高画質ビデオ会議におすすめのオンライン会議ソフト10選|特徴と料金を徹底比較
新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的な流行は、私たちの働き方を大きく変えました。感染拡大を防ぐ最善策はできる限りの隔離・自宅待機とされ、多くの企業がテレワーク(在宅勤務)を導入しています。その結果、業務を滞りなく進めるためにオンライン会議ソフト・ビデオ会議ソフトの需要が急速に高まりました。
ビデオ会議ソフトやオンライン会議プラットフォームは、世界中でビジネスを展開する組織にとって今や不可欠なツールです。従業員が自宅でも、さらには海外からでも仕事を続けられるようにするだけでなく、時差による調整の難しさや、オフィス移転・改装期間中の業務継続といった課題までも解決してくれます。
高品質なビデオ会議に最適なオンライン会議ソフト10選
1. GoToMeeting

LogMeIn社が開発した「GoToMeeting」は、最高水準のオンライン会議ソフトの一つです。同社は10年以上にわたりPC間のリモート共有技術を提供してきた実績があり、そのノウハウが余すところなく活かされています。クリアな音声と映像によるビデオ会議に加え、スムーズな画面共有機能も備えています。
メリット
- モバイル版とPC版で機能に差がなく、どこでも同じ操作性
- 参加人数に応じて、設定から映像・通話品質を調整可能
- ビデオ会議中に利用できるチャット機能
- Mac、Windows、iOS、Androidなど主要OSすべてに対応
デメリット
- 品質は優秀ですが、同カテゴリの他ソフトと比べると料金はやや高め
料金プラン
スタンダードプランは月額14ドル(年間契約なら月額12ドル)で、参加者は最大150名。ビジネスプランは月額19ドル(年間契約なら月額16ドル)で、最大250名まで参加できます。
公式サイトからダウンロードできます。
2. CyberLink U Meeting

CyberLink社が開発した「U Meeting」。同社は1996年に台湾で設立され、CD/DVD関連ソフトで実績を積んだ後、ビデオ会議分野へ参入しました。独自機能「PerfectCam」を搭載しており、AIによるバーチャルメイクを顔に適用することで、誰でも見た目をきれいに整えた状態で会議に臨めます。
メリット
- ベーシックプランは無料で利用可能
- インストール不要のブラウザベース型プラットフォーム
- 接続環境に応じた高品質なビデオ通話
- U Meeting限定の独自機能「PerfectCam」が魅力的
デメリット
- モバイル向けアプリが存在しない
- 録画機能がない
- VOIPによるダイヤルイン非対応
料金プラン
ベーシックプランは25名・最大30分まで無料。Pro 50プランは30ドルで50名まで、Pro 100プランは100名まで1つの会議に参加できます。
3. Zoom Meetings

1,000万人以上が利用する、世界で最も人気のあるオンライン会議ソフトの一つが「Zoom Meetings」です。手頃な価格設定に加え、直感的な操作感とPC・モバイル両方での素早いセットアップが、幅広いユーザー層に支持される理由といえます。
メリット
- 他のWeb会議ソフトと比べて低価格
- 1セッションで最大1,000人参加、49画面の同時表示に対応
- 文字起こし(トランスクリプト)付きで、会議をローカルまたはクラウドに保存可能
- チームチャットは最大10年間アーカイブ保存
- 会議・ファイルとも256bit TLS暗号化で保護
デメリット
- 市場にはさらに安価な代替サービスも存在する
料金プラン
充実の機能を備えたベーシックプランは無料で、最大100人が参加可能。少人数チーム向けのProプランは15ドルで、チーム管理ツールが付属します。Businessプランは月額20ドルで、1セッションあたり300人まで参加できます。
4. BlueJeans

「BlueJeans」は2009年にカリフォルニアで創業されたビデオ会議ソフトです。以来、クラウドベースのソリューションとオンライン会議プラットフォームを提供し続けています。Windows、Android、iOS、macOSなど主要OSに対応し、高音質で知られる「Dolby Voice」機能を搭載しているのが特徴です。
メリット
- インストール・操作が簡単
- 価格設定が手頃
- Dolby Voiceによる高音質通話
- 30日間の無料トライアルで、契約前に十分な検討が可能
デメリット
- 本記事の他ソフトと比べると機能が少ない
- ビデオ会議に軽微な不具合が生じる場合がある
料金プラン
無料のベーシック版はありませんが、代わりに30日間の無料トライアルを用意。月額15ドルのプランで50名まで、月額20ドルの上位プランで75名まで1つのセッションに参加できます。
5. Lifesize

2003年から開発が続けられているのが「Lifesize」です。本社はアメリカとドイツに構え、HD画質のオンライン会議とクラウドベースのコラボレーションプラットフォームを提供しています。
メリット
- ベーシック版が無料
- ビデオ通話の録画に回数制限なし
- 4Kビデオ会議に対応
デメリット
- 他のWeb会議ソフトより価格帯が高い
料金プラン
ベーシックプランは無料ですが、8名までという制限があります。スタンダードプランは月額17ドルで100名まで。その次のプランは月額15ドルで300名まで、リアルタイムのミーティング分析機能付き。最上位プランは月額13ドルで、なんと1,000名まで参加可能です。
6. Google Meet

