンが推奨されていました。しかし、現在のuBlock Originには「AdGuard URL Tracking Protection」が搭載されており、同じ機能を果たせるため、拡張機能は1つだけで済みます。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

uBlock Originは、あらゆる広告ブロッカーの中でも最高のパフォーマンスを誇ります。またオープンソースであり、GitHub上で多くの開発者が開発に貢献しています。他の広告ブロッカーの多くはクローズドソースで、ユーザーデータをサードパーティ企業に販売しているケースもあります(Ghosteryなど)。

uBlock Originは、総合的に見て最も優れたプライバシーアドオンと言えるでしょう。Privacy Badger、DuckDuckGo Privacy Essentials、NoScript Security Suiteといった類似のアドオンは、uBlockを使っていれば不要です。ただし、uBlockがうまく動作しない場合は、これらが優れた代替手段となります。

3. Multi-Account Containers

Multi-Account ContainersはMozilla公式のFirefoxアドオンで、オンラインでの活動を異なる「コンテナ(アカウント)」に分離します。これにより、ウェブサイトがあなたの閲覧習慣を追跡しにくくなります。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

Multi-Account Containersを使えば、閲覧活動(ひいてはCookie)を別々のコンテナに分けられます。例えば、Facebook用コンテナ、検索エンジン用コンテナ、Amazon用コンテナなどを作成できます。こうすることで、あるサイトが別のサイトでのあなたの活動を知ることができず、検索履歴が表示される広告に影響を与えることもなくなります。

さらに便利な点として、同じサイトの複数アカウントに同時にログインできるため、ブラウジング体験そのものも向上します。

4. Cookie AutoDelete

インターネット上で行われるトラッキングの大部分は、Cookieを通じて実現されています。Cookieはショッピングカートの記憶などさまざまな場面で便利な一方、ウェブサイトがあなたの活動を追跡し、個人情報を吸い上げることを許してしまいます。

Multi-Account ContainersはCookieの管理に役立ち、あなた固有のプロファイルを作られるのを防げますが、それだけでは十分とは言えません。プライバシーを高めるには、不要なCookieを継続的に管理・削除することが大切です。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

Cookie AutoDeleteは、サイトやタブを閉じるたびにCookieを自動削除するFirefox拡張機能です。ただし、Cookieを残したいサイトはホワイトリストに登録できるため、どのサイトにトラッキングを許可するかを細かくコントロールできます。

なお、Firefox 89以降、Mozillaは「Total Cookie Protection」機能を提供しています(強化型トラッキング防止の「厳格」設定で有効化)。これは動的ファーストパーティ分離(dFPI)として知られるプライバシー機能で、各サイトのCookieに独立した保存場所を作り、トラッカーやフィンガープリントによる追跡を防ぎます。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

5. LocalCDN

LocalCDNは、uBlock(またはその他の広告ブロッカー)と併用することが推奨されるブラウザ拡張機能です。多くのウェブサイトは、GoogleやCloudflareなどのサードパーティ製コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を利用してリソースを読み込んでいます。しかし、これらの企業はこの接続を通じてあなたの活動を追跡できてしまいます。

LocalCDNは、CDNへのリクエストを通じてデータが漏洩するのを防ぐことでプライバシーを向上させます。おまけに通信帯域の節約にもつながります。ただし、特定のサイトで動作に不具合が生じる場合がある点には注意が必要です。

オンラインプライバシーを守るためのおすすめFirefox拡張機能5選

Decentraleyesは同じ目的を持つ代替プラグインですが、LocalCDNの方が更新頻度が高く、データベースも充実しています。

なお、FirefoxのTotal Cookie Protectionはすでにブラウザ内でサイトデータを分離しているため、CDNがアクセスできるのはあなたのIPアドレスだけです。さらにIPアドレスもマスキングすれば防御でき、これはプライバシー専門家が一般的に推奨している対策でもあります。

プライバシー保護こそ最優先

今日では、オンラインでのプライバシー保護は最も重要なことの一つです。どこに行っても個人情報は狙われています。多くの場合、それは関連性の高い広告を表示するためだけに使われますが、同時にあなたの身元や個人情報が危険にさらされていることも意味します。

高品質なVPN、適切なブラウザ設定、そして優れたプライバシーアドオンを組み合わせれば、あなたのデータを安全に守ることができます。

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