ChromebookにiTunesをインストールする方法【LinuxとWineを使った完全ガイド】
Chromebookユーザーの中には、AppleのiTunesやApple Musicを利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。実は、GoogleはChrome OS 69以降を搭載したChromebook向けにLinuxサポートを追加しており、これを活用することでiTunesをインストールできるようになりました。本記事では、ChromebookにiTunesをインストールしてApple Musicを快適に楽しむための手順を詳しく解説します。
ChromebookにiTunesをインストールする方法
厳密に言えば、iTunesはChromebook専用アプリではありません。しかし、Wineなどの互換レイヤーツールを活用すれば、実際に多くのユーザーが日常的にChromebook上でiTunesを使用しています。以下の手順に従えば、初心者でもスムーズにインストールできます。それでは始めましょう。
ステップ1:ChromebookでLinux機能を有効化する
まず、ChromebookでLinux機能を有効にする必要があります。以下の手順で進めてください。
1.Chromebookの「設定」を開き、「Linux(ベータ版)」という項目を見つけてクリックします。
2.「Linux(ベータ版)」の横にある「オンにする」ボタンをクリックします。

3.ChromebookがLinuxのインストールを開始し、完了するとターミナルウィンドウが画面に表示されます。
Linux機能が有効になったら、続いて以下のステップに進みます。
注意:64ビット版および32ビット版のソフトウェアは、Chromebook上で黒い画面が表示され正常に動作しない場合があります。そのため、必ず32ビット版のiTunesをダウンロードしてください。2019年8月にリリースされた12.9.3ビルドを探しましょう。
4.Linuxターミナルを開いたら、以下のコマンドを実行してLinuxを最新の状態にアップデートします。
sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade -y

ステップ2:Wineアプリをインストールする
次に、32ビットアプリを動作させるために「Wine」をインストールします。以下の手順に従ってください。
1.以下のコマンドを実行して、Chromebookに32ビット版Wineをインストールします。
sudo apt-get install wine
2.インストール後、ターミナルで以下のコマンドを実行し、Wineのアーキテクチャを32ビットに切り替えます。
WINEARCH=win32 WINEPREFIX=/home/username/.wine32 winecfg
注意:上記コマンドの「username」の部分は、ご自身のChromebookのログイン名に置き換えてください。Linuxターミナルで「@penguin」より前の部分を確認すると、ユーザー名を特定できます。
ステップ3:Wineを使ってiTunesをインストールする
1.Wineのウィンドウが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
2.以下のコマンドを実行して、32ビット版iTunesをChromebookにインストールします。
WINEARCH=win32 WINEPREFIX=/home/username/.wine32 itunes.exe

3.「username」を実際のユーザー名に変更することをお忘れなく。
4.iTunesのインストーラーウィンドウが表示されるので、「次へ」をクリックしてインストールを進めます。
5.インストールが完了したら「完了」をクリックします。これでChromebookへのiTunesのインストールは成功です。
ステップ4:iTunesのショートカットを作成する
新しくインストールしたiTunesへのショートカットを作成しましょう。以下の手順で行います。
1.「ファイル」アプリを開き、「Linuxファイル」フォルダに移動して開きます。
2.右上の三点リーダー(⋮)アイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「隠しファイルを表示」を選択します。

3.次のパスへ移動します:「.local > share > application > wine > program files > iTunes」
4.「iTunes.desktop」ファイルを右クリックし、「テキストで開く」を選択します。

5.「Exec=」で始まる行を探し、「Exec=」の直後に以下のコマンドを入力します。
env WINEPREFIX="/home/username/.wine32" wine "/home/username/.wine32/drive_c/Program Files/iTunes/iTunes.exe"

6.Ctrl + Sキーでファイルを保存し、エディタを終了します。
以上の4つのステップで、ChromebookにiTunesを正常にインストールし、ショートカットを作成することができます。
iTunesをChromebookにインストールする方法まとめ
全体の手順はやや複雑に感じるかもしれませんが、本記事では管理しやすいステップに分解してご紹介しました。さらに、Wineを活用すれば、iTunes以外にもさまざまなWindowsアプリケーションをChromebookにインストールできます。もしインストールや動作に問題が発生した場合は、ぜひ下のコメント欄でお知らせください。
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