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Google AlloはWhatsAppを超えられるか?注目すべき5つの強みを徹底解説

Yahoo!メッセンジャーやGoogleトークといったチャットサービスが主流だった時代から、メッセージングの世界は一変しました。現在、その覇者として君覇者として君臨しているのは、10億人を超えるユーザーを抱えるFacebook傘下のWhatsAppです。スマートフォンの普及によりSMSに代わるコミュニケーション手段が求められるようになると、WhatsAppは瞬く間に標準的な存在となり、今や「テキストメッセージ」といえばWhatsAppを指すほど浸透しています。親会社のFacebook自体が15億人のユーザーを抱えることを考えれば、競合他社にとってこの壁を乗り越えるのは容易なことではないでしょう。

Googleはモバイルメッセージング市場において決定的な存在ではありませんでしたが、ビデオ通話アプリ「Duo」は大きな期待を集めています。そして今回、同社は新たなメッセージングアプリ「Allo(アロ)」の提供開始を発表しました。通信技術における新たな一歩と謳われるこのアプリ。WhatsAppの王座を奪うのは確かに至難の業ですが、Alloには多くのユーザーをつかむ可能性を秘めた要素がいくつもあります。

1. エンドツーエンド暗号化を採用

エンドツーエンド暗号化は、WhatsAppなど信頼性の高いチャットアプリにとってもはや標準仕様となっており、Alloにも搭載されます。これはユーザーのプライバシー保護における大きな前進であるだけでなく、インターネットプロバイダや通信事業者からもチャットデータを守る効果があります。目新しい機能ではありませんが、AlloがFacebookやWhatsAppと並ぶ信頼できるメッセージングアプリの仲間入りを果たすためには欠かせない要素です。Alloには、セキュリティ面で高い評価を受けるチャットアプリSignalにも採用されているOpen Whisper Systemsのプロトコルが組み込まれます。

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2. より強化されたプライバシー機能

標準のエンドツーエンド暗号化に加えて、Google AlloはChromeのようなシークレットモードを搭載し、ユーザーのプライバシーに革新をもたらすと謳っています。さらに、チャットに有効期限を設定できるため、不要なデータがスマートフォンを圧迫するのを防ぐことも可能です。また、プライベート通知機能を使えば、グループチャット内の特定の人にだけ通知を送れるようになり、より豊かな会話が実現します。

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3. スマートリプライ機能

Google検索が入力中のキーワードを予測して表示してくれるように、Googleの機械学習技術は進行中の会話に対してクイック返信候補を自動的に提案します。ユーザーの行動パターンやよく使う返信を分析することでスマートリプライを導き出し、メッセージングをより快適な体験へと変えてくれるでしょう。さらに、特定の返信の文字サイズを大きくしたり小さくしたりできるため、「ささやき」や「叫び」のようなニュアンスを表現することもできます。

4. Googleアシスタントの搭載

AIチャットアシスタントの登場に、テクノロジーが苦手な人は戸惑うかもしれません(スカイネットよ、来い!)。しかし、Googleアシスタントこそ開発者たちの切り札になる可能性を秘めています。サードパーティのサービスから有用な情報を引き出すことで、Alloはモバイルデバイス上のあらゆるメッセージングをまかなうワンストップアプリになるかもしれません。過去にも同様のアシスタントボットの試みはありましたが、Googleアシスタントほど有望視されたものは存在しませんでした。

5. Facebookへのデータ共有が逆風に?

現時点では多くの人が気に留めていないかもしれませんが、WhatsAppがユーザーデータをFacebookと共有し広告配信に活用するというニュースは、足元をすくわれる要因(アキレス腱)になりかねません。オプトアウトの選択肢は用意されていますが、30日という期限があることをほとんどのユーザーが知らないため、安心材料にはなりません。「WhatsAppユーザーが広告を目にするかもしれない」という事実に、大きな反発が起きているのです。Facebookとしては賢明な判断とは言えないでしょう。

テクノロジーの最良の部分であり最悪の部分でもあるのが、絶えず変化し進化し続けるその性質です。AppleがiPhoneを発表するたびに世界中が熱狂するように、新しい技術の登場は世界を魅了します。しかし同時に、新しい技術が登場すれば古い技術は廃れていきます。したがって、WhatsAppのような既存のアプリが新しいアプリに取って代わられ、時代遅れになるのも時間の問題なのです。

※編集部注:Google Alloは2019年3月にサービスを終了しています。本記事は発表当時の情報をもとに再構成したものです。

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