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Gmailアカウントにアクセスできなくなったときの復旧方法と事前対策

Gmailアカウントへのアクセスを失うのは本当に辛いものです。受信箱には私たちの生活そのものが詰まっています。大切な連絡先、思い出のやり取り、さらには迷惑メールまでも。パスワードを忘れてしまったり、ハッカーにアカウントを乗っ取られたりするのは最悪の体験であり、誰にも味わってほしくないものです。

しかし朗報があります。現在のGoogleは、アカウントから締め出された場合に備えて、複数の復旧手段を用意しています。

ただし、これらの方法がうまく機能しないケースもあります。だからこそ、事前にデータをバックアップし、最悪の状況に陥らないよう準備しておくことが重要です。以下で具体的な対策を紹介します。

バックアップ、バックアップ、とにかくバックアップ

「大切だと分かっていても面倒」という声はよく聞きます。しかし、ゼロからやり直す苦労に比べれば、バックアップの手間はごくわずかです。アカウントへのアクセスを失ったら、メールの内容はもちろん、連絡先を一から集め直すのがどれほど大変か想像してみてください。

Googleには「Google Takeout(データエクスポート)」という便利なツールがあり、Googleアカウント内のあらゆるデータをダウンロードできます。手順はGoogleフォトのアーカイブ取得と同じで、Gmailでも同様に利用可能です。「連絡帳」「Googleアカウント」「Mail」を選択すると、アーカイブファイルのダウンロードリンク一覧が表示されます。メールはMBOX形式で出力されるため、他のメールクライアントにも簡単に取り込めます。

以前使っていたパスワードを記録しておく

Gmailアカウントへの再アクセスを試みる際、Googleは本人確認の手段の一つとして「以前のパスワード」を尋ねることがあります。そのため、パスワードを変更するたびに古いパスワードを保存しておくのが賢明です。多くのパスワード管理ツールは過去のパスワード履歴を自動的に保持してくれるほか、新しいパスワードを別項目として保存し、古い項目を「Gmail(旧)」などに書き換えて残す方法もあります。

パスワード管理ツールを使わない場合でも、テキストファイルに記録することは可能ですが、必ず暗号化し、自分以外がアクセスできないようにしてください。

復旧情報を常に最新に保つ

問題が起きる前に、万が一アカウントから締め出されたときにGoogleが本人確認や連絡を行えるよう、必要な情報をすべて登録しておきましょう。

  1. Googleアカウントにサインインし、左側のメニューから「セキュリティ」をクリックします
  2. 「本人確認の方法(Ways we can verify it's you)」という項目までスクロールします
  3. すでに復旧用メールアドレスや電話番号を登録していれば、ここに表示されます
  4. 未登録の項目があれば、予備の連絡先情報を追加しておくことをおすすめします

復旧用メールアドレスを設定する

「本人確認の方法」ページで「復旧用メールアドレス」をクリックし、予備のメールアドレスを入力してEnterキーを押します。6桁の確認コードが記載されたメールが届くので、もう一方のメールアカウントでコードを確認し、このページに戻って入力すれば完了です。なお、確認コードの有効期限は24時間で、期限を過ぎた場合は再度コードを発行する必要があります。

復旧用電話番号を設定する

同じく「本人確認の方法」ページで「復旧用電話番号」をクリックし、「復旧用電話番号を追加」を選択してポップアップに番号を入力します。SMSで確認コードが届くので、それを入力欄に入力すれば設定完了です。

アカウントを作成した時期を思い出しておく

Googleが本人確認に使う質問の一つが「アカウントを作成したおおよその時期」です。筆者もこの記事を書き始めた時点では、Gmailがまだ招待制だった時代だということしか覚えておらず、正確な日付はまったく分かりませんでした。

アカウント作成当初のメールがまだ残っているなら、メールを「最も古い順」に並べ替えることで、おおよその作成日を特定できます。筆者の場合、クラウドストレージの容量を節約するため2016年以前のメールをほぼ削除してしまったため確認できませんでしたが、皆さんには有効な方法かもしれません。

パスワードを復元する方法

パスワードを忘れてしまった、パスワード管理ツールから誤って消去してしまった、その他何らかの理由でログインできない――そんなときは、Googleのアカウント復旧ページを利用しましょう。いくつかの質問に答えて本人確認を行うと、パスワードを変更できるようになります。

ただし注意点があります。Googleが尋ねてくる情報をすべて揃えられない可能性があるのです。例えば、以前のパスワード、復旧用メールアドレスや電話番号宛てに送られる確認コード、セキュリティの質問への回答(この機能自体、Googleがすでに廃止しています)などが挙げられます。これらが一つも用意できないと、復旧プロセスは解決策を提示しないまま「再試行」を求めてくるだけになってしまいます。

「Googleアカウントにログインできない場合」のヘルプページには他の選択肢もいくつか掲載されているので、手持ちの情報に応じて最も適した方法を試してみてください。

それでもダメな場合は…

アカウント復旧の際には、普段使いのブラウザを使う、いつも使用しているデバイスや場所からアクセスする、「旅行中だった」などの状況をロックアウトの理由として入力するといった工夫も有効です。

それでもすべて失敗してしまったら、思い切るしかありません。新しいGmailアカウントをゼロから作り直しましょう。冒頭でお伝えしたとおり、メールのバックアップは済ませてありますよね?

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