オンライン上の課題に対するソリューションを数多く提供するGoogleが送り出すのが「Google Meet」です。ビジネス用途のニーズに応えるために開発されたG Suite(現Google Workspace)の会議ツールで、シンプルかつ高速なインターフェースが魅力です。
メリット
- Webアプリとして動作するためダウンロード不要
- 出張中の従業員向けに専用ダイヤルイン番号を提供
- Android・iOS向けの専用アプリあり
- 他のGoogleアプリケーションとのデータ連携が可能
- 本リストの中でも特に低価格
デメリット
- ベーシック版が無料ではない(他社は無料枠を用意していることが多い)
料金プラン
ベーシックプランは月額3ドルで100名まで。スタンダードプランは月額10ドルで150名まで。Enterprise版は月額25ドルで250名まで参加できます。
7. Skype

Microsoftが提供する「Skype」は、オンライン会議ソフトのパイオニア的存在であり、日本でも広く浸透している知名度抜群のツールです。無料版でも50名までの参加に対応しています。
メリット
- Windows PCにはプリインストールされており、Android・iOS・macOSでもすぐ利用可能
- 初期からのオンライン会議ソフトとして多くのユーザーに定着
- メールアドレスだけで相手を招待できる
- 会話のリアルタイム字幕機能や、ビデオ・音声・チャットの記録機能を搭載
- 背景をぼかして、グループの中の特定人物にフォーカスさせられる
デメリット
- Googleほど豊富なアプリ連携サポートはない
料金プラン
ベーシックプランは30日間の無料トライアルのみ。次のプランは10ドルで100名まで対応し、エンタープライズ版は月額20ドルです。
8. FreeConference

名前の通り無料で使い始められる「FreeConference」は、小規模な国際会議に最適なオンライン会議プラットフォームです。ソフトのインストールは不要で、ブラウザ版ですぐに動作します(必要に応じてモバイル向けの特別版もあり)。音声通話・ビデオ会議・テキストチャットに加え、画面共有やファイル共有機能も備えています。
メリット
- 画面共有・ファイル共有に対応
- 通話の録画が可能
- 会議の管理・スケジューリング・設定が直感的に行える
- Pro版ではYouTubeライブ配信が可能
- データ・メッセージはすべて暗号化で保護
デメリット
- 競合サービスと比べるとやや高価
- デスクトップ専用アプリがなく、ブラウザに依存
料金プラン
無料版はWeb参加者5名まで。スターターパックは月額10ドルで10名まで、プラス版は25ドルで50名まで。Pro版は34ドルで100名のWeb参加に対応します。
9. Cisco Webex Meetings

ルーターやモデムの製造で数十年の実績を誇るCiscoが提供するのが「Cisco Webex Meetings」です。在宅勤務を強力にサポートし、無制限の利用を可能にする点が多くのユーザーの安心材料となっています。Ciscoといえばセキュリティへの信頼は折り紙付きで、遠隔地のシステムをリモート操作する機能にも対応しています。
メリット
- 自分専用のパーソナルミーティングルーム
- 画面共有機能
- HD画質のビデオ通話
- 契約プランに応じたクラウドストレージ
デメリット
- 競合と比べるとやや割高
- GoogleやZoomのような外部ツール連携の充実度に欠ける
- PC用の専用アプリがない
料金プラン
30日間の無料トライアルでは200名まで参加可能。スタータープランは月額13.50ドルで50名まで、次のプランは18ドルで100名+クラウドストレージ容量付き。Businessプランは月額27ドルで、200名が同時に参加できます。
10. Google Hangouts

短時間の手軽な打ち合わせにぴったりなのが「Google Hangouts」です。Google Meetとは異なる、小グループ向けの軽量Web会議ソフトで、最大150名のチャットと、1セッション最大10名のビデオ通話に対応します。そのスピードと手軽さは、他のどのプラットフォームよりも際立っています。
メリット
- Windows・macOS・Android・iOSすべてに対応
- 動作が速く、とても使いやすい
- 256bit暗号化による安全な通信
- 完全無料で利用可能
- Androidスマートフォンにプリインストール済み
デメリット
- ビデオ通話の招待は10名まで
- デスクトップアプリが存在しない
料金プラン
無料で利用できます。
オンライン会議に関するよくある質問
Q. オンライン会議は何と呼ばれていますか?
ビジネス目的のオンライン会議は、総称して「ウェブ会議(Web Conferencing)」と呼ばれます。これにはウェビナー、ウェブキャスト、ウェブ会議など、さまざまな形式が含まれます。こうした会議ツールは、時間帯・場所・距離・労働環境といった、対面コミュニケーションの障壁を取り除いてくれます。
Q. Zoomがこれほど人気なのはなぜですか?
オンライン会議は一見シンプルに思えますが、世界各地の異なるネットワーク環境(ISPごとの設定や通信速度の違い)にいる複数人を、1つの会議につなげるのは容易ではありません。Zoomはそれらの課題を毎回安定してクリアする技術力を持ち、さらに無料版を提供していることも相まって、世界で最も人気のあるWeb会議ソフトの一つとなっています。
Q. ZoomとGoToMeeting、どちらを選ぶべき?
どちらも優れたソフトウェアです。大規模なビジネス会議を開催したい場合はGoToMeetingが適しており、20名未満の少人数での個人的な打ち合わせや小規模オフィスの会議であれば、Zoomが快適に使えます。
まとめ
今回は、高品質なビデオ会議を実現するオンライン会議ソフトを10種類紹介しました。それぞれ料金体系や機能に特徴があるので、チームの規模や用途に合ったものを選ぶことが大切です。
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