recordMyDesktopで魅力的なデスクトップ動画を作成しよう
recordMyDesktopは、シンプルで扱いやすい画面録画ソフトです。高品質で印象的なデスクトップアニメーションを手軽に作成できます。筆者が約1年半前にUbuntu 7.10 Gutsy GibbonのCompizデモ動画を作成した際に使用したXvidcapにかなり近い存在で、FlashやPDF、さらには実行形式のチュートリアルまで作れるデスクトッププレゼンテーションソフト「Wink」とも相通じるものがあります。
私がrecordMyDesktopと出会ったのは、最近リリースされたPCLinuxOS 2009.1のGnome版をレビューしたときでした。このディストリビューションには優れたマルチメディアアプリが多数収録されており、その一つとして含まれていたのです。この非常にシンプルなアプリケーションが持つ大きな可能性に惹かれ、専用のチュートリアル記事を書くことにしました。
ちなみに、興味のある方のために付言しておくと、Xvidcapについては別の記事で改めて詳しく取り上げる予定です。
recordMyDesktopの基本的な使い方
多くの優れたソフトウェアと同様に、recordMyDesktopは主要な人気ディストリビューションのほとんどでリポジトリからインストールできます。アプリケーションを起動すると、すべての操作がひとつのウィンドウ内で完結する、とてもすっきりした作りになっています。
出力ファイルの映像と音声の品質を自由に設定できます。音声は任意ですが、動画にナレーションを加えれば、ぐっと充実したチュートリアルを作ることができます。あるいは、デモ映像に合わせてBGMを添えるのも素敵ですね。

「Select Window」を選択すれば、デスクトップ全体ではなく特定のウィンドウだけを録画対象にできます。また、「Advanced」ボタンから詳細な録画オプションを設定することも可能です。たとえば、ウィンドウ装飾(タイトルバーなど)を含めるかどうか、出力動画のフレームレート(fps)、複数ディスプレイ環境でどの画面を使用するか、などを細かく指定できます。
基本的にはこれだけです。「Record」ボタンをクリックすると録画が始まります。ユーティリティはシステムトレイに小さなアイコンを表示し続けるので、録画を終えたいときはそのアイコンをクリックして停止し、ファイルを保存しましょう。アプリケーションの設定に応じて、ファイルはローカルディスク上の所定の場所に保存されます。デフォルトの保存先はホームフォルダです。
以下は、保存した動画をTotemで再生しているところです。
出力ファイルが実際にどんな仕上がりになるのか気になる方は、サンプル録画をダウンロードして自分の目で確かめてみてください。いつものことですが、ファイルをダウンロードする際は、私の無害なマルチメディア作品であっても、十分な注意と判断をお願いします。
recordmydesktop-out.ogv(469KB)

recordMyDesktopは、プロプライエタリでないフォーマット、この場合は.ogv形式でのみファイルを出力します。Windowsユーザーはこの見慣れない拡張子に少し戸惑うかもしれませんが、名プレーヤーとして知られるVLCなら問題なく快適に再生できます。人気のマルチメディアプレーヤーについて詳しく知りたい方は、マルチメディアセクションのオーディオチュートリアルもあわせてご覧ください。
VideoLAN(VLC)プレーヤーでの再生
まとめ
recordMyDesktopは、マルチメディアを趣味で楽しむユーザーにとってこそ、ツールキットに加えておきたい優秀な一品です。しかし、趣味の範囲にとどまる必要はありません。recordMyDesktopは、Winkやその他の類似ソフトと並んで、本格的なコンピュータユーザーの手にかかれば強力な武器になります。
ちょっと考えてみてください。同僚たちが何時間もかけて平凡なPowerPointスライドを作っている間に、あなたは同じアイデアを1/10の時間、1/100の手間で、圧倒的な訴求力を持つ見事な動画として発表できるのです。
recordMyDesktopは、Compiz Fusionのようなクールな技術のデモンストレーション、動画チュートリアル、授業でのプレゼンテーションなどに理想的なツールです。何より嬉しいのは、その驚くほどのシンプルさでしょう。
それでは、楽しい録画ライフを!
